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カテゴリー「セキュリティ」の記事

2019年4月17日

Outlook.com からメールを送信すると携帯電話の番号を求められた

新規に Microsoft アカウントを取得しました。このアカウントで、Web 上の Outlook.com からメールを送信しました。そうしたところ、「アカウントを確認する」画面が表示され電話番号を入力するよう求められました。電話番号へコードを送るとあるのですが、私はコードが受け取れる携帯電話を持っていません。コードを入力しないとメールが送れないようです。Microsoft アカウントを登録した際のメールアドレスにコードを送信してもらえるようにはできないのでしょうか?こんな場合、どうするといいのでしょう?

Outlook.com から、初めてメールを送信すると下記のような「アカウントを確認する」画面が表示されます。

20190417_a01

この画面には、「国番号」と「電話番号」の欄があります。「コードを送信」とあるように、「電話番号」 欄には、SMS といったコードを受け取れる携帯電話の番号を入力します。コードが受け取れない固定電話の番号を入力し、「コードの送信」ボタンを押しても「この番号にテキスト メッセージを送信できません。」と表示されてしまいます。

この画面が表示されるのは、「スパムメール対策」のためです。よって、Microsoft アカウントに「2段階認証」や「アプリ認証」を設定してあっても表示されます。また、コードの受取先を電話番号からメールアドレスに変更することはできません。

この画面を「×」ボタンで消すと、メッセージ作成ページの下部には、「メッセージを送信できませんでした」と表示されます。そして、上部には、下記画像のように「迷惑メール防止のため、アカウントの確認をお願いします。」のメッセージもあります。

20190417_a02

そこの右にある「確認」を押してみてください。場合によっては、次のような画像認証の「アカウントを確認する」画面が表示されることもあります。

20190417_a03

画像認証になったら、その画面に描かれている英数字を正しく入力し、「確認」ボタンを押すと送信できるようになります。

しかし、どうしても画像認証の画面にならない場合、身近にいる人のコードが受け取れる電話を借りてコードを受けとります。迷惑メール防止のための「アカウントを確認する」は、本人確認ではないので、ご自身の携帯電話でコードを受け取る必要はありません。そして、1回限りのことですので、Microsoft に借りた人の電話番号が登録されることもありません。

確認のため、スマホでコードを受け取らずに何とかできないものかとやっているうちに、メール送信時だけでなく Outlook.com サインイン時からメッセージが表示されるようになりサインインすらできなくなりました。そして、Web上からだけでなく「メール」アプリからもメールが送信できなくなってしまいました。携帯電話を借りられる人を見つけて、コードを受け取ってください。

参考:Outlook.com アカウントを確認する方法 – Outlook

2019年4月14日

Windows 10 Ver.1903 で「サンドボックス」を設定してみた

Windows 10 も2014年5月には、Ver.1903 が配信されます。そろそろ、新機能の紹介をしていきましょう。まずが、「Windows Sandbox」から。

Sandbox は、「砂場」という意味です。IT用語では、「プログラムがシステムの他の部分に悪影響を及ぼすことのないように設計された環境のこと」です。

参考:サンドボックス(sandbox)とは何? Weblio辞書

怪しげなアプリやファイルを操作する際に、通常使う環境では、システムに影響を及ぼし、場合によっては情報の漏洩など、問題になることがあります。そこで、「サンドボックス」は、通常のシステムには影響が及ばないの環境で試しに操作してみるという場合に使います。

利用できる環境は、Ver.1903 の Windows 10 Pro と Windows 10 Enterprise です。

しかし、最初から使えるようにはなっていません、まずは、次のようにして機能を追加します。

  1. 「設定」-「アプリ」-「アプリと機能」で「関連設定」にある「プログラムと機能」を押します。
  2. コントロールパネルの「プログラムと機能」が開きますので、左側にある「Windows の機能の有効化または無効化」を押します。
  3. 「Windows の機能」が開くので、「Windows サンドボックス」にチェックをつけ、「OK」ボタンを押します。Sandbox

  4. 再起動するよう促されますので、PCを再起動します。
  5. PCが再起動すると、すべてのアプリの「W」の項目に「Windows Sandbox」が追加されます。
    Sandbox02

機能が追加されたら、後はもう、起動するだけです。ライセンスの心配もいりません。「ユーザーアカウント制御」が表示されたら「はい」を押すと、起動します。

Sandbox03

ただ、日本語版 Windows 10 Pro ですが、起動したサンドボックスは、英語版でした。(この辺は、どうなのだろう?

