Windows 10:「Microsoft リモート デスクトップ」アプリ
2011年3月に自宅から会社のパソコンを操作する方法としてリモート デスクトップ接続の使い方を紹介しました。
自宅から会社のパソコンを操作する方法 【リモート デスクトップ接続 準備編】
自宅から会社のパソコンを操作する方法 【リモート デスクトップ接続 実践編】
この時は、デスクトップ版アプリの「リモート デスクトップ接続」でした。
さて、Windows 10 になりまして、ストアアプリ版の「Microsoft リモート デスクトップ」アプリがあるのに気がつきました。
次のようにするとリモート デスクトップ アプリを利用することができました、まずは、設定の確認をします。
リモートデスクトップで接続できるエディション
Windows 10 Pro もしくは Windows 10 Enterprise
※Windows 10 Home の場合は、利用できません。
接続先のパソコンの設定を確認
- 「設定」-「システム」-「リモート デスクトップ」を開きます。
- 「リモート デスクトップを有効にする」を「オン」にします。
次の項目を確認
- PC名:「設定」-「システム」-「リモート デスクトップ」の「この PC に接続する方法」のところに、PC名が記載されていますので、その名前を控えます。
- ユーザー名:「設定」-「アカウント」-「ユーザーの情報」でサインインする際のMicrosoftアカウントを控えます。
※「ローカル アカウント名」で利用できるかどうかは、確認していません。
以上で準備完了です。
では、「リモート デスクトップ」アプリで接続してみましょう。
- 接続するパソコンで「リモート デスクトップ」アプリを起動
- 右上の 「+追加」を押します。
- 「追加する項目を選択」で「デスクトップ」を選択
- 「PC名」欄に接続先のPC名を入力し、 「保存」ボタンを押します。
- 左側に追加された「保存したデスクトップ」が表示されますので、クリックします。
- 接続が始まり、「ログイン」画面が表示されます。「ユーザー名」欄にユーザー名を入力。「パスワード」欄にそのパスワードを入力し、 「接続」ボタンを押します。
- 「証明書を受け入れて接続しますか?」と表示されたら、よく内容を確認して「接続」ボタンを押します。
接続先のデスクトップが開きます。
メニューは、中央部の「・・・」ボタンを押します。
右側にメニューが表示されます。
全画面表示にすると、自分のパソコンのような感覚で操作ができます。なお、「Microsoft リモート デスクトップ」アプリは、接続したいパソコンを複数登録して保存が可能です。
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