カテゴリー「PowerPoint」の記事

2017年9月 9日

入力した半角英数字が見た目と実際で違う :Word / PowerPoint / Excel

Windows 10で Office 2016 搭載機を使っています。Word で資料を作っています。出来上がった資料は、印刷して渡します。Web 上のサイトを見て欲しいところがあるので、資料中にURLを入力しました。念のために、記載されている通りにキーボードで入力してみました。ところが、「リンクが間違っています」と表示されてしまいました。資料のURLを選択し、コピーしてブラウザのアドレスバーに貼り付けると正しく開きます。自分で入力したURLをWordに貼り付けて正しい URL と見比べてみたのですが、どこが間違っているのかわかりません。これは、いったいどうなっているのでしょう?

どんな風になっているのか、実際にその資料を見せてもらいました。細かく見てみましたら、記載されている通りにキーボードで入力したURLには入力ミスがありました。このため、正しいURLではないのでエラーになってしまう現象でした。

でも、どうして正しく入力できないのでしょう?

ということで、Word 2016でその文字を入力してみました。フォント「MS 明朝」、フォントサイズ「20」で同じ文字を6文字ずつ入力しています。上の行と下の行、それぞれ、何を入力したかわかりますか?

フォント「MS 明朝」 フォントサイズ「20」

正解は、上の行が数字の「1」で、下の行が小文字の「l」(エル)でした。しかし、こうやって並べてみても、ちょっと違うけど、下の行も数字の「1」に見えます。

数字の「1」と小文字の「l」(エル)

これは、フォントの問題です。半角英数字に「MS 明朝」を使っていると、こんな風に見えてしまいます。

そこで、フォントを「Calibri」に変更してみました。これで、数字の1と小文字のL(エル)の違いがはっきりしました。

フォント「Calibri」

しかし、小文字の L(エル)ではなく、今度は、大文字の I(アイ)のようにも見えます。そこで、その下に、大文字の I (アイ)を入力したら、やはり見分けがつきません。

小文字の L(エル)と大文字の I(アイ)

またフォントを変えて、今度は「Verdana」にしてみました。すると、3つとも違いがはっきりしました。

image

この現象は、Word だけでなく、PowerPoint や Excel でも同様に起こります。

こんな風に、フォントによって、文字の見た目が変わります。資料をファイルで渡す場合は、URLの文字列からそのままリンク先に飛べることでしょう。しかし、印刷して渡す場合は、見た目が違ってしまうと正しいURLを入力することが困難になります。その文字だけをわかりやすいフォントに変えるといった工夫が必要です。

もしくは、URLをQRコードにしてWordファイルの中に挿入しておくといいでしょう。

2017年8月19日

Translator PowerPoint の字幕表示が修正

2017年7月13日に Presentation Translator が正式公開 で紹介した PowerPoint の翻訳アドイン。PowerPoint 2016 (16.0.8326.2073) で確認し直してみたところ、これに修正が入っているのに気がつきました。

先に紹介した際には、「登壇中に自分の喋った内容を字幕で翻訳表示させる」をする際、「サブタイトルをスタートする」の「追加設定」で「あなたの名前」欄に半角英数で入力する必要がありました。これが、日本語の「漢字」と「ひらがな」そして「カタカナ」で入力しても大丈夫になりました。試しに、「あなたの名前」欄に私のハンドル名「ラム」で入力して実行してみます。

「あなたの名前」欄に日本語で入力

以前は、「あなたの名前」欄に日本語で入力してしまうと、字幕表示でのスライドショーを開始して、「会話をスタートしています。お待ちください」が消えた後、いくら喋ってみても字幕は表示されなかったのです。しかし、現在は、下記のようにちゃんと字幕が表示されるようになりました。

スライドに字幕が表示された

日本人は、「あなたの名前」欄に日本語で入力してしまうことでしょうからね。修正されて、よかった、よかった。

2017年7月13日

Presentation Translator が正式公開

2017年6月に PowerPoint で登壇中の喋った内容が翻訳される!で紹介した際は、プレビュー版だった Microsoft Translator PowerPoint アドインが正式版として公開されました。

