Edgeの「天気」カードに表示される市区町村名がおかしい
Windows 10 を使っています。Edge を起動させると「スタートページ」に「天気」カードが表示されます。そこに出ている市区町村名がおかしいのです。この県にそんな市は存在しないという表示になることもあります。これは、どうなっているのでしょう?
2015年8月15日に、Microsoft Edge 「天気」の地域設定について を紹介しました。今回は、少々違います。
私の環境でも、この現象はよく起こります。Edge を起動すると「天気」カードには、「富山県, 宮崎市」と表示されています。
私は、富山県在住なので、位置情報を拾っているのであろうと思われます。しかし、富山県に宮崎市は、ありません。この現象は、1台のパソコンだけでなく、どんな環境でも再現します。
まずは、「富山県, 宮崎市」の表示から、正しい表示になるようにしてみました。次のようにします。
- 「天気」カードの「富山県, 宮崎市」と書いてある部分をクリック
- 別タブで、「MSN お天気」が「富山県, 高岡市」で表示されます。
※画像は、広告の部分を抜いてあります。 - 現在の地域の右端にある下向き三角ボタンを押します。
- メニューが開くので、正しい市区町村名を入力します。
- 候補を選択し、「この場所をホームに設定」を押します。
- Edge を再起動させます。
- 「スタートページ」に選択した市区町村名で表示されます。
これで、「富山県, 宮崎市」とは、表示されなくなりました。
しかし、24時間ほど経過してから、Edge を起動させると、また「富山県, 宮崎市」の表示に戻ってしまいます。
このやり方で、富山市、滑川市、射水市、高岡市、魚津市などを設定して確認してみました。どの市区町村でも、24時間ほど経過すると「富山県, 宮崎市」の表示になってしまいます。このほか、「現在の場所を検出」で設定しても、やはり、24時間ほど経過すると、「富山県, 宮崎市」の表示になります。
どうも、富山県内は、MSN 天気が使っている Foreca で、うまく地名登録ができていない模様です。
そこで、自分の現在いる地域で表示させる場合は、次のようにしてみてください。
- 天気カードの右上にある「・・・」ボタンを押します。
- メニューが表示されるので、「編集」を選択
- 「常に現在地を検出する」にチェックをつける
- 「保存」ボタンを押す
- Edge をいったん閉じて、再起動する
「・・・」ボタンで、「常に現在地を検出する」にすると、市区町村の表示が漢字からアルファベット表記ですが、正しい市区町村名になりました。そして、この場合は、一日経過しても、市区町村名が変わることがありませんでした。
なお、Edge の「天気カード」は、「天気」アプリとも連携しています。「天気」アプリの「設定」(歯車マーク)-「全般」で「地域の設定」が「スタートページに設定された場所」になっている場合は、「常に現在地を検出する」に変更してください。
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