カテゴリー「Windows 英語版」の記事

2017年9月10日

Surface Pro:日本語キーボードなのに一部のアプリで英語キーボードと認識される

新しい Surface Pro (2017)を使ってみています。キーボードは、日本語キーボードなのですが、少し変な現象があります。こんな具合です。

  • メモ帳や Word、Internet Explorer
    日本語入力:問題なし
    半角英数字入力:問題なし
  • Cortana 検索バーや Microsoft Edge のアドレスバー、「メール」アプリ
    日本語入力:問題なし
    半角英数字入力:英語キーボードとして認識される

一部のアプリでのみ、半角英数字入力すると日本語キーボードを使っているのに、英語キーボードとして認識されてしまいます。

以前から マイクロソフト コミュニティ でもよく質問があがっている現象です。日本語キーボードと英語キーボードは、一部キーの配置が違います。このため、例えば、Shift+2 キーを押せば「”」と入力されるはずが、「@」と入力されてしまいます。半角英数字入力をするときだけなのですが、少々混乱しがちです。

Windows Update をしたり、「更新とセキュリティ」の「トラブルシューティング」を「キーボード」で実行してみたのですが、「変更や更新は必要ありません」と表示され、修正できません。

既に Surface Proを購入された、橋本和則さん木澤朋和さんに聞いてみたところ、レジストリを修正したとのこと。私もやってみることにしました。

参考:Windows 10 でキーボードが英語配列キーボードとして認識される

この現象は、Surface Pro3の際にもありました。しかし、私が Surface Pro3を購入した頃には、解消されていました。新しい Surface Pro もそのうち解消されるかもしれません。しかし、そんなに待っていられない!という場合は、試してみてください。ただし、レジストリを修正する作業です。間違えると、パソコンが起動しないといったことにもなりかねません。作業は慎重に行い、自己責任でお願いします。

まずは、次のようにして、レジストリのバックアップファイルを作成します。

  1. 起動しているアプリケーションをすべて終了
  2. Win+R キーを押して、「ファイル名を指定して実行」を開く
  3. 「名前」欄に regedit と入力して、「OK」ボタンを押す
  4. 「ユーザーアカウント制御」が表示されたら「はい」を押す
  5. レジストリ エディターが起動するの、下記のレジストリ キーを選択
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters
  6. 修正した個所を簡単に戻せるようバックアップを作っておきます。
    左側で「Parameters」を選択しているのを確認。「ファイル」を開き、「エクスポート」を選択。
  7. 「レジストリ ファイルのエクスポート」が開くので、保存する場所を「デスクトップ」にする。
  8. 今回の修正がわかるファイル名を付けて「保存」ボタンを押す。

以上でデスクトップにレジストリのバックアップファイルが出来上がりました。もし、問題が起きた場合は、このファイルをダブルクリックなどして実行すれば、元の状態に戻せます。

さて、新しい Surface Proでレジストリを確認してみたところ「Parameters」の中にあるはずの「LayerDriver JPN」と「OverrideKeyboardIdentifier」、「OverrideKeyboardSubtype」そして「OverrideKeyboardType」が見当たりません。そこで、この4つを作成します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters

