「OneNote」アプリでページを間違えて書き換えてしまった場合
「OneNote」アプリを使っています。とあるページを間違えて書き換えてしまいました。何とか、元に戻したいのです。こんな場合、どうするといいのでしょうか?
この件は、2013年7月29日に OneNote 2013 でOneNote のページを間違えて書き換えてしまった場合 を紹介しました。OneNote 2016 の場合も似たような感じです。
Windows 10で使える OneNote には、Windows 7 などでも使えるデスクトップ版と Windows 10 のみで使うストアアプリ版の2種類あります。スタートメニューで確認すると数字のないのが Windows 10 専用のストアアプリ版です。
Windows 7などでも使えるデスクトップ版は、OneNote 2016 で開発が終了しています。Office 365 Solo や Office 2019 には、OneNote がついていません。よって、Windows 10 で Office 製品が搭載されていても OneNote 2016 がインストールされていない場合があります。
このページでは、Windows 10 の「OneNote」アプリで紹介します。
うっかりページを書き替えてしまった、直後の場合は、Ctrl+Z キーや「元に戻す」を使うと戻ります。「元に戻す」は、ツールバーの左端に表示されていることでしょう。
しかし、「OneNote」アプリを閉じてしまうと、もう、元に戻せません。OneNoteでは、ページの更新履歴が自動的に保存されるようになっています。そこから元に戻してみましょう。
- 右側の「ページの一覧」で、書き替えてしまった、ページで右クリック
- 表示されたメニューから「ページのバージョン」を選択
※メニュー内に「ページのバージョン」が見当たらない場合は、更新履歴がないので戻せません。 - 右側に「ページのバージョン」が表示されますので、書き替えてしまった日時より前を選択し、書き替える前が表示されるかどうか確認。
- 戻せたら、「現在のページにする」ボタンを押す。
タブレットやスマホの「OneNote」アプリの場合も、書き替えてしまった直後であればタッチキーボードのツールバー、一番右端に「元に戻す」ボタンが見つかるでしょう。
しかし、iPhoneで確認してみたのですが、「ページのバージョン」が見当たりません。そこで、PC のブラウザを使って「バージョンの表示」で残っていないかどうか確認します。ただし、Web 上からの場合は、同期するまでに時間がかかるのか、頻繁に更新した場合の履歴は残っていません。ある程度であれば間違えて書き換えてしまっても、以前の内容が保存されていることがあります。次のようにして確認します。
- パソコンでブラウザを使い、OneNote.com にアクセスし、「OneNote」アプリで使っている Microsoft アカウントでサインインする。
- ノートブックを開き、書き替えてしまったページの「セクション」を選択。
- 「ページの一覧」で、書き替えてしまったページで右クリック。
- 表示されたメニューから「バージョンの表示」を選択
- 更新履歴が表示されたら、書き替えてしまった前の日付を選択。
※「バージョンの表示」を選択しても何も表示されない、もしくは、戻したい更新履歴が見当たらない場合は、復元できません。 - 上部にメッセージバーが表示されるの、クリック。
- 表示されたメニューの「復元」を選択。
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