Windows 10 :Creators Update 後の Windows Update
Windows 10 の「設定」-「更新とセキュリティ」-「Windows Update」に変更があります。
Ver.1607 では、こんな感じ。
Creators Update 後の Ver.1703 では、こんな感じになりました。
Windows Update の状態を表すアイコンがつきました。これは、緑のチェックマーク以外を見たことがないので、気がついたら更新します。
「アクティブ時間の変更」も変わっています。Ver.1607 では、開始時刻から終了時刻まで最大12時間でしか設定できませんでした。
それ以上長く設定しようとすると、「アクティブ時間は 1 ~ 12 時間の間で設定できます。」と表示され、「保存」ボタンが押せませんでした。
これが、Ver.1703 では、最大18時間まで設定できるようになりました。
これも、18時間よりも長く設定しようとすると、やり直すよう促され「保存」ボタンが押せません。
アクティブ時間外になっているのに、ユーザーがPCをまだ使っているなどして、再起動できない場合は、こんな感じでメッセージが表示されます。
また、「再起動のオプション」に「追加の通知を表示」という項目があります。ここを「オン」にしておくと、再起動の前にリマインダーを設定できるメッセージが表示されるとのことです。
「再起動のオプション」の「追加の通知を表示」を「オン」すると、どうなるのかは、Windows 10:Windows Update の再起動の時間を指定する でどうぞ。
さて、よく聞かれるのが、Windows Update の更新プログラムのインストールを延期したいということです。この設定は、「Windows Update」の下部にある「詳細オプション」を開くと確認できます。
Ver.1607 では、Windows 10 Proでできました。「機能の更新を延期する」にチェックを付けると、延期できます。
Windows 10 Home は、変わらず、延期できません。
Windows 10 Pro では、かなり設定項目が増えました。
機能更新プログラムは最大365日間、品質更新プログラムは最大30日間延期可能でした。また、更新の一時停止は、最大35日間可能です。
ただし、これは、製品版の場合でした。Windows 10 Insider Preview 版は、Windows 10 Proでも表示が違います。更新の一時停止しかできません。しかも、最大7日間です。
Insider Preview ですからね。より安定したBuildで使いたい場合は、Windows 10 Insider Preview の新ビルド配信のタイミングについて を参考に新しいBuildを受け取る頻度を変更してみてください。また、Insider Preview 版から製品版に戻そうと思う方は、今がチャンスです。既に、製品版版は Build 15063.13、Insider Preview版は Build 15063.14で製品版よりも0.01多いですが、ここで止めておけば大丈夫です。
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