次のようにします。

  1. レジストリ エディターで「編集」-「新規」-「文字列値」と進みます。
  2. 「新しい値 #1」が出来上がりますので、LayerDriver JPN と入力し、Enter キーで確定します。
  3. 出来上がった「LayerDriver JPN」を右クリックして「修正」を選択
  4. 「値のデータ」欄に kbd106.dll と入力して、「OK」ボタンを押す
  5. 「編集」-「新規」-「文字列値」と進みます。
  6. 「新しい値 #1」が出来上がりますので、OverrideKeyboardIdentifier と入力して、Enter キーで確定します。
  7. 出来上がった「OverrideKeyboardIdentifier」を右クリックして「修正」を選択
  8. 「値のデータ」欄に PCAT_106KEY と入力して、「OK」ボタンを押す
  9. 「編集」-「新規」ー「DWORD (32 ビット) 値」と進む
  10. 「新しい値 #1」が出来上がりますので、OverrideKeyboardSubtype と入力して、Enter キーで確定します。
  11. 出来上がった「OverrideKeyboardSubtype」を右クリックして「修正」を選択
  12. 「値のデータ」に 2 と入力して、「OK」ボタンを押す
  13. 「編集」-「新規」ー「DWORD (32 ビット) 値」と進む
  14. 「新しい値 #1」が出来上がりますので、OverrideKeyboardType と入力して、Enter キーで確定します。
  15. 出来上がった「OverrideKeyboardType」を右クリックして「修正」を選択
  16. 「値のデータ」に 7 と入力して、「OK」ボタンを押す
    修正後 HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters
  17. レジストリ エディターを「×」ボタンで終了。
  18. コンピューターを再起動します。

パソコン再起動後、正しく入力できるかどうか、確認します。

この現象をフィードバックHUBで確認してみましたら、すでに報告されていました。

半角英数で入力した場合、日本語配列のキーボードなのに英語配列として認識されてしまう

「このコメントに一票」をしておくといいでしょう。

2017年8月30日

Windows 10 IP:ランゲージ コミュニティ アプリでWindows の翻訳を改善

2017年8月30日に Windows 10 Insider Preview 版の First リングに Build 16278 が配信されました。早速インストールしてみました。

 Windows 10 Insider Program Build 16278

さて、インストール完了後、フィードバックHub(すべてのアプリでは「Feedback Hub」の表記になってます)を起動させてみましたら、こんなお知らせがありました。

フィードバックHubのお知らせ「ランゲージ コミュニティ アプリを使って Windows の翻訳を改善します」

ランゲージ コミュニティ アプリを使って Windows の翻訳を改善します

英語 (米国) 以外の言語の Windows をお使いの場合、新しいランゲージ コミュニティ アプリを使って、画面キャプチャに基づいて翻訳を改善し、Windows の品質を高めることができるようになりました。 

翻訳されていない Windows の機能を見つけた場合や、よりよい翻訳を送信する場合には、ランゲージ コミュニティ アプリを起動して、画面をキャプチャして、翻訳を送信します。同じテキストの翻訳を他のユーザーが提案している場合、その提案がふさわしいと思うときには、賛成票を投じることができます。

やり方は次の通りです。
※ランゲージ コミュニティ アプリは、Windows 10 Insider Preview版でのみ利用可能です。Windows 10 製品版では、利用できません。

  1. Windows 10 Insider Preview版「ストア」アプリで「ランゲージ コミュニティ アプリ」を開き、「購入」ボタンを押して、インストール
    「ストア」アプリの「ランゲージ コミュニティ」
  2. Windows 10 Insider Preview 版を使っていて、日本語に翻訳されていない部分や改善して欲しい日本語表記の部分を見つけます。
  3. 見つかったら、「ランゲージ コミュニティ 」アプリを起動
    サインインを促されたら Insider Program に登録してある Microsoft アカウントでサインインする
  4. ランゲージ コミュニティ アプリの起動画面で「スタート」ボタンを押すか、Windows キー + Alt + F キーを押して、キャプチャ モードを開始する
    4.ランゲージ コミュニティ アプリ起動画面
  5. ランゲージ コミュニティ アプリが閉じるので、修正して欲しい部分、アプリをクリック。
  6. ランゲージ コミュニティ アプリが開き、左側にキャプチャーされたアプリの画像、右側にそのアプリに表記されているテキストの部分が一覧表示される。右側から改善して欲しいテキストを選択
    キャプチャー後の6.ランゲージ コミュニティ アプリ
  7. 選択すると表示される「翻訳提案を入力してください」欄に提案を入力
    image
  8. 提案が入力できたら「翻訳」ボタンを押す
    image
  9. 「送信済み」と表示されたら、完了です。