参考:Windows Sandbox | 悩み多き文教市場のインフラ屋さん

2019年4月 5日

Microsoft アカウント用の確認コードが送信されてこない

Microsoft アカウントで「セキュリティ情報」にアクセスしようとしたところ、本人確認を求められました。「確認コードを下に入力してください」とあるのですが、いくら待ってもコードが送信されて来ません。こんな場合、どうすればいいのでしょう?

Microsoft アカウントで「セキュリティ」内の各項目へアクセスしようとすると、下記のような「ご本人確認のお願い」が表示されます。

ご本人確認のお願い

ここには、あらかじめ登録したであろうコードを受け取るための送り先が表示されていたことでしょう。ここで「メールを送信」を選択して、次に進みます。すると、2019年4月5日現在は、こんな感じの「メールをご確認ください」の表示になります。

メールをご確認ください

この画面には、次のように書いてあります。

確認コードを < コードを送るメールアドレス > に送信します。お使いの電子メール アドレスであることを確認するために、確認コードを下に入力してください。

質問者は、この画面でコードが送信されてくるのを待っているのでしょう。 実は、この画面で、コードが送信されてくるのを待っていてはだめなのです。この画面では、 入力欄に「someone@example.com」とあるように、メールアドレスを入力するよう求められています。

このメッセージの部分、英語版に切り替えてみると次のようになります。

Verify your email

We will send a verification code to <Your e-mail address>. To verify this is your email address, enter it below.
訳:確認コードを < コードを送るメールアドレス > に送信します。これがお客様のメールアドレスであることを確認するには、以下に入力します。

英語版では、自分のメールアドレスであることを確認するために、メールアドレスを入力するようメッセージに書いてあります。それなのに日本語版では、「確認コードを下に入力してください」とあるものですから、もうコードが送られてくるものと待ってしまいます。

ということで、「someone@example.com」とかいてある入力欄には、コードを送るよう指定したメールアドレスを入力してください。どのメールアドレスなのかは、一部伏字になっているアカウント名がヒントです。そして、メールアドレス全体を入力します。

メールアドレスを入力して「コードの送信」ボタンを押すと次のような画面になります。

コードを入力

そのメールアドレスが登録したメールアドレスと一致していると、コードが送信されてくることでしょう。「コード」と書かれている入力欄に送られてきたコードを入力して「確認」ボタンを押せば完了です。

日本語のメッセージがおかしいので、フィードバックしておきました。

2019年3月10日

Microsoft の Web サイトに Windows Hello でサインイン

Microsoft の Web サイトにサインインする際には、Microsoft アカウントとそのパスワードを入力してサインインします。最近では、認証アプリを使ってパスワードの代わりに承認する方法もあります。そして、指紋認証や顔認証といった Windows Hello を使っての「パスワードなし」でもサインインできるようになりました。

参考:Secure password-less sign-in for your Microsoft account using a security key or Windows Hello - Microsoft 365 Blog

ちょっと前までは、日本語の Microsoft アカウントだと設定項目が表示されませんでした。それがやっと日本語版でもできるようになりましたので、顔認証ができる Surface Pro(2017)の Windows 10 Ver.1809でやってみました。

これは、「Windows Hello」の顔認証をセットアップしてある Windows 10 Ver.1809 からのみできる設定です。「Windows Hello」セットアップしていない違うデバイスからでは、通常通りパスワードを求められます。パスワードを忘れてしまわないように気をつけてください。