Presentation Translator – Translator

日本語版のダウンロードページは、Download Presentation Translator - Microsoft Garageによる実験的プロジェクト from Official Microsoft Download Center です。

いつもお世話になっている 初心者備忘録 さんのところで、既に確認されたとのこと。Presentation Translator が公開されました

私もさっそく入れてみました。まずは、古いアドインをアンインストール。コントロールパネルの「プログラムと機能」で「Microsoft Translator Live Add-in (Preview)」を見つけ出し、アンインストールします。

システム要件

サポートされるオペレーティング システム

Windows 10 , Windows 8, Windows 8 Enterprise, Windows 8 Pro, Windows 8.1

    • (推奨) Windows 10 以降 (x86 と x64)
    • Windows 8.1 (x86 と x64)
    • Windows 8 (x86 と x64)
    • Windows Server 2012 (x64) - すべてのエディション

必須

  • Microsoft Office:
    • (推奨) Microsoft Office 365
    • Microsoft Office 2016
    • Microsoft Office 2013
    • Microsoft Office PowerPoint 2016
    • Microsoft Office PowerPoint 2013

追加で必要なコンポーネント

アドインと追加で必要なコンポーネントがインストールが完了したら、次のようにして Presentation Translator を利用します。

スライドを翻訳する

  1. PowerPoint を起動し、利用したいPPTファイルを開きます。
  2. 「スライドショー」タブを開きます。
  3. 「Microsoft Translator」というグループが見つかります。「スライドを翻訳する」を押します。
    「スライドショー」タブの「Microsoft Translator」グループ
  4. 「スライドを翻訳する」の設定画面がポップアップされました。「スライドの言語」と何語に翻訳するのを指定して「スライドを翻訳する」ボタンを押します。
    「スライドを翻訳する」の設定画面
  5. 「翻訳されたプレゼンテーションを保存します」画面が表示されます。翻訳後のファイル名として、「元のファイル名_言語」(英語の場合:元のファイ名_en.pptx)という感じで別名のファイル名が自動的に振られていました。「保存」ボタンを押すと、翻訳されたPPTファイルで保存できます。

登壇中に自分の喋った内容を字幕で翻訳表示させる

  1. 「スライドショー」タブを開きます。
  2. 「Microsoft Translator」の「サブタイトルをスタートする」ボタンを押します。
    「スライドショー」タブの「Microsoft Translator」グループ
  3. 「サブタイトルをスタートする」画面が開きます。「何語を話しますか?」と「サブタイトルは何語で表示しますか?」を指定し、「追加設定」を押します。
    「サブタイトルをスタートする」画面
    ※なお、初回は、説明画面が表示されます。「スキップ」したら、次は出ませんでした。
  4. 「追加設定」の画面が表示されます。「あなたの名前」欄に登壇者の名前、サブタイトルをどこに表示するのかを選択します。
    なお、「あなたの名前」欄に「プレゼンター」とカタカナで表記されていますが、登壇者の名前は、半角英数字で入力します。ここを日本語で入力すると、字幕が表示されません。
    ※2017年8月19日 追記:修正されました。「あなたの名前」欄に日本語で入力しても大丈夫です。Translator PowerPoint の字幕表示が修正
    「追加設定」の画面
  5. 「ログイン」ボタンを押します。
  6. ログイン画面が表示されるので、法人用Office 365のアカウント、もしくは、Microsoft アカウントでサインインします。
  7. 使用許諾に同意します。
  8. 「追加設定」画面に戻りますので、内容を確認して「閉じる」ボタンを押します。
    「追加設定」の画面
  9. 「サブタイトルをスタートする」画面に戻りますので、再度、何語で喋るのか、何語で翻訳するのかを確認。「サブタイトルをスタートする」ボタンを押します。
    「サブタイトルをスタートする」画面
    ※この画面に戻ってきたら、設定がリセットされていました。
  10. 「Microsoft Translator」の説明スライドが始まります。Translator アプリを持っている場合は、どうするとアプリでサインインできるのかの説明が表示されています。
  11. Translatorの準備が整ったら、パソコンのマイクに向かってしゃべります。すると、しゃべった内容が指定した言語で翻訳されて表示されます。
    「Microsoft Translator」の説明スライド