ほかにもある場合は、そのまま続けて入力可能でした。また、ほかの人がすでに提案していた場合は、それに対して賛成票を投票することも可能だそうです。

ただいま、2017年秋の大型アップデートである Windows 10 Fall Creators Update に向けて、詰めの修正が行われているとのこと。これを使って、どんどん報告してみてください。

2017年8月24日

スマホの「Microsoft Translator」が機能を拡張

スマートフォンの「Microsoft 翻訳」アプリが機能を拡張しました。

私の iPhone では、2017年8月21日にアップデートされ、バージョンは 3.0.6 です。

Microsoft 翻訳 App Store

今回、更新されたのは次の通り。

  • 翻訳の発音がよりゆっくり
  • 異なるアプリからコピーされたテキストを翻訳する拡張機能
  • 異なるアプリからコピーされた画像を翻訳する拡張機能
  • フレーズブックに「緊急」カテゴリーを追加
  • 長い文字列の処理の向上
  • バグの修正

特に「異なるアプリからコピーされたテキストを翻訳する拡張機能」が気になったので、実際に確認してみました。

iPhone の「メール」アプリ

  1. iPhone の「メール」アプリで受信した英文メールを開く
  2. 本文中を長押しして、翻訳したい部分を選択。
  3. 「共有」をタップ
    文字列を選択すると表示されるメニュー
  4. 「Translator」ボタンが見当たらない場合は「その他」をタップ
    「Translator」ボタンが見当たらない
  5. 「Translator」を「オン」に切り替え、「完了」をタップ
    「Translator」を「オン」
  6. 「Translator」をタップ
    「共有」に「Translator」が表示された
  7. 翻訳された画面が表示される
    選択した部分が翻訳された

ブラウザ「Safari」

  1. 「Microsoft Translator」を起動し、右下の歯車マークをタップ
    「Microsoft Translator」起動画面
  2. 「設定」が開くので「Safari 翻訳言語」を開く
    「Microsoft Translator」の「設定」画面
  3. 「翻訳語のウェブページ表示言語を選択してください」で「日本語」を選択。チェックがついたのを確認したら、左上の「左向き矢印」で戻る
    「翻訳語のウェブページ表示言語を選択してください」
  4. 左上の「完了」をタップ
  5. Safari を起動し、翻訳して欲しいWebページを開く
  6. 下部の「共有」ボタンをタップ
    英文ページ
  7. 「Translator」ボタンが見当たらない場合は「その他」をタップ
  8. 「Translator」を「オン」に切り替え、「完了」をタップ
  9. 「Translator」をタップ
  10. Webページ全体が翻訳される
    Webページ全体が翻訳

iPhone でのメールやWebページの翻訳は、諦めていたのですが、一挙に便利になりました。

参考:「Microsoft 翻訳」がアップデートで別アプリでコピーしたテキストや画像を翻訳する拡張機能を追加  面白いアプリ・iPhone最新情報ならmeeti【ミートアイ】

2017年8月19日

Translator PowerPoint の字幕表示が修正

2017年7月13日に Presentation Translator が正式公開 で紹介した PowerPoint の翻訳アドイン。PowerPoint 2016 (16.0.8326.2073) で確認し直してみたところ、これに修正が入っているのに気がつきました。

先に紹介した際には、「登壇中に自分の喋った内容を字幕で翻訳表示させる」をする際、「サブタイトルをスタートする」の「追加設定」で「あなたの名前」欄に半角英数で入力する必要がありました。これが、日本語の「漢字」と「ひらがな」そして「カタカナ」で入力しても大丈夫になりました。試しに、「あなたの名前」欄に私のハンドル名「ラム」で入力して実行してみます。

「あなたの名前」欄に日本語で入力

以前は、「あなたの名前」欄に日本語で入力してしまうと、字幕表示でのスライドショーを開始して、「会話をスタートしています。お待ちください」が消えた後、いくら喋ってみても字幕は表示されなかったのです。しかし、現在は、下記のようにちゃんと字幕が表示されるようになりました。

