平成22年は、五年に一度の国勢調査の年です。今年も10月1日現在で、全国一斉に調査を行います。
9月下旬から、地域の調査員が自宅を訪問し、調査票と提出用の封筒を配ることでしょう。提出は調査票を専用の封筒に入れて封をし、調査員に回収してもらいます。また、今年からは、郵便での調査票提出や東京都のみですがインターネットによる回答方式もできるようになりました。不在がちなお宅では、わざわざ調査員の来訪を待たなくても便利になりましたね。
さて、国勢調査は、日本に住んでいる人のすべてが対象です。そうなると、視覚に障害のある人だけの世帯の場合は、どうなるのでしょう?
調べてみましたら、通常の調査票以外にも、拡大文字調査票と点字調査票があるのがわかりました。ただ、この調査票は、調査員が調査票を配布しに来た際に申し出ないともらえないそうです。その申し出により、後日、調査員が届けてくれるとのことでした。
拡大文字調査票は1枚で2名まで、点字調査票は1枚で1名まで記入できるとのことでした。必要に応じて、調査員に申し出ると良いでしょう。
また、どうしても自力では調査票に記入できない場合は、調査員に頼むと代わりに記入してくれるとのことです。調査員は、統計法による守秘義務が課せられているので、知り得た情報は絶対に話してはいけないことになっています。安心して、お願いしてみるといいでしょう。なお、調査の内容、調査票の記入方法などについて、わからない点がある場合はコールセンターへお問い合せてみてください。
国勢調査コールセンター:0570-01-2010
平成22年国勢調査は、人口減少傾向にある日本の未来を描くうえで欠くことのできない調査となるとのことです。忘れずに、提出しましょう。
参考:統計局ホームページ
統計局ホームページ/国勢調査 e-ガイド
統計局ホームページ/国勢調査コールセンター
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