この翻訳システムがすごいのは、自分のスマートフォンや Windows 10 PCに好きな言語でしゃべっている内容がテキスト化されるというものです。Translator アプリをインストールしておき、Microsoft Translator の説明スライドにある招待コードを使って参加するだけです。

2017年6月12日

PowerPoint で登壇中の喋った内容が翻訳される!

マイクロソフトの音声リアルタイム翻訳機能に日本語が追加 で紹介した Microsoft Translator PowerPoint アドイン (プレビュー版) 。このアドインを追加して、作成したスライドは、簡単に翻訳できたのですが、登壇中、自分のしゃべった内容が翻訳される機能がどうしてもできない PC があります。

この辺のことを 日本マイクロソフト(株) テクニカルエバンジェリストの戸倉 彩さんが解説してくださいました。

参考:【Microsoft Translator】 PowerPointでリアルタイム音声翻訳機能を追加してみる – Qiita より

システム要件

Microsoft Translator PowerPoint アドイン (プレビュー版) をインストールして試してみたけれども、うまくいかないという場合は、追加インストールしないといけないコンポーネントもインストールしてあるかどうか、確認してみてください。

さて、コンポーネントを3つともダウンロードして、インストールしてみました。.NET 4.5.2 と Microsoft Visual C++ 2015 Redistributable Update 3 は、インストール済みでした。Visual Studio 2010 Tools for Office Runtime  がインストールしていませんでした。

Microsoft Translator PowerPoint アドインの利用方法

  1. PowerPoint を起動し、利用したいPPTファイルを開きます。
  2. 「スライドショー」タブを開きます。
  3. 「Microsoft Translator」というグループが見つかりますので「サブタイトルをスタートする」を押します。
    「スライドショー」タブの「Microsoft Translator」グループ
    ※現在、作成中のスライドでテキスト部分を翻訳して欲しい場合は、「次の言語に翻訳する」で翻訳して欲しい言語を選択して「スライドを翻訳する」ボタンを押します。
  4. 「Microsoft Translator」のサービスに「Microsoft」「Facebook」「Google」のいずれかのアカウントでサインインします。
    image
  5. 「あなたの名前」にご自身の名前、「何語でしゃべるのか」、「何語で表示させるのか」など設定し、「オーディエンスが自分のデバイスでサブタイトルを見る方法を示したインストラクションスライドを追加する」にチェックを付け、「サブタイトルを始める」ボタンを押します。
    なお、「あなたの名前」欄には、日本語ではなく、半角英数字で入力してください。
      image
  6. 自分の作成したスライドに Microsoft Translator の説明スライドが追加されて、スライドショーが始まります。下部に「聞き取り中」と表示されたら、パソコンのマイクに向かってしゃべります。すると、しゃべった内容が指定した言語で翻訳されて表示されます。
    image

この翻訳システムがすごいのは、自分のスマートフォンや Windows 10 PCに好きな言語でしゃべっている内容がテキスト化されるというものです。Translator アプリをインストールしておき、Microsoft Translator の説明スライドにある招待コードを使って参加するだけです。

iPhoneの Translator アプリでドイツ語に翻訳

確認してみたところ、日本語から日本語のテキスト表示も可能でした。これは、聴覚障害のある人にも便利な機能だと思います。

日本語で表示させてみた

まだ、少々、不安定な部分もありますが、次回の登壇でぜひ使ってみたいものです。

2017年7月13日 追記:
プレビュー版から正式公開されました。Presentation Translator が正式公開 でどうぞ。

2017年4月13日

Microsoft Office Ver.1702での「名前を付けて保存」

このたび、Office Home and Business Premium 搭載機パソコンを購入しました。Word や Excel、PowerPoint で出来上がったファイルを保存しようと思うのです。「ファイル」から「名前を付けて保存」を開いてみたのですが、ここからどうするといいのかよくわかりません。バージョンは、1702 ビルド 7870.2038 となっています。

