IE8 Beta2 をインストール
早速、Internet Explorer 8 Beta2 をインストールしてみました。
Internet Explorer 8: ホーム ページ(日本語版)
なお、マイクロソフトでは Internet Explorer 8 のベータサポートをしています。Internet Explorer 8: ヘルプとサポートに「電話によるサポート」が紹介されていますので、どうしても解決しない場合は、利用してみるといいでしょう。また、テストをしていて見つけた不具合の報告方法は、IE8 Beta2 で変なページを見つけたらをご覧ください。
ご注意!(2008年8月30日 追記)
いろいろな質問掲示板で「IE8 の使い方を教えてください」とか「IE8で、こんな現象が起きます。どうしたら解決しますか?」と言った質問を目にするようになりました。IE8 は、2008年8月現在、ベータ版です。ベータ版というのは、テスト版という意味で、正規版ではありません。どんな不都合、不具合が起きるかは、開発社である Microsoft でも全てを把握しきれていません。その起きた不具合の情報を Microsoft でも集めている段階なのです。よって、使い方がわからない、不具合を自力で解決できないという方がベータ版を使うことは、お勧めできません。ぜひテストをしてみたい!と強く思われる場合のみ、インストールしてみてください。
さて、私も Windows Vista SP1 へインストールしてみました。
まずは、IE8 Beta1 を残したまま、インストール作業開始。しかし、「お使いのコンピュータに以前の Internet Explorer 8 のビルドがインストールされています。最新バージョンの Internet Explorer 8 をインストールする前に以前の Internet Explorer 8 を削除する必要があります」と出ます。
「OK」ボタンをクリックして、作業中断。
IE8 Beta1 のアンインストールの仕方
Windows Vista の場合
- コントロールパネルの「プログラムと機能」を開く
- 左側にあるタスクから「インストールされた更新プログラムを表示」を選択
インストールした全ての更新プログラムが表示されるまでしばらく待ちます。 - 表示された一覧から「Windows Internet Explorer 8」を選択し「アンインストール」をクリック。
- パソコンを再起動。
Windows XP SP2 の場合
- コントロール パネルの「プログラムの追加と削除」を開く。
- 「Internet Explorer 8」 を探します。
表示されない場合は、上の方にある「更新プログラムの表示」にチェックをつけてみてください。 - 「Internet Explorer 8」を選択し「削除」ボタンをクリックしてアンインストールします。
- パソコンを再起動
Windows XP SP3 の場合
やり方は、XP SP2 と同じなのですが、IE8 を削除できない場合があります。詳細は、IE7 搭載 XP に SP3 を入れたらでご確認ください。
準備ができたところで、再挑戦。
IE8 Beta2 のインストール方法
- ダウンロードした IE8 Beta2 プログラムを実行。
- Internet Explorer 8のインストール画面が表示されるので「次へ」をクリック。
- ライセンス条項に同意。
- 更新のプログラムをインストールするかどうか確認され(更新のプログラムは、インストールしましょう!)
- インストール作業開始
- インストール完了後は、パソコンを再起動の必要があります。
- パソコン再起動後、IE8 Beta2 起動。
- 以前のバージョンで、IE にアドオンを組み込んでいた場合は、「このアドオンは、Internet Explorer 8 では、正しく動作しません」とメッセージが表示される場合があります。
私の場合は、Google ツールバーが引っかかりました。IE8 Beta2 のリリースノート にも 「Google ツールバーは、互換性の警告が表示されます。」とあります。「このアドオンを無効にする」を選択して「OK」ボタンを押してみてください。
※Google ツールバーを組み込みたい場合
IE8 Beta2 に Google ツールバーを組み込むでご確認ください。 - 「Internet Explorer 8へようこそ」画面が表示。「これまでにアクセスした WEB サイトを基にして WEB サイトを取得しますか?」とあります。
「サイト候補とは、閲覧履歴を使用して個人用WEB サイト候補を作成するオンラインサービスです。サイト候補はいつでも無効にできます」と説明されています。面白そうなので「はい、サイト候補を有効にします」にチェック。すると、「次へ」がクリックできるようになりました。
※「サイト候補」を無効にしたい場合
設定完了後、「サイト候補」が有効になっている場合、コマンドバーの「ツール」メニュー内にある「サイト候補」にチェックがついています。クリックするとチェックが外れて無効にできます。 - 「既定設定の選択」画面が表示されます。
「高速設定を選択する」か「カスタム設定を選択する」か求められました。「高速設定」にすると「検索プロバイダー: Live Search」「アクセラレータ プロバイダー: Windows Live Spaces のブログ、Live Map の地図、Live Mail の電子メール、Windows Live で翻訳」と決められてしまうようです。「カスタム選択」にすると、「検索プロバイダー」と「アクセラレータ プロバイダー」をセットアップ完了後、他のプロバイダーを選択できるWEBページを表示するよう設定できます。また、アクセラレータに関しては、無効にすることもできます。
「カスタム」で他のプロバイダーを選択できるWEBページを表示するよう設定して確認してみましたところ、検索プロバイダーは、日本でよく使うであろうところが表示されました。「アクセラレータ プロバイダー」は、ブログ、メール、翻訳は、MS と Google、マップは、MS、Google、Yahoo! と選択できます。
選択すると、上記のようなメッセージが表示されます。この件は、後日で紹介しましょう。「アクセラレータ プロバイダー」に関しては、IE8 Beta2 のアクセラレータをご参照ください。 - さて、
既定設定の選択をカスタムにしたからか(以前のバージョンに組み込んでいたアドオンが引っかかったからでした。)、完了すると IE8 Beta2 のリリースノートページが日本語で表示されました。また、規定設定の選択をカスタムにしたので、別タブで検索プロバイダーやアクセラレータ プロバイダーのページが開き、自由に選択ができるようになっていました。
なお、ツールバーに、Beta1 にあった「Emulate IE7」のボタンは無くなっています。その代わり「互換表示」というアイコンがアドレスバーの所にできています。そして、「Page」「Tools」も日本語表記になり、「セーフティ」という項目が増えています。
以上、IE8 Beta2 のインストールレポートでした。
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Internet Explorer 8 Beta2(日本語版)ダウンロード開始が開始されました。
ダウンロードサイトは以下の通り。
Windows Vista 64-bit Edition および Windows Server 2008 64-bit Edition 用 Windows Internet Explorer 8 ベータ 2
[http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=87809432-919c-44c..... [続きを読む]
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