Windows Insider Preview (20H1)の Microsoft IME を従来のタイプに戻す
2020年春の Windows 10 大型アップグレード(Windows 10 Ver.2004)では、日本語の Microsoft IME が大きく変わります。
Build 19608 現在、通知領域の「あ」や「A」を右クリックした際のメニューは、こんな感じ。
「Microsoft IME の設定」が開く「プロパティ」は、見当たりません。代わりに「設定」を押します。これで、「設定」の「Microsoft IME」が直接開きます。
「設定」の「Microsoft IME」は、とても深いところにあります。「設定」-「時刻と言語」-「言語」の「優先する言語」で「日本語」を選択すると表示される「オプション」ボタンを押し、「キーボード」にある「Microsoft IME」を選択すると表示される「オプション」ボタンを押すことでたどり着けます。
この設定変更により、従来の「Microsoft IME の詳細設定」画面は、表示されなくなります。設定変更は、「設定」内の「Microsoft IME」で行います。
しかし、どうしても新しい Microsoft IME だと不都合であるとか、不具合があると感じる場合は、旧 Microsoft IME へ戻すこともできます。例えば、新しい Microsoft IME では、従来「変換」タブの「詳細設定」で開くと「句読点変換」が使えるよう設定できました。しかし、新しい Microsoft IME には、この機能が見つかりません。
次のようにして、旧 Microsoft IME へに戻します。
- 「設定」の「Microsoft IME」で「全般」を選択
- 「互換性」のところに「以前のバージョンの Microsoft IME を使う」が見つかります。
- これを「オン」にすると、「IME バージョンの変更」画面が表示されるので、「OK」ボタンを押します。
以上で、従来の Microsoft IME に戻ります。
従来の Microsoft IME に戻しても不都合が発生するかもしれません。今のうちに、十分 Windows Insider Preview で確認し、不都合が発生する場合は、フィードバックHub で報告しておいてください。
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