「○○君いますか?」という電話
久々の迷惑電話シリーズです。
我が家では「家庭教師します」の電話が一段落したところですが、最近になってよくかかってくるのが、唐突に「○○君いますか?」というフレーズから始まる妙な電話。長男が20歳になりまして、急にこんな電話がかかってくるようになりました。それは、こんな電話です。
私「はい、もしもし」
女「○○君いますか?」
若者特有の唐突な言い方です。 事務系の職業をしたことがないような学生のような言い方。 ところで、家の息子は、すごく読みにくい名前です。それをすらっと言いましたから「知り合いかな?」とも思えました。
私「いえ、いませんけど」
女「△△と言いますけど。電話があったと伝えてもらえますか?」
私「どちらの△△さんですか?」
女「△△と言ってもらえば、わかりますから」
この辺で、この女性の言葉が共通語であるのに気がつきました。丁寧な言葉を喋っていても、こちらの方言はイントネーションが独特なので、ごまかせない部分がありますからね。 とりあえず、こちらも共通語で話すことにしました。
私「家の子は、あなたの電話番号を知っているかしら?」
女「そうですね。私の番号は、090-****-**** です」
私「090-****-**** ですね。
それでも、一応、どちらの△△さんなのか教えてくださいな」
女「本当に△△だと言ってもらえばすぐわかりますから(笑)。じゃぁ。」
と電話を切ったわけですが・・・
電話がかかって来た時間帯は、授業中。 とりあえず、卒業アルバムをひっくり返して、該当する姓の女性を探してみました。 しかし、小・中・高のクラスメートでは、一人もいませんでした。すぐに、息子にすぐ連絡するのは控え、帰宅してから聞いてみると・・・
「△△?知らない」
とりあえず、クラスメートにはいませんでしたが、高校で同じ学年に該当する姓の子がいました。近所に同じ高校へ行った子のお母さんへ聞いてみましたら、高校の友達でそんなわざわざ自宅に電話をかけてまで何かするような話なんてないとのこと。
そうか、それならば!と思い「○○君いますか? 電話」でググッてみたら、あるある!
どうも勧誘の電話のようです。呼び出して何かを売りつけるデート商法。
電話に親が出た場合、会社名や用件を言ってしまうと取り次いでもらえないと業者もわかっているようですからね。あえて友達のように振舞って、取り次いでもらおうとするようです。
ということで、こんな電話で気をつけることは下記の通り。
- こちらの情報を教えない
電話に出た際に、こちらの名字さえも言わない方が無難です。また、相手が名前を間違って言うこともあります。そんな時に、正さない。友達なら間違って言うはずありません。「そんな名前の子はいません」と切ってしまいましょう。 - どこの誰なのか、はっきりするまで取り次がない
相手は、自分の下の名前、どこでの知り合いなのかを全く言いません。「○○での友達?」何ていう聞き方をしないように気をつけて、相手がどこの誰なのかわからないのなら取り次がないようにした方が無難。 - 電話番号を聞いても、電話をかけ直さない
本当に用事があるのなら、再度、電話してくるでしょう。 - 「携帯番号を教えて」と言われても教えない
「言えばすぐわかる」という友達なら、直接会って聞けるはずですからね。 - 合言葉を言ってもらう
あまりに頻繁にかかってくるようなら、自宅に電話をかけてくる場合の合言葉を友達に伝えておいてもらうと良いようです。決めてなくても「知り合いなら、我が家に電話してくる場合の合言葉を知っているはずですけど」とすっとボケてみるのも手です。
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ささもとさんのブログから着ました(^^
自分の場合苗字が大変読みにくいので
正確に読める人にしか取り次ぎません(w
読めなかった人には自分が出てても
留守番だから用件伝えるよと言ってトボケます
したら大抵
>>女「△△と言ってもらえば、わかりますから」
的な反応が返ってきますね。
投稿: RVF | 2008年12月12日 11:50
RVFさん、いらっしゃいませ!
わが子への電話とはいえ、二十歳過ぎている子ですからね。
親としては、「相手に失礼があっては・・・」と考えてしまいます。
しかし、自分のことは全く素性を明かさないなんて思いっきり失礼な電話ですよ。
これからは、もう少し対応を考えようと思いました。
投稿: ラム | 2008年12月13日 13:40