スライドに字幕が表示された

日本人は、「あなたの名前」欄に日本語で入力してしまうことでしょうからね。修正されて、よかった、よかった。

2017年7月13日

Presentation Translator が正式公開

2017年6月に PowerPoint で登壇中の喋った内容が翻訳される!で紹介した際は、プレビュー版だった Microsoft Translator PowerPoint アドインが正式版として公開されました。

Presentation Translator – Translator

日本語版のダウンロードページは、Download Presentation Translator - Microsoft Garageによる実験的プロジェクト from Official Microsoft Download Center です。

いつもお世話になっている 初心者備忘録 さんのところで、既に確認されたとのこと。Presentation Translator が公開されました

私もさっそく入れてみました。まずは、古いアドインをアンインストール。コントロールパネルの「プログラムと機能」で「Microsoft Translator Live Add-in (Preview)」を見つけ出し、アンインストールします。

システム要件

サポートされるオペレーティング システム

Windows 10 , Windows 8, Windows 8 Enterprise, Windows 8 Pro, Windows 8.1

    • (推奨) Windows 10 以降 (x86 と x64)
    • Windows 8.1 (x86 と x64)
    • Windows 8 (x86 と x64)
    • Windows Server 2012 (x64) - すべてのエディション

必須

  • Microsoft Office:
    • (推奨) Microsoft Office 365
    • Microsoft Office 2016
    • Microsoft Office 2013
    • Microsoft Office PowerPoint 2016
    • Microsoft Office PowerPoint 2013

追加で必要なコンポーネント

アドインと追加で必要なコンポーネントがインストールが完了したら、次のようにして Presentation Translator を利用します。

スライドを翻訳する

  1. PowerPoint を起動し、利用したいPPTファイルを開きます。
  2. 「スライドショー」タブを開きます。
  3. 「Microsoft Translator」というグループが見つかります。「スライドを翻訳する」を押します。
    「スライドショー」タブの「Microsoft Translator」グループ
  4. 「スライドを翻訳する」の設定画面がポップアップされました。「スライドの言語」と何語に翻訳するのを指定して「スライドを翻訳する」ボタンを押します。
    「スライドを翻訳する」の設定画面
  5. 「翻訳されたプレゼンテーションを保存します」画面が表示されます。翻訳後のファイル名として、「元のファイル名_言語」(英語の場合:元のファイ名_en.pptx)という感じで別名のファイル名が自動的に振られていました。「保存」ボタンを押すと、翻訳されたPPTファイルで保存できます。

登壇中に自分の喋った内容を字幕で翻訳表示させる

  1. 「スライドショー」タブを開きます。
  2. 「Microsoft Translator」の「サブタイトルをスタートする」ボタンを押します。
    「スライドショー」タブの「Microsoft Translator」グループ
  3. 「サブタイトルをスタートする」画面が開きます。「何語を話しますか?」と「サブタイトルは何語で表示しますか?」を指定し、「追加設定」を押します。
    「サブタイトルをスタートする」画面
    ※なお、初回は、説明画面が表示されます。「スキップ」したら、次は出ませんでした。
  4. 「追加設定」の画面が表示されます。「あなたの名前」欄に登壇者の名前、サブタイトルをどこに表示するのかを選択します。
    なお、「あなたの名前」欄に「プレゼンター」とカタカナで表記されていますが、登壇者の名前は、半角英数字で入力します。ここを日本語で入力すると、字幕が表示されません。
    ※2017年8月19日 追記:修正されました。「あなたの名前」欄に日本語で入力しても大丈夫です。Translator PowerPoint の字幕表示が修正
    「追加設定」の画面
  5. 「ログイン」ボタンを押します。
  6. ログイン画面が表示されるので、法人用Office 365のアカウント、もしくは、Microsoft アカウントでサインインします。
  7. 使用許諾に同意します。
  8. 「追加設定」画面に戻りますので、内容を確認して「閉じる」ボタンを押します。
    「追加設定」の画面
  9. 「サブタイトルをスタートする」画面に戻りますので、再度、何語で喋るのか、何語で翻訳するのかを確認。「サブタイトルをスタートする」ボタンを押します。
    「サブタイトルをスタートする」画面
    ※この画面に戻ってきたら、設定がリセットされていました。
  10. 「Microsoft Translator」の説明スライドが始まります。Translator アプリを持っている場合は、どうするとアプリでサインインできるのかの説明が表示されています。
  11. Translatorの準備が整ったら、パソコンのマイクに向かってしゃべります。すると、しゃべった内容が指定した言語で翻訳されて表示されます。
    「Microsoft Translator」の説明スライド

