Windows 10:Paint 3D のマジック選択
Windows 10 Creators Update の一般公開も2017年4月11日(米国時間)に決まり、2017年4月3日現在、Windows 10 Insider Preview 版は、Build 15063.11 です。
さて、Paint 3Dを確認してみましたら、新機能が追加されているのがわかりました。「マジック選択」です。
なお、Paint 3Dに関しては、私のところでも下記のように紹介しています。
Windows 10:Paint 3D Preview を2Dの「ペイント」風に使う【図形描画編】
Windows 10:Paint 3D Preview を2Dの「ペイント」風に使う【サイズ変更編】
Windows 10 IP:Paint 3D で立体画像の作成方法
Paint 3Dの「マジック選択」ボタンには、「もっとも重要な部分を検出し、画像からその部分を取り出します。」と書いてあります。
平面画像から、主となる画像を取り出して、背景と分けてくれる機能のようです。実際にどうやるのか確認してみました。次のようにします。
- Paint 3Dを起動し、画像を貼り付けます。
貼り付ける画像は、背景と分離しやすいシンプルなものがいいでしょう。 - 右側が「2Dの選択」タブになります。しかし、画像を挿入したばかりは、「マジック選択」ボタンが無効になっています。なお、角度の調整が必要であれば、画像上部のボタンを使って調整します。調整後は、任意の個所を押して、いったん選択を解除します。
- マウスなどでドラッグして画像を選択し直します。
- 右側の「2Dの選択」で「マジック選択」ボタンが利用可能になりますので、「マジック選択」ボタンを押します。
- 右側が「マジック選択」の操作画面になります。画像は、切り抜きたい部分の選択されています。未選択の部分は、黒っぽい表示になっています。切り抜きたい部分を増やしたい場合は、「選択」ボタンが有効になっているのを確認して、追加します。間違って選択されている場合は、「削除」を有効にします。選択や削除は、あまり難しく考えず、「このあたり」とマウスやペンで押すだけでした。
- 作業が終わったら下部の「チェック」ボタンを押します。なお、「×」ボタンはキャンセルです。
これで、主要画像の抜出が完了しました。下部のコントロールバーで「編集」から「3Dで表示」に切り替えます。
以上で、どんな感じに立体化できたか確認できます。「スクリーンショットを撮る」でキャプチャーも可能。
こんな感じでできました。画像は、我が家のオリジナルキャラクター Windows のテンちゃん。原画のしっぽの部分に、影を付けているのです。それが、背景に残ってますね。
なお、プロジェクトとして保存すると、後で作成を続けることができます。
続きを作成する際は、ペイント 3Dを起動してから「開く」を選択します。「最近使用したプロジェクト」から開けるようになっています。
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