セットアップは、次のようにします。

  1. Microsoft Edge で Microsoft アカウント / 追加のセキュリティ オプションへサインインします。
  2. ページ内に「Windows Hello とセキュリティ キー」が見つかりますので、「Windows Hello の設定」を選択
    「追加のセキュリティ オプション」の「Windows Hello とセキュリティ キー」
    ※Internet Explorer や Windows 10 Ver1803 以前からアクセスすると、「サポートされていません」と表示され、「Windows Hello の設定」が表示されません。
  3. 「Windows Hello を使用してアカウントにサインイン」と表示されますので、「次へ」ボタンを押します。
    Windows Hello を使用してアカウントにサインイン
  4. PC の「Windows セキュリティ」が開き、ユーザー確認が行われます。私の環境では、「顔認証」ができますので、Web カメラが起動しました。正しく顔認証され、そのユーザー名が表示されたら「OK」ボタンを押します。
    image
    ※ここの「OK」ボタンは、時間をかけずに押してください。キャプチャーを撮るために、時間をかけてしまったため、エラーになってしまいました。
  5. 「既にこのアカウントは Web 上で Hello に対応済み」と表示されたら、設定完了です。「了解」ボタンを押して、閉じます。
    image

以降は、Microsoft の Web サイトにサインインする際、顔認証でもサインインできるようになりました。ただし、二段階認証を設定してある場合は、初回サインイン時にセキュリティコードの入力を求められます。

参考:Microsoft アカウントに Windows Hello でサイン インしてみる - kazuakix の日記

Windows Hello またはセキュリティ キーで Microsoft アカウントにサインインする

2018年7月 8日

Windows 10 :PIN や顔認証でサインインできない

Windows 10 をローカルアカウントで使っています。PIN でサインインしていました。先日、Windows Update で更新プログラムがインストールされたようです。その後からだと思うのですが、サインインしようとすると「このデバイスのセキュリティ設定が変更されたため、セットアップした暗証番号(PIN)が使えなくなりました。」と表示されてしまいました。こんな場合、どうするといいのでしょう?

この質問は、2018年6月中旬ごろから上がり始めています。環境が、次のような感じです。

  • Windows 10
  • PINでサインインできるようにしてあった
  • 顔認証でサインインできるようにしてあった
  • Surface(Surface Laptop が比較的多く、新しい Surface Pro や Surface Pro3 の場合もありました)
  • ローカルアカウントだけでなく Microsoft アカウントでサインインしている場合でも起きる

しかし、我が家の Surface では、どれも、この現象が再現できませんでした。そこで、どんなサインイン画面になるのか、質問者さんの情報を下に作ってみました。

サインインできないサインイン画面

メッセージには、次のように書いてあるそうです。

このデバイスのセキュリティ設定が変更されたため、セットアップした暗証番号 (PIN) が使えなくなりました。[設定] > [アカウント] >[サインイン オプション] を選択すると、暗証番号 (PIN) をもう一度セットアップできます。

このデバイスのセキュリティ設定が変更されたため、セットアップした暗証番号 (PIN) が使えなくなりました。[設定] > [アカウント] >[サインイン オプション] を選択すると、暗証番号 (PIN) をもう一度セットアップできます。

「サインイン オプション」は、表示されない環境もあるとのこと。「サインイン オプション」が表示される場合は、押すと「顔認証」と「PIN」の切り替えアイコンが表示されるとのことです。しかし、「パスワード」アイコンが表示されないとのことです。「パスワード」に切り替えられないので、パスワードの入力ができません。そして、「顔認証」と「PIN」のどちらを選択してもこのメッセージに戻ってしまうとのことでした。「[設定] > [アカウント] >[サインイン オプション] を選択すると」とは言っても、サインインできませんので「設定」を開くことができません。

ただ、右下に「電源」ボタンが表示されているそうです。そこで、ここから初期化を試してみた方がいらっしゃいました。「電源」ボタンを押して、表示されたメニューの「再起動」をShift キーを押しながらクリック。
サインイン画面右下の「電源」ボタンを押したところ