この翻訳システムがすごいのは、自分のスマートフォンや Windows 10 PCに好きな言語でしゃべっている内容がテキスト化されるというものです。Translator アプリをインストールしておき、Microsoft Translator の説明スライドにある招待コードを使って参加するだけです。

2017年7月 9日

Office ストアの「Outlook 用 翻訳ツール」を使ってみた

Outlook 2016 用の翻訳ツールが公開されているとのこと。無料で使えるとのことなので、さっそくインストールしてみました。

まずは、Office ストアの「Outlook 用翻訳ツール」からアドインを追加します。次のようにしてみてください。

  1. Outlook 用翻訳ツール のページで「追加する」ボタンを押す
    Office ストアの「Outlook 用翻訳ツール」
  2. 下記のような「すぐそこです」というポップアップが表示された、Office 製品に紐づけてあるMicrosoft アカウントが表示選択されているのを確認して「続行」ボタンを押します。   
    すぐそこです
    サインインしていない場合は、インストール済みの Office 製品で紐づけてある Microsoft アカウントを入力してサインインします。
  3. サインインできると、Web 上の Outlook メールの「アドインの管理」でアドインを Office ストアから追加してもいいかの確認ページが開きます。内容をよく読んで、「インストール」ボタンを押します。
    image
  4. 「Outlook 用のアドインを追加しました」と表示されたら「OK」ボタンを押します。
    image

以上で、Outlook 2016 用の翻訳ツールが組み込まれました。Outlook 2016 を起動すると、「ホーム」タブの右端に「翻訳ツール」のボタンが見つかります。

「翻訳ツール」のボタン

押してみると、メッセージの右隣りに翻訳された本文が表示されました。翻訳言語の変更も簡単にできます。現在翻訳されている言語の右にある下向き矢印を押すと「言語一覧」が表示されるので、選択します。

翻訳言語を変えてみる

さて、この翻訳ツールが使えるのは、Outlook 2016だけではありません。セットアップする際に使った Microsoft アカウントの Outlook.com 上でも利用可能です。メッセージ閲覧ウィンドウの右上に表示される「トランスレーター」のボタンを押します。

メッセージ閲覧ウィンドウの右上に表示される「トランスレーター」ボタン

メッセージの右隣りに翻訳された本文が表示されました。

今まで、メッセージ本文をコピーして、翻訳サイトへ行って、貼り付けて・・・ということをしていたのですが、必要なくなりました!

参考:Outlook 用の翻訳ツール - Office サポート

2017年6月12日

PowerPoint で登壇中の喋った内容が翻訳される!

