Office 2010 の「ポップヒント」の言語を切り替える
Office 2010 の Word や Excel、Outlook、PowerPoint、Publisher、そして、OneNote のボタンやメニュー、ダイアログ ボックスでは、マウスで押させると、その説明をポップアップで教えてくれるようになっています。
これを「ポップ ヒント」と言います。
この「ポップ ヒント」が、Office 2010では、7か国語で表示切替ができるようになっています。
※この機能は、Office 2010 から追加されたものなので、Office 2007 以前のバージョンにはありません。
対応言語:中国 (中国)、English (米国)、Français (フランス)、Deutsch (ドイツ)、日本語 (日本)、Русский (ロシア)、Español (スペイン)
Office 2010 日本語版で確認してみたところ、初期設定から「English (米国)」がインストールされていました。こんな風にして切り替えてみてください。
Office 2010 のポップヒント言語の切り替え方
- Office 2010 でポップヒント言語の切り替えのできる製品を起動する
今回は、Word で説明いたします。 - 「ファイル」をクリックし、表示された画面の左側にある「オプション」をクリック。
- 「Word のオプション」が表示されるので、左側にある「言語」をクリック。
- 「Wordのオプション」の「言語」が表示されます。
これは、Language Pack をインストールしていない日本語バージョンのものです。 - 下の方に「ポップヒント言語の選択」が見つかります。「ポップヒント言語の設定」の初期設定は「表示言語と同じにする」です。▼ボタンをクリックすると、現在インストールされている言語が見つかりますので切り替えます。
- 「OK」ボタンをクリックして「Word のオプション」を閉じます。
これで、ポップヒントが切り替えた言語で表示されるようになります。
なお、タブの名称も切り替えた言語で表示されるので、かなり便利なことでしょう。
そして、一つの製品を切り替えれば、後の製品もすべて切り替わります。
「英語(米語)」以外の言語を追加したい場合
「ポップヒント言語の選択」の下にある「Office.com からその他のポップヒント言語を取得する方法」をクリックします。
ブラウザが起動して、「Microsoft Office ScreenTip Language - 言語パック」のページが開きます。このページより、お使いのOfficeのシステム(32bit か 64bit)に応じた言語パックをダウンロードし、インストールしてみてください。
2013年4月27日 追記
Office 2013が出始めて、「Microsoft Office ScreenTip Language - 言語パック」のページが Office 2010用から Office 2013用に変わりました。詳細は、Office 2010 の言語パックが欲しいでご確認ください。
Office 2010 のポップヒントダウンロードページが公式ダウンロードページに移りました。下記ページからダウンロードしてインストールしてください。
マイクロソフト公式ダウンロード センターから Microsoft Office ポップヒント言語 をダウンロード
Office 2010 のシステム確認方法
- Office 2010 製品を起動し、「ファイル」をクリックして「ヘルプ」と進みます。
- 右側に表示された「バージョン情報」の最後の( )内で確認できます。
32 bit 版の場合
64 bit 版の場合
インストールが完了し、Office 製品を再起動させると、こんな風。下記画像は、ポップヒントの言語に「フランス語」をインストールして設定してみたところです。
従来の Office 製品では、ユーザーが理解できない言語でインストールされた Office 製品の場合、そのユーザーの使う言語パックを別途インストールする必要がありました。「ポップ ヒント」をユーザーの都合の良い言語に設定すれば、言語パックを別途インストールする必要がなくなることでしょう。
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