2018年8月28日 追記:この電源ボタンで「シャットダウン」をしてみると、その後起動した際にパスワードでサインインできるという情報が入りました。参考:『このデバイスのセキュリティ設定が変更されたため、セットアップした暗証番号(PIN)が使えなくなりました』 と表示され、操作ができない

再起動後に表示される「オプションの選択」で「トラブルシューティング」を選択。

オプションの選択

「このPCを初期状態に戻す」を選択。

トラブルシューティング

この後、先に進むと、「使用できる状態に戻すには回復キーを入力してください」と出ます。Microsoft アカウントでサインインしていた場合は、ほかのパソコンやスマホなどでBitLocker 回復キーが取得できるページに、Microsoft アカウントでサインインして、回復キーを取得。回復キーを入力後、PCを初期状態に戻します。

しかし、ローカルアカウントでサインインしていた場合は、回復キーが取得できるURLにアクセスしてもページがなく回復キーを取得できません。まぁ、回復キーは、Microsoft アカウントで紐づけられた OneDrive 上にあります。そこで、「このドライブをスキップする」を選択してみるのですが、「デバイスがロックされている」となり進めないのだそうです。

こうなってしまった場合のこの対応方法です。別のPCから USB 回復ドライブを作成して Surface を工場出荷状態にリセットします。まず、Surface  のシリアル番号を調べ、下記ページにアクセス。

Microsoft サポート | Microsoft Surface の回復イメージをダウンロードする

USB ドライブに回復イメージをダウンロードします。

ダウンロード完了後は、USB 回復ドライブの作成と使用 の「ダウンロードした回復イメージを使って Surface を工場出荷時の状態にリセットする方法」を参考にしてリセットします。こちらからであれば、回復キーを求められても「このドライブをスキップする」で回避可能とのことです。

参考:Windows 10に突然ログインできなくなりました - マイクロソフト コミュニティ

『このデバイスのセキュリティ設定が変更されたため、セットアップした暗証番号(PIN) - マイクロソフト コミュニティ

2018年4月19日

Windows 10 :Microsoft Edge が起動しない

Windows 10 を使っています。ブラウザは、Microsoft Edge を使っています。先日、更新プログラムがインストールされました。そうしたところ、Edge が使えなくなりました。起動はするのですが、しばらくすると消えてしまいます。仕方がないので、Internet Explorer を使っています。こんな場合、どうするといいのでしょう?

パソコンで銀行などの金融機関をご利用ではないでしょうか?その際に Trusteer Rapport(ラポート)というセキュリティソフトをインストールしてあると、Microsoft Edge が利用できなくなる現象が起こります。

現在の Microsoft Edge の EdgeHTML バージョンは、16 です。

image

2018年4月19日現在、EdgeHTML 16 は、Rapport の対象外です。

EdgeHTML 16 ブラウザの対応状況について | Trusteer

Microsoft Edge を正常に起動させたい場合は、インストールした Rapport をアンインストールします。しかし、Rapport では、見つかりません。そこで、「Trusteerエンドポイント保護」で探します。

参考:Windows 10でのRappportのアンインストール | Trusteer

上記ページでは、コントロールパネルの「プログラムと機能」でやり方を紹介していますが、「設定」-「アプリ」-「アプリと機能」内でも見つかることでしょう。

image

IBM の方でも、順次サポート対象にするべく対応作業をされているようですが、Microsoft がどんどんバージョンアップしていくので、追いついていない状況です。Rapport は、日本の大手銀行がインターネットバンキングをする際に、インストールするよう促します。しかし、Windows 10 で Microsoft Edge を利用したい場合は、こういったセキュリティソフトをインストールすると、こういった不具合が発生しやすくなりますのでご留意ください。

2018年3月29日

「Facebook 拡張ツールバッグを取付て安全性及び使用流暢性を向上します」と表示される

パソコンやスマートフォンでブラウザを開くと「Facebook拡張ツールバッグを取付て安全性及び使用流暢性を向上します。」というポップアップメッセージが出て、ブラウザが使えないという現象が発生するとのこと。