マイクロソフトの音声リアルタイム翻訳機能に日本語が追加 で紹介した Microsoft Translator PowerPoint アドイン (プレビュー版) 。このアドインを追加して、作成したスライドは、簡単に翻訳できたのですが、登壇中、自分のしゃべった内容が翻訳される機能がどうしてもできない PC があります。

この辺のことを 日本マイクロソフト(株) テクニカルエバンジェリストの戸倉 彩さんが解説してくださいました。

参考:【Microsoft Translator】 PowerPointでリアルタイム音声翻訳機能を追加してみる – Qiita より

システム要件

Microsoft Translator PowerPoint アドイン (プレビュー版) をインストールして試してみたけれども、うまくいかないという場合は、追加インストールしないといけないコンポーネントもインストールしてあるかどうか、確認してみてください。

さて、コンポーネントを3つともダウンロードして、インストールしてみました。.NET 4.5.2 と Microsoft Visual C++ 2015 Redistributable Update 3 は、インストール済みでした。Visual Studio 2010 Tools for Office Runtime  がインストールしていませんでした。

Microsoft Translator PowerPoint アドインの利用方法

  1. PowerPoint を起動し、利用したいPPTファイルを開きます。
  2. 「スライドショー」タブを開きます。
  3. 「Microsoft Translator」というグループが見つかりますので「サブタイトルをスタートする」を押します。
    「スライドショー」タブの「Microsoft Translator」グループ
    ※現在、作成中のスライドでテキスト部分を翻訳して欲しい場合は、「次の言語に翻訳する」で翻訳して欲しい言語を選択して「スライドを翻訳する」ボタンを押します。
  4. 「Microsoft Translator」のサービスに「Microsoft」「Facebook」「Google」のいずれかのアカウントでサインインします。
    image
  5. 「あなたの名前」にご自身の名前、「何語でしゃべるのか」、「何語で表示させるのか」など設定し、「オーディエンスが自分のデバイスでサブタイトルを見る方法を示したインストラクションスライドを追加する」にチェックを付け、「サブタイトルを始める」ボタンを押します。
    なお、「あなたの名前」欄には、日本語ではなく、半角英数字で入力してください。
      image
  6. 自分の作成したスライドに Microsoft Translator の説明スライドが追加されて、スライドショーが始まります。下部に「聞き取り中」と表示されたら、パソコンのマイクに向かってしゃべります。すると、しゃべった内容が指定した言語で翻訳されて表示されます。
    image

この翻訳システムがすごいのは、自分のスマートフォンや Windows 10 PCに好きな言語でしゃべっている内容がテキスト化されるというものです。Translator アプリをインストールしておき、Microsoft Translator の説明スライドにある招待コードを使って参加するだけです。

iPhoneの Translator アプリでドイツ語に翻訳

確認してみたところ、日本語から日本語のテキスト表示も可能でした。これは、聴覚障害のある人にも便利な機能だと思います。

日本語で表示させてみた

まだ、少々、不安定な部分もありますが、次回の登壇でぜひ使ってみたいものです。

2017年7月13日 追記:
プレビュー版から正式公開されました。Presentation Translator が正式公開 でどうぞ。

2017年4月 7日

マイクロソフトの音声リアルタイム翻訳機能に日本語が追加

Microsoft Translator の音声リアルタイム翻訳機能に日本語が追加されました。

Japanese becomes the 10th speech translation language supported by Microsoft Translator – Translator

Microsoft Translator と Skype 翻訳(Skype Translator)において、AI を活用した日本語の音声リアルタイム翻訳機能が利用可能に - News Center Japan

