あと1年でWindows XP と Office 2003のマイクロソフトからのサポートが終了します
日本時間の2014年4月9日、マイクロソフト サポート ライフサイクル ポリシーに基づき、 Windows XP Service Pack 3 (SP3)、Windows XP 64 ビット版 SP2 および Microsoft Office 2003 Service Pack 3 (SP3) の製品サポートが終了します。
サポート終了後は、マイクロソフトよりこれら対象となる製品への「セキュリティ更新プログラム」などの重要なサービスの提供がなくなります。
セキュリティ更新プログラムとは
マイクロソフトが提供する各種ソフトウェアのセキュリティ関連の脆弱性 (弱点) を修正するために提供される修正プログラムです。定期的に提供されるものだけではなく、脆弱性の深刻度に応じ緊急的に提供されるものもあります。脆弱性を修正しない状態でインターネットに接続すると、ウイルス感染や情報漏洩などのリスクを伴う場合があります。
ただし、Windows XP や Office 2003搭載機でも、インターネット回線を全く使わずに書類を作るだけとか、はがきを印刷するだけとか、よそのパソコンからデータをもらわないという場合は、そのまま使い続けても構いません。
しかし、メールのやり取りをするとか、パソコンでのテレビ電話をするという場合は、インターネット回線を使います。インターネット回線を使う環境で安全、かつ快適にパソコンを利用するためには、最新版へ乗り換える必要があります。
まだ、Windows XP や Office 2003をお使いの方は、早急に新しい製品に乗り換えましょう。
とはいえ、現在お使いのWindows XPに、最新のOSである Windows 8 をインストールして使うのは、お勧めできません。Windows XP 搭載機の場合は使用をあきらめ、新しく購入なさった方が無難です。ぜひ、新規購入をご検討ください。
まだ、1年ありますが、もうすぐですよ。
参考:Windows XP-Office 2003 をご利用のお客様へサポート終了の重要なお知らせです Microsoft
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