Facebook 拡張ツールバッグを取付て安全性及び使用流暢性を向上します」というポップアップメッセージ
※似たような感じのメッセージを画像で作ってみました。

マイクロソフト コミュニティにも下記のスレッドで報告されています。

「facebook拡張ツールバッグを取付けて安全性及び使用流暢性を向上します。」とポップアップが出てブラウザが使えない

原因がなかなかわからなかったのですが、この現象は、一部のルーターに発生しているとのことです。

ルーターにサイバー攻撃か ネット接続で不具合相次ぐ (朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

NTT東日本/西日本 からの情報も見つかりました。

「Netcommunity OGシリーズ」におけるインターネット接続不可事象について | お知らせ・報道発表 | 企業情報 | NTT東日本

「Netcommunity OGシリーズ」におけるインターネット接続不可事象について |NTT西日本(PDF)

NTT のほか、一部の Logitec や Buffalo のルーターでも現象が発生しているとのことです。

現象は、下記のような条件で発生するとのことです。

  1. 該当機器をインターネット接続用途で利用している
  2. 「インターネット接続設定」で「セキュリティ設定」を「無効」にして利用している
  3. 機器設定用ログインパスワードを初期値より変更していない

情報には、

メッセージ内の「OK」ボタンは押さないでください。「OK」ボタンを押してしまうと、ファイル名「facebook.apk」のマルウェアがダウンロードされてしまいます。

とありますが、ポップアップメッセージの「×」ボタンで閉じても、「facebook.apk」のマルウェアが自動的にダウンロードされるとのことです。

我が家には該当するルーターがないので、具体的な対応方法はわからないのですが、下記のようにする必要があるとのことです。

  1. ルーターの設定を初期化
  2. ルーターへのログインパスワードを設定
  3. ルーターの「インターネット接続設定」で「セキュリティ設定」を「有効」にする
  4. ルーターのファームウェアを最新版にする

多くのルーターには、ルーターへアクセスするための IP アドレス(例:192.168.0.1)やID、パスワードが記載されています。この IP アドレスの数値をブラウザのアドレスバーに入力すると、ルーターへアクセスするためのページが開きます。IDとパスワードを入力すると、ルーターの設定に入れます。パスワードがルーターに記載されているままになっている場合は、早急に変更しましょう。なお、ルーターのDNS が書き換えられていて「220.136.106.4」になっているとのことですので、ルーターを初期化して初期値に戻す必要もあります。

これらの対応方法がわからない場合は、早急にルーターのメーカーに問い合わせるか、新しいルーターを購入して取り替えます。新しいルーターでも、ルーターへのログインパスワードを変更し、ルーターのファームウェアを最新版にします。

参考:ルーターの設定情報改ざんについてまとめてみた – piyolog

2018年3月22日

「Microsoftアカウントの不審なサインイン」メールが来ました

Microsoftアカウントチームから「Microsoftアカウントの不審なサインイン」というタイトルのメールが届きました。今すぐ確認する必要があるのか「今すぐ認証」というリンクが張ってあります。しかし、何だか怪しいような感じもします。本当に、Microsoft からきたメールなのでしょうか?どのように対応するといいのでしょうか?

このメールは、2018年3月21日ごろから問い合わせが増えて来ています。Microsoft を騙ったフィッシングメールです。削除して構いません。

このメールには、次のように書いてあります。

タイトル:Microsoftアカウントの不審なサインイン

オフィスソフトのプロダクトキー
不審の動きがあります
マイクロソフトセキュリティチームの調べによれば、あなたのオフィスソフトのプロダクトキーが何者かにコピーされている不審の動きがあります。
サインイン情報:
Windowsシステム: Windows 7 Ultimate
IP:220.31.254.151(静岡)
日時:2018/3/20 (GMT)
お客様がこれを実行した場合は、このメールを無視しても問題ありません。
お客様がこれを実行した覚えがない場合、悪意のあるユーザーがお客様のプロダクトキーを使っている可能性があります。こちらからはあなたの操作なのかどうか判定できないため、検証作業をするようお願いします。
今すぐ認証
サービスのご利用ありがとうございます。
Microsoftアカウントチーム