Surface Pro3 の Office Home and Business Premium で確認してみました。質問者さんから「バージョン 1702 ビルド 7870.2038」とありましたが、Office 2016 のバージョンが 1700番代になって、「Office 2016」ということがわかりづらくなっています。

さて、「ファイル」から「名前を付けて保存」を選択するとこんな風に表示されました。なお、画像は、PowerPoint で説明しますが、Word や Excel も似たような感じです。

PowerPointで「ファイル」から「名前を付けて保存」を開いた

「ファイル」から「名前を付けて保存」を開くと、「最近使ったアイテム」が選択されていて、最近その製品で使ったファイルが保存されているフォルダーが見えます。確かに、ここからどうするのだろう?という感じです。そこで、見えているフォルダーをクリックしてみました。

すると、別ウィンドウで「名前を付けて保存」の画面が表示されました。

別ウィンドウで「名前を付けて保存」の画面が表示

この画面を使えば、名前を付けて保存できます。

次に「最近使ったアイテム」の下にある「OneDrive - 個人用」を選択してみました。すると、右側上部に「ここにファイル名を入力してください」欄が表示されました。

「OneDrive - 個人用」を選択した場合

また、この表示は、「このPC」を選択しても同じでした。

「このPC」を選択した場合

「ここにファイル名を入力してください」欄が表示された場合は、その下に利用できるフォルダーが見えます。保存したいフォルダーを選択し、入っていきます。なお、一つ上のフォルダーに戻りたい場合は、「ここにファイル名を入力してください」欄欄の上にある「上矢印」を押すと戻れます。ファイル名を入力して、「保存」ボタンを押すと保存できます。

「ここにファイル名を入力してください」欄

もっと別の場所に保存したい場合は、「参照」ボタンを押します。すると、別ウィンドウで「名前を付けて保存」の画面が表示されます。

「参照」ボタンを押した場合

左側のツリービューやアドレスバーなどを使って、保存したい場所へ移動し、保存します。

なお、「場所の追加」は、デスクトップ版の場合、個人用の OneDrive と 法人用の SharePoint しか利用できません。

なお、「保存」のショートカットキーである Ctrl + S キーは、「ファイル」-「名前を付けて保存」が表示されます。ショートカットキーで別ウィンドウの「名前を付けて保存」を表示させたい場合は、F12 キーを押してみてください。

参考:[ファイル] メニューの [名前を付けて保存] を使用する - Office サポート

2017年4月 1日

Microsoft Office:「図形」の色や塗りつぶしをよく使うものにしたい

Office 2016を使っています。PowerPoint や Word などで図形を挿入すると、「青」で表示されます。そこで、毎回、自分の好みの色と塗りつぶしに変更しています。これは面倒です。そこで、最初から自分の設定した色や塗りつぶしで図形を挿入することができないものでしょうか?

Microsoft Office 製品では、PowerPoint や Word や Excelでも図形を挿入すると規定に設定されている「色」と「塗りつぶし」で挿入されます。この色が「青」に設定されているので、青で挿入されます。画像は、PowerPoint 2016ですが、Word や Excel も似たような感じです。

デフォルトテンプレートで図形を挿入すると「青」で挿入される

そこで、「色」や「塗りつぶし」などを自分の好みのものに変更します。

図形の塗りつぶしを「なし」、枠を「赤」、太さを「6pt」に変更

しかし、次に図形を挿入すると、既定の色で挿入されてしまいます。

次に図形を挿入すると、既定の色で挿入される

毎回、挿入後に自分の好みの「色」や「塗りつぶし」などに変更するのが面倒です。そこで、変更後の図形で右クリックし、表示されたメニューから「既定の図形に設定」を選択します。

