Office 2013がインストールされているパソコンに OneNote デスクトップ版をインストールすると!
OneNote が無償で利用できることを2014年3月に OneNote 2013 無償版公開! で紹介しました。2015年10月現在は、実に様々なデバイスで利用可能になった OneNote。バージョンは、常に最新のものがインストールできます。
ここにきて、困ったことが起こります。Office 2013搭載機に、現在、OneNote デスクトップ版をインストールしようとすると、下記のようなメッセージが表示されます。
いくつかの古いアプリを削除する必要があります。
一部の古いアプリは、Office 2016で動作しません。新しいOfficeをインストールする前に、次のアプリを削除する必要があります。
そして、削除する必要のあるMicrosoft Office 製品が表示されています。ここでうっかり「削除して続行」ボタンを押してしまうと、既存の Microsoft Office 製品はアンインストールされてしまいます。今まで、使えていた Word 2013やExcel 2013などが使えなくなってしまうわけです。
似たような現象は、Office 2013 のインストールされている環境に、PowerPoint 2016 をインストールすると Office 2013 が削除される: パソコンのツボ ~Office のTIP でも紹介されています。
Office Personal 2013 のインストールされている環境に、PowerPoint2016(Office 2016の各製品)をインストールすると、Office Personal 2013 は削除されてしまいます。
Click to Run 形式で提供されている、Office 2013 と Office 2016 を共存させることはできません。
「Click to Run 形式」というのは、「クイック実行」とも呼ばれます。クイック実行版の Office 2013 と Office 2016が共存できません。また、このほかにも、クイック実行版と従来の Windows インストーラー版も共存できません。
現在、OneNote のダウンロード ページで、OneNote のバージョンを選択することはできません。Office 2013をお使いの場合は、ご留意ください。
2016年10月22日 追記:
Office 製品の仕様が変更されました。詳細は、Office 2013の環境に Office 2016 製品が追加できる! でどうぞ。
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