そもそも、静岡には住んでいない人や Windows 7 Ultimate を使っていない人にも同じ文面です。これはおかしい!と思ってください。また、リンク先も確認してみてください。「Microsoft」と読めるような感じでアルファベットの「o(オー)」が「0(ゼロ)」になっているはずです。

2017年1月にも、似たような感じで配信されていました。また、配信が始まったようです。

「ご注意!!OFFICEのプロダクトキーが不正コピーされています。」というメールが来ました

さて、メール本文中の「今すぐ認証」を実行してどうなるのか、確認してくださった方がいらっしゃいます。キャプチャー画像をいただきましたので、どんな風に進むのか紹介します。

下記のような Web ページが開きます。

※Windows 10 Enterprise の「Windows Defender Application Guard」を使って、危険がないようにアクセスしています。興味半分に真似してアクセスしてみるのは、おすすめできません。

ご注意!!OFFICEのプロダクトキーが不正コピーされています

ページ内の「今すぐ認証」を押すと、Microsoft アカウントのサインイン画面になります。しかし、かなり古いタイプの Microsoft アカウントサインイン画面です。そして、実際にはない適当なメールアドレスとパスワードでもサインインできてしまいます。

Microsoft アカウントサインインページ

クレジットカードの情報を入力するよう、促されます。クレジットカード番号や名義名の入力欄に適当に入力してみます。

クレジットカードの情報を入力するページ

すべて適当に入力したはずなのに、「修復が完了しました」と表示されます。そして、最後のボタンは日本語ではない表示。

修復が完了しました

このフィッシングメールの目的は、クレジットカード番号の収集です。もし、既に情報を入力してしまった場合は、大至急、ご利用のクレジットカード会社へ連絡して、対応してもらう必要があります。

フィッシング対策協議会からも情報が出ました。

Council of Anti-Phishing Japan | ニュース | 緊急情報 | マイクロソフトをかたるフィッシング (2018/03/22)

参考:マイクロソフトを装った不審メールの配信について - Microsoft Office 2016

2018年3月18日

Microsoft からの「使用条件の更新についてのお知らせ」メール

Microsoft から「使用条件の更新についてのお知らせ」というタイトルのメールが届きました。これは、本当に Microsoft から配信されたものなのでしょうか?そして、どういうことなのでしょうか?

私のところにも、2018年3月17日の午前6時ごろに届いています。まず、こう言ったメールが本当に Microsoft から配信されたものかどうかです。以前は、ブラウザでWeb上の Outlook.com で確認すれば、緑色の「信頼された差出人」アイコンが表示されました。

「信頼された差出人」からのメール
※2015年12月12日 Windows Live メール 2012の「メール サービスに関する重要なお知らせ」より

しかし、このメールには、下記のように見当たりません。

Outlook.com で確認

ということでもうちょっと確認したら、絶対に該当するメールであっても「信頼された差出人」アイコンが表示されていないのに気が付きました!「信頼された差出人」アイコンの表示をやめたのでしょう。

このメールには、次のように書いてあります。

サービス規約をより明確に
このメールは、お使いの Microsoft 製品の 1 つ以上に適用される Microsoft サービス規約の更新についてお知らせするためにお送りしています。今回の更新では、規約を明確にし、確実にご理解いただけるようにすることに加え、対象となる新しい Microsoft 製品、サービス、および機能を追加いたします。

Microsoft サービス規約は、お客様と Microsoft (またはその関連会社。以下「Microsoft」といいます) の間で締結される、お客様の Microsoft のコンシューマー向けオンライン製品とサービスの使用に適用される利用規約です。