色などを変更した図形で右クリック

これで、以降は、既定にした「色」と「塗りつぶし」などで挿入できます。

既定を変更した後の図形

なお、この設定は、「図形」で有効なので、設定に使った図形だけでなく、他の図形にも引き継がれます。

他の図形を挿入しても規定は引き継がれる

ただし、線は、別です。

「線」を挿入したら、別の色だった

線は、色や太さを変更後、右クリックして「既定の図形に設定」を選択します。 これで、以降は線も設定が引き継がれます。
「線」も規定の色を変更した

しかし、この規定が有効なのは、設定したファイルだけです。新たなファイルの場合は、また、元の既定の色と塗りつぶしで挿入されます。そこで、自分の好みの「色」や「塗りつぶし」などで、ファイルを最初から利用したい場合、オリジナルのテンプレートを作成し、それを使います。次のようにしてみてください。

  1. 挿入した図形をすべて削除します。
    PowerPoint の場合は、スライドの2枚目で「既定の図形に設定」をし、設定完了後、2枚目を削除するといいでしょう。
  2. 「ファイル」-「名前を付けて保存」と進み、保存場所として「参照」を選択します。
  3. 「名前を付けて保存」ダイアログが開きます。「ファイルの種類」を「PowerPoint テンプレート(*.potx)」に切り替えます。
  4. 保存場所が既定のところへ切り替わります。通常は、PC内のユーザーの「Documents」-「Office のカスタム テンプレート」になるかと思います。
  5. 「ファイル名」欄に、わかりやすい名前を付け、「保存」ボタンを押します。

以降は、新規作成時の画面で「お勧めのテンプレート」から「ユーザー設定」に切り替えます。ご自身の作ったテンプレートを選択して「作成」ボタンを押して、作成を開始します。

2017年3月 6日

PowerPoint:新機能の「アイコン」を使ってみた

「簡単なでいいので、解説図解が欲しいのですが・・・」という依頼が。しかし、私は、絵が描けません。そこで、Office Home & Business Premium の PowerPoint 2016に追加された「アイコン」を使って、作業してみました。

「アイコン」は、「挿入」タブの「図」のところで見つかります。

PowerPointの「挿入」タブ

なお、PowerPoint だけでなく、WordやExcel、Outlookのメッセージ作成画面でも見つかります。

Wordの「挿入」タブ

開くと「アイコンを挿入」画面が開きます。

「アイコンを挿入」画面

使いたいアイコンを選択して、「挿入」ボタンを押せば、スライドに挿入できます。

アイコンを挿入してみた

サイズや塗りつぶしの色、枠線の色も変更可能。

挿入したアイコンを右クリックして、塗りつぶしや枠線の色を変更

図形を組み合わせると、何とな~く、いい感じに。

台形を挿入すると・・・

面白いので、いろいろ使ってみましょうね。

参考:Office 365 向けの Office 2016 の新しい機能と改善された機能 - Office のサポート

2017年3月7日 追記:
この機能は、2016年11月に配信されています。しかし、法人用 Office 365の場合は、4ヶ月遅れますので、間もなく利用できるようになるでしょう。
法人用 Office 365のデスクトップアプリが最新になりません

2017年5月21日 追記:
Office 製品に後から追加される新機能は、使えるタイプと使えないタイプがあります。どういうことなのかは、Office 2016 製品なのに新機能が使えない でどうぞ。

2017年2月13日

PowerPoint をムービーメーカーの代替えに使ってみた

2016年9月に Windows 10用のムービーメーカーが間もなく配信? と紹介しました。あれから、ずっと待っていたのですが、Windows 10 用のムービーメーカーは出ていません。それどころか、Essentials 2012 リリース ノート - Windows Help からも「ムービー メーカーは、Windows 10 ユーザー向けにまもなく Windows ストアから入手できるようになります。」が消えてしまったままです。

そこで、写真を挿入して、簡単に動画を作る方法はないものか?と考えてみました。そうしたところ、PowerPoint 2013/2016にそういう機能があることに気がつきました。

