Windows 10:「メール」アプリで本文中のURLをクリックしてもWebページが開かない
Windows 10で「メール」アプリを使っています。受信したメールの最初の方では、URL をクリックするとブラウザが起動して、該当ページが開きます。ところが、同じメールなのに、最後の方の URL は、クリックしても何も起こりません。しかし、URLをコピーしてブラウザのアドレスバーに貼り付けるとちゃんとWebページが開きます。これは、どうなっているのでしょう?
Windows 10 の「メール」アプリ、バージョン 17.7705.42037 で確認してみました。
一般的には、「メール」アプリで受信したHTML形式やテキスト形式のメール本文中に URL の文字列があると、送信者がハイパーリンクを張っていなくても、点線下線が表示されます。
この点線下線が表示されているURLの部分をクリック、もしくはタップすると、ブラウザが起動して該当Webページが開きます。
しかし、大量に URL が盛り込んであると「メール」アプリでは、そのすべてを認識できなくなるようです。このブログのURLを90個ほど盛り込んでメールを送信してみたところ、再現させることができました。下記画像のように、同じメール本文中なのに、途中から(赤線より下)URLの部分の点線下線が非表示になりました。
「メール」アプリでは、本文中の総文字数がある一定を超えると(我が家の環境では、上記画像の場合の本文とURLでは9,730文字から、URLだけを送信した場合は10.094文字からで再現)、この現象になりました。
さて、点線下線が非表示になってしまった URL からは、クリックやタップをしても該当Webページを開くことができません。その場合は、URL文字列をコピーし、ブラウザのアドレスバーに貼り付けてアクセスしてください。
この現象を「フィードバック Hub」で確認してみたところ、既に報告済みでした。
お困りの方は、「そのコメントに一票」を押しておいてください。
なお、この現象は、Outlook 2016であれば起こりません。
2016年12月19日 追記:
この現象が起きるメール本文を見てみたいというご要望がありました。そこで、現象の起きたメールマガジンの本文をテキスト化しました。
メール本文テキスト ダウンロード
上記ダウンロードリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」でダウンロード後、「メモ帳」などで開きます。(クリックしてブラウザで開くと文字化けすることでしょう)全文をコピーして、「メール」アプリに登録してあるメールアドレス宛に送って確認してみてください。
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