Windows 10:Paint 3D Preview を2Dの「ペイント」風に使う【図形描画編】
Windows 10 Insider Preview Build 14971で日本語版でも「Paint 3D Preview」が使えるようになりました。
「Paint 3D Preview」は、立体的な画像を作れるアプリです。
参考:Paint 3D Preview から3Dが一般でも普及する? – 高橋 忍のブログ
まだ、英語表記のアプリですが、スタート画面に使い方の動画が用意されていますので、イメージがつかめることでしょう。
さて、それと同時に、「Windows アクセサリ」内にあった従来の「ペイント」が起動しなくなりました。「ペイント」のアイコンはあるのですが、起動しようとすると「Paint 3D Preview」が開きます。従来の「ペイント」が利用できなくなりました。
とはいえ、Paint 3D Previewでは、3Dの画像だけでなく、ペイントのように平面の画像の編集も可能です。例えば、今まで、パソコンの使い方を解説する際に、どこを押したらいいのかといったキャプチャー画面に赤枠をつける作業をペイントでしていました。そんな作業をPaint 3D Preview では、こんな風にします。
- Snipping Tool などで画面をキャプチャーしてから、Paint 3D Preview を起動
- Paint 3D Preview スタート画面の「Paste」を選択
※「New」で起動した場合は、「Backdrop」を選択して、貼り付けるといいでしょう。 - 下部のスライダーで画像全体が見えるよう、調整
※ナビゲーションバーの「Settings」-「Perspective」をオフにすると、3Dの奥行表示がなくなり、グレー表示になります。 - 上部の「Stickers」を選択
- 右の欄から「2D shapes」を選択
- 開いたメニューから四角「Rectangle」を選択
- 四角形が描画されるので、適当な大きさにドラッグ
「Fill」は「None」で塗りつぶしなし
「Line type」で赤色を指定
太さは、「Thickness」で指定。 - 出来上がったら描画した四角の右にある「スタンプを押す」みたいなアイコンを押すと完了。
- 直線は、「Tool」にある「Line」を使います。
- 文字入力は、「Text」の「2D text」を使います。
※まだ、英語版だからか、縦書き用のフォントは表示されません。横書きのみです。 - 保存は、ナビゲーションバーの「Save as」から「Export」を選択すると2Dの画像として保存されます。
なお、どうしても従来のペイントが使いたい場合は、Paint 3D Preview をアンインストールします。これで、従来のペイントが起動するようになりました。再インストールは、Paint 3D Preview で可能です。
参考:ペイントとPaint 3Dの違い – 高橋 忍のブログ
さて、ブログでこういった使い方を説明をする場合、複数のキャプチャー画面を次々に貼り付けて、赤枠つけて・・・と順番に作業する必要があります。しかし、Paint 3D Preview は、1つしか起動できないので、複数のキャプチャー画像を残しながら作業できません。そこで、今回、どうしたか?というと、PowerPoint に画像を張り付けて、赤枠をつけ、画像をグループ化してから、ブログの画面に挿入しています。
2016年11月27日 追記:
Windows 10:Paint 3D Preview を2Dの「ペイント」風に使う【サイズ変更編】 もどうぞ。
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