参考:プレゼンテーションをビデオとして保存する – PowerPoint

今回は、PowerPoint 2016を使って実際にやってみました。次のようにします。

  1. PowerPoint を起動。
  2. タイトルを作成
    PowerPointでタイトルを作成
  3. 「新しいスライド」に写真を挿入。
    各スライドにタイトルはいらない、写真だけを大きく挿入したい、という場合は、「スライドレイアウト」で「白紙」を選択して作成していくといいでしょう。
    「スライドレイアウト」で「白紙」を選択 

    こんな感じ。
    スライドに写真を挿入
  4. 出来上がったら、「名前を付けて保存」をする
    ここから先がビデオ化する作業です。
  5. 「ファイル」-「エクスポート」-「ビデオの作成」と進みます。
    ※PowerPoint 2016では、「記録」タブを追加表示すると、リボン内の「発行」から「ビデオにエクスポート」が利用できます。
    PowerPoint 2016で「記録」タブを追加
  6. 右側の「ビデオの作成」で下記の必要項目を選択。
    品質
    プレゼンテーション品質 1920 x 1080、最大のファイル サイズ コンピューター画面および HD 画面
    インターネット品質 1280 x 720、中程度のファイル サイズ インターネットおよび DVD
    低品質 852 x 480、最小のファイル サイズ ポータブル デバイス
    タイミングとナレーションを入れている場合は、それを使うかどうか。
    各スライドの所要時間
    「エクスポート」-「ビデオの作成」
  7. 「ビデオの作成」ボタンを押す
  8. 「名前を付けて保存」が開くので、ファイル名を入力、「ファイルの種類」でエクスポートするビデオファイルの種類を選択
    「ファイルの種類」
    ※YouTube に上げたかったので、「.mp4」を選択しました。
  9. 「保存」ボタンを押す
  10. 下部に「作成中」のプログレスバーが表示されるので、しばらく待ちます。

出来上がった動画をYouTubeにアップしてみました。

画像を挿入しただけですが、こんな感じ。できますね。「デザイン」や「画面切り替え」をもっといい感じに出来上がることでしょう。

2016年10月29日

PowerPoint でスライドショーをしながら他の作業をしたい

Windows 10のノートパソコンでPowerPoint 2016を使っています。最近、イベントなどでPowerPointを使っての説明をする機会が増えました。しかし、セッション中だけでなく、休憩時間にも次回予告などのスライドを表示させておく必要が生じるようになりました。ただし、休憩時間にも次のスライドの準備やその他のドキュメントの編集など作業をしなくてはなりません。Windows 10のノートパソコンにプロジェクターをつなぎ、PowerPointのスライドをスクリーンに映し、ノートパソコンの画面では、別の作業をしたいのです。スライドショーを止めて作業すると、その作業している様子がスクリーンに映し出されてしまいます。スクリーンには、作業している様子が映らないようにしたいのです。こんな場合、どうするといいのでしょう?

質問者のノートパソコンでは、「スライドショーを止めて作業すると、その作業している様子がスクリーンに映し出されてしまいます。」とのこと。これは、ノートパソコンのモニター画面とプロジェクターでのスクリーン画面が同じものを表示させているのかと思えます。

Windows 7 以降のパソコンであれば、ノートパソコンのモニターとプロジェクターで映し出すスクリーン画面を別物にすることが簡単にできます。まず、Win+Pキーを押します。セカンドスクリーンとの接続方法が表示されます。これが「複製」になっていたら「拡張」にします。「複製」になっていると、ノートパソコンのモニターとスクリーンが同じ表示になりますが、「拡張」にすると別表示にできます。「拡張」にして、ノートパソコンの画面で作業をすれば、スクリーンの方には、ノートパソコンで作業している画面が表示されません。

さて、スクリーンにはスライドを表示させて、ノートパソコンでは違う作業をしたい場合もセカンドスクリーンとの接続方法を「拡張」にして、「発表者ツール」の表示を止めるといいでしょう。

PowerPoint 2016で「発表者ツール」が表示されている場合のスライドショー

PowerPointのスライドショーをしている際に「発表者ツール」使うと、スクリーンにはスライドが表示され、ノートパソコンのモニターには現在どんなスライドが表示されているのか、次のスライドはどんなのか?という画面が表示されるようになっています。「発表者ツール」は、PowerPoint 2007からあったのですが、PowerPoint 2010まではユーザーが設定をしないと利用できませんでした。しかし、PowerPoint 2013からは、初期設定から利用するようになっています。

参考:PowerPoint でスライドショーを終了したらモニター画面が「拡張」に!

