Ctrl+= ってどうするの?
Word 2007のリボンを眺めていて面白いことに気がつきました。
「ホーム」タブ内の中に「上付き」と「下付き」のアイコンがあります。そこをマウスで押さえるとコメントと共にショートカットキーが表示されるのですが・・・。
「下付き」のショートカットキーは、Ctrl+= と表示されました。
さて、この場合、どのキーを押しますか?
Ctrlキーと数字の0キーの右隣にある = と描かれている2つのキーだけを押しませんか?残念ながら、それでは、このショートカットキーは作動しません。
正解は、Ctrlキーと Shiftキーに =と描かれているキーなのでした。
Shiftキーも入れる!?
そう、= は、Shiftキーを押しながらじゃないと表示されないからです。
それにしても、変なこと書いてあるなぁと思ったのです。何で、Ctrl+Shift+-キーじゃないのでしょう?最初、テンキーの「-」が使われるのを避けるためかな?と思ったのです。
しかし、「上付き」のショートカットキーを見て愕然としました。
Ctrl+Shift++ と表示されているのです。
当然ですが、テンキーの「+」キーを使っても作動しません。何でこれも、Ctrl+Shift+;キーじゃなくて、Ctrl+Shift++ なのでしょう?
「あれぇ?変なの!」と思い、Word 2007のヘルプで「上付き」「下付き」を確認してみたところ、こんな風に記載されていました。
・ [ホーム] タブの [フォント] で [上付き] をクリックします。または、Ctrl キーを押しながら Shift キーを押してから、= キーを押します。
・ [ホーム] タブの [フォント] で [下付き] をクリックします。または、Ctrl キーを押しながら = キーを押します。
これでは、両方とも下付きになってしまいますよねぇ・・・。
実際と違います。どうしてなのでしょう?
どうも、これは、英語キーボードと日本語キーボード差に何やら関係があるようです。そこで、英語キーボードの画像を検索してみました。
参考:英語キーボードレイアウト
上記参考サイトで英語キーボードを見ると、Back Spaceキーの左隣に単キーで押せる =キーがありました。しかも、このキー、Shiftキーを押すと+が表示されるようになっているのです。英語キーボードだと、Shiftキーを押さなくても、=が表示できてしまうから、Ctrl+= なのですね。そして、上付きは、そのままShiftキーを押せばできるはずなのですが、日本語キーボードではできないので、こんな複雑なことになってしまったのでしょう。
この他にも、Shiftキーと一緒に押さないといけないキーがあるかな?と思ってリボン内を探してみたところ、これだけ見つけました。
「ホーム」タブ内
フォントの拡大:Ctrl+>
フォントの縮小:Ctrl+<
編集記号の表示/非表示:Ctrl+(
「挿入」タブ内
数式:Alt+=
フォントの拡大・縮小の記号は、>が「大なり」で、<が「小なり」です。「大なり」で段々大きくなる、「小なり」で段々小さくなるという記号の意味も踏まえてショートカットキーに採用したもよう。編集記号の表示/非表示の ( の理由は、わかりませんでした。数式の = は、数式だからかな?
それにしても、何だか、複雑なことをしているなぁ・・・
とにかく、英語キーボードの仕様を主にしているので、仕方ない模様です。日本語キーボードの場合は、Shiftキーも一緒に押さないと表示されない記号がショートカットキーとして使われている場合、Shiftキーを押すことをお忘れなく。
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