Microsoft サービス規約の全文は、こちらからご確認いただけます。今回の更新の詳細については、こちらの FAQ ページでご確認いただくこともできます。Microsoft サービス規約に関する更新は、2018 年 5 月 1 日に発効いたします。2018 年 5 月 1 日以降も引き続き Microsoft の製品およびサービスをご利用いただいた場合は、更新された Microsoft サービス規約に同意しているものと見なします。

同意されない場合は、この規約の発効日までに Microsoft の製品とサービスのご利用を停止し、Microsoft アカウントを削除してください。購入も含め、お子様 (未成年者) による Microsoft 製品とサービスのご利用は、保護者の方が一切の責任を負うものとします。

Microsoft の製品とサービスをご利用いただきありがとうございます。

Web 上で公式ページを確認してみたところ、似たような感じのページを見つけました。

サービス規約をより明確に|Microsoft

メール本文の「今回の更新の詳細については、こちらの FAQ ページでご確認いただくこともできます。」内に張られいるリンク先も上記ページでした。

メールに張られているリンク先を開くのは、どうしたも心配という方は、こちらの公式ページから確認してみるといいでしょう。

要は、Microsoft のサービスに関する規約が2018年5月1日から変わるので、一度、確認しておいて欲しいという連絡です。この変更に納得できない場合は、2018年5月1日以降、Microsoft のサービスを利用しないでください、ということです。

2018年3月19日 追記:
英語版も届きました。タイトルは「Updates to our terms of use」、送信者のメールアドレスは、日本語版と同じです。
英語版

2018年1月13日

Word で「数式エディター」が削除されました

Windows 10 で Word 2016 を使っています。今まで、「数式エディター」を使っていました。本日、使おうと思ったら、いきなりエラーメッセージが表示され使えなくなりました。これは、どうなってしまったのでしょう?

「数式エディター」を使いたい場合は、Word の「挿入」タブで「オブジェクト」を選択。

Word の「挿入」タブで「オブジェクト」を選択
※画像は、Word 2016 のものです。

表示された「オブジェクトの挿入」の「新規作成」タブで「Microsoft 数式 3.0」を選択して、「OK」を押します。

「オブジェクトの挿入」の「新規作成」タブ

これで、「数式エディター」が起動します。

「数式エディター」が起動

さて、このようにして、「数式エディター」を使ったWordの文書ファイルを開き、再度「数式エディター」を使おうと、数式の部分をダブルクリックします。すると、Word から「Microsoft 数式エディターが見つからないため」というエラーメッセージが表示されます。

Microsoft 数式エディターが見つからないため

「ヘルプ」ボタンを押すと、下記ページが開きます。

Error when editing an equation in Office

英語ページでしたので、日本語版のページにしてみましたら、Office 内の数式を編集するときのエラー でした。どうやら、「数式エディター」に脆弱性が見つかったので、削除されてしまったもようです。

参考:【セキュリティ ニュース】MS、ゼロデイ脆弱性の修正含む月例パッチを公開 - 公開済み定例外パッチにも注意を(2ページ目 / 全3ページ):Security NEXT

しかし、「昨日まで、使っていたのよ?」と慌てて、「オブジェクトの挿入」の「新規作成」タブを確認してみると、確かに「Microsoft 数式 3.0」が見つかりません。

、「オブジェクトの挿入」の「新規作成」タブに「Microsoft 数式 3.0」が見当たらない

これは、最新の Office 更新プログラムがインストールされた際に、「Microsoft 数式 3.0」が削除されたものと考えられます。

Microsoft としては、数式を入力する際、「挿入」タブの「記号と特殊文字」にある「数式」から「数式ツール」を用意したので、古い「数式エディター」は、脆弱性の問題もあり「もう、使わないでください」ということにしたらしいです。

image

参考:数式を入力、挿入、または変更する - Office サポート

確かに、「脆弱性」と言われてしまうと、つらいものがあります。そうはいっても、この時期、学生さんは、いきなり削除されてしまうと、いろいろ問題があることでしょう。

どうしても、何とかしたい場