「発表者ツール」は、スクリーンにはスライドを表示して、ノートパソコンの方では、他の作業をしたい場合、この「発表者ツール」を止めます。しかし、このため、PowerPoint 2013 以降から使い始めた方には、デフォルトで使える機能なので、なかなか切り方がわからないようです。

次のようにしてみてください。

既に「発表者ツール」が表示されている場合

  1. 「発表者ツール」の画面右上にある「最小化」ボタンを押します。
    「発表者ツール」の画面右上にある「最小化」ボタン
  2. スクリーンにはスライドが表示されたまま、ノートパソコンのモニターは、デスクトップの画面になります。
    スクリーンにはスライドが表示されているが、ノートパソコンの画面はデスクトップの表示
  3. ノートパソコンのモニターで任意のファイルを開き作業をします。
    スクリーンにはスライドが表示、ノートパソコンで他の作業
    もちろん、他のPowerPointのファイルを開いて、編集作業をすることも可能です。
    スクリーンにはスライドが表示、ノートパソコンで他のPowerPointの編集作業

スライドショーを開始する前

  1. ノートパソコンをプロジェクターに接続したら、Win+P キーを押すか、Windows 10であれば「アクションセンター」の「表示」を押す。モニターの表示方法を「拡張」に設定する
  2. PowerPointを起動し、「スライドショー」タブの「モニター」にある「発表者ツールを使用する」のチェックを外してからスライドショーを開始します。
    「スライドショー」タブの「モニター」にある「発表者ツールを使用する」のチェックを外す
  3. スクリーンにはスライドが表示されますが、ノートパソコンの画面では、別の作業ができるようになります。
    スクリーンにはスライドが表示、ノートパソコンで他のPowerPointの編集作業

なお、もちろん、スクリーンの方の画面でクリックなどすれば、次のスライドへ切り替えることもできます。
スクリーンの方のスライドを切り替えてみた

2016年10月22日

Office 2013の環境に Office 2016 製品が追加できる!

2016年2月16日の Office 2013 がインストールされたパソコンに単体製品を追加インストールしたい場合 で紹介しましたが、以前は、Office 2013が搭載されているパソコンに Office 2016の製品を追加インストールしたい場合、Office 2013をアンインストールする必要がありました。これを避けるために、Office 2016 製品を購入後、マイクロソフト アンサーデスクへ連絡して、Office 2016 製品をダウングレードして 2013 バージョンにしてもらう必要がありました。

それがこのたび、Office 2013がインストールされている環境に Office 2016 製品が追加インストールできるようになりました。

Office 2016 購入に関するご案内 - Microsoft Office 2016

これにより、Office Personal 2013(WordとExcel、Outlook)が搭載されているパソコンに、PowerPoint 2016を購入してインストールすれば、Word と Excel、Outlook は2013で、PowerPointは2016で使えるようになります。また、OneNote のダウンロードから無料ダウンロードできる OneNote 2016も追加できることでしょうし、企業でよく使う Project や Visio が2013 であっても、Office 365 ProPlus がインストール可能です。

なお、Office Personal 2013(WordとExcel、Outlook)が搭載されているパソコンに Excel 2016 を追加インストールした場合、Excel 2013は削除され、Excel 2016のみが利用可能になります。また、Access 2013がインストールされている環境に、Office 365 ProPlus (Access、Excel、OneNote、Outlook、Publisher、PowerPoint、Wordの製品が2016)をインストールすると、Access 2013は削除され、Access 2016で利用可能になります。同じ製品の違うバージョンが同時に利用できるわけではありませんので、お間違いなく。

より以前の記事一覧

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