利用できるのは、次の通り。

  • Microsoft Translator  会話
    ブラウザ(Microsoft Edge か Firefox、Google Chromeで利用可能。Internet Explorer は利用不可)でページにアクセスし、「開始する 会話」を選択しサインインします。表示名と自分が利用する言語を設定します。
    Microsoft Translator  会話
    「参加する」ボタンを押すと、招待コードが表示されるので、会話したい相手に連絡して教えます。
  • Microsoft Translator アプリ(Windows、Android、iOS 版)
    アプリを起動し「会話」ボタンをタップ。
    iPhoneでアプリを起動 Windows版 翻訳 アプリ
    参加コードを持っている場合は、「会話の参加」で入力します。持っていない場合は、「会話の開始」で「開始」ボタンを押します。
    会話に参加と会話の開始 会話に参加と会話の開始
    表示名と利用する言語を選択して「入力」ボタンを押します。 
    会話の開始 会話の開始
  • Skype for Windows (デスクトップ版)
    通話したい人を選択して、画面右上にある地球マークをクリック。「Skype 翻訳のプレビュー」をオンにして、通話とチャットで利用する言語を設定します。
    画面右上にある地球マークをクリック
  • Skype Preview for Windows 10  (ストアアプリ版)
    Skype プレビューを起動し、会話したい相手を選択。右上にある通話用の翻訳アイコン通話用の翻訳アイコンを押す。「通話」を「オン」にして、自分が使用する言語(上)と相手が使用する言語(下)を選択する
    Skype プレビューの「翻訳」設定
  • Microsoft Translator PowerPoint アドイン (プレビュー版)
    アドインをインストールすると、PowerPoint の「スライドショー」タブに「Microsoft Translator」が追加されます。
    「スライドショー」タブに「Microsoft Translator」が追加
    「次の言語に翻訳する」で言語を選択して「スライドを翻訳する」を押すと、スライドのテキストの部分が翻訳されます。また、「サブタイトルをスタートする」を実行してマイクに向かってしゃべってみると、スライドの下部に指定した翻訳された字幕が表示されました。 
    しゃべったことが翻訳されて字幕で表示
    スライドの字幕には、登壇者が指定した言語でしか字幕が表示されませんが、スライドの冒頭に Microsoft Translator アプリ への招待スライドが自動的に追加されます。これを利用して、ご自身のスマホで好きな言語に翻訳してもらうことができます。
    ※しゃべったことが翻訳されて字幕に表示できるのは、一部のOffice製品だけのようです。私の環境では、Office 365 Solo のPowerPoint 2016だけができました。
    参考:Microsoft Translator PowerPoint アドイン(プレビュー版)を試してみました。 | 初心者備忘録
    2017年6月12日 追記
    翻訳された内容が字幕表示できなかった謎が解けました。PowerPoint で登壇中の喋った内容が翻訳される! でどうぞ。

これは、楽しい。どのくらい通じるものか、実際に海外の方と会話してみたいですね。

2017年3月14日

Windows 10:英語版だとコンテキストメニューのショートカットキーがわからない

Windows 10 の英語版を使っています。英語版だと右クリックした際のメニュー(コンテキストメニュー)にショートカットキーが表示されていないのに気がつきました。日本語版では、カッコで表示されています。英語版では、どうするとショートカットキーがわかるようになるのでしょうか?

日本語版 Windows の場合、右クリックした際に表示されるコンテキストメニュー項目の末尾には、カッコ付のアルファベットが表示されています。このカッコ内のアルファベットのキーを押すと、その項目が動作します。

日本語版での右クリックした際のコンテキストメニュー

これが、英語版ですと、右クリックした際にカッコ付のアルファベットが表示されません。

英語版のコンテキストメニュー

ところが、キーボードで右クリックの代わりになるキーであるアプリケーション キー、もしくは、Shift + F10 キーを押します。この場合は、ショートカットキーになるアルファベットの部分にアンダーラインが表示されるようになっています。

キーボードでコンテキストメニューを表示させた場合  ショートカットキーになる部分のアルファベットにアンダーラインが表示される

なお、日本語版でも、キーボードだけで操作するとカッコ内のアルファベットにアンダーラインがつきました。

日本語版で Shift+F10でコンテキストメニューを表示した場合

同じ操作をタッチ対応機で長押しすると、こんな感じでタッチに適応した表示になります。しかし、長押しでは、アンダーラインが表示されません。

指で長押ししてのコンテキストメニュー

どうやら、マウスで操作する場合は、そのままマウスでの操作であろうから、キーボードのショートカットキーは不要だろうという配慮のようです。

さて、この辺の設定変更方法に関しては、Windows XPのころに、こんなKBを書きました。

ツール バー内のアクセス キー (アルファベット) の下のアンダー バーが表示されなくなった

英語版と日本語版では、ショートカットキーの名称が違うので、日本語版ではカッコ付て常時表示するようになっています。英語版では、ショートカットキーの部分のアルファベットにアンダーラインが表示されますが、初期設定では無効になっています。

さて、その設定の変更方法は、Windows 10の場合、次のようにします。

  1. 「コントロールパネル」[Control Panel] を開きます。
  2. 「コンピューターの簡単操作センター」 [Easy of Access Center] を開きます。
  3. 「キーボードを使いやすくします」 [Make the keyboard easier to use] を選択
  4. 「ショートカットキーとアクセスキーに下線を表示します」 [Underline keyboard shortcuts and access keys]  にチェックを付けます。
  5. 「OK」 ボタンを押します。

もしくは、Windows 10の場合、「設定」 [Settings] からも設定変更可能です。

  1. 「設定」 [Settings] -「簡単操作」 [Easy of Access] -「キーボード」 [Keyboard] を開く。
  2. 「ショートカットに下線を表示する」 [Enable Shortcut underlines] を「オン」 [On] にします。 
     [Settings] -「簡単操作」 [Easy of Access] -「キーボード」 [Keyboard]

設定変更すると、マウスで右クリックしても、ショートカットキーになる部分のアルファベットにアンダーラインが付きました。image

2017年2月16日

Bing 翻訳 ウィジェットの仕様変更

自分のブログやWebサイトを翻訳してくれるツールとして Bing 翻訳 ウィジェット があります。

ここ最近、古いタイプの翻訳 ウィジェットを使っていると、自動的に「Translate this page?」(このページを翻訳する?)と、上部に表示されるようになりました。

Bimg Translator のバー

これは、こんなタイプのBing 翻訳 ウィジェットを使っている Web ページです。

旧タイプの Bing 翻訳 ウィジェット

2017年2月現在は、このタイプのBing 翻訳 ウィジェットの配信は終わっています。現在は、Bing 翻訳 ウィジェット で下記のようなタイプのコードが入手可能です。

2017年2月現在の Bing 翻訳 ウィジェット

このブログでも、2017年2月現在のタイプで設置してあります。

次のようにしてコードを入手します。

  1. Bing 翻訳 ウィジェット へアクセス
  2. 「カスタマイズ」で設置する「Webサイトの言語」を選択。
    「自動検出」で大丈夫でしょう。
  3. 「翻訳するタイミング」を選択。「手動」と「自動」があります。
    このページでは、「手動」にしてあります。
    Bing 翻訳 ウィジェット 「翻訳の設定」
  4. 「続行」ボタンを押します。
  5. 「色の選択」が表示されます。「濃色」と「明色」があります。
    このページでは、「濃色」を使っています。
    Bing 翻訳 ウィジェット 「色を選択」
  6. 上部に表示されているコードをコピーして、Web ページのHTML編集で任意の場所に貼り付けます。

表示されている「TRANSLATE」ボタンを押すと翻訳してくれます。

Bing 翻訳 ウィジェット で翻訳中

翻訳言語は、下向きの三角ボタンで変更できるようになっています。

さて、こうやっていったん翻訳してもらいます。そして、次に同じ Web ページを開くと、自動的に翻訳されてしまうのに気がつきました。この現象が起きるのが、Internet Explorer。Microsoft Edge や Firefox、Google Chromeでは自動翻訳されません。どうも、IEのキャッシュを保存するのか、同じページを開くと「翻訳する必要あり」とみなし、自動的に翻訳してしまう模様です。

うっかり翻訳してしまって、毎回翻訳されるのがうっとうしい場合は、IEの「ツール」(歯車マーク)-「セーフティ」-「閲覧履歴の削除」を使って、「インターネット一時ファイルおよび Web サイトのファイル」と「クッキーと Web サイト データ」を削除してみてください。

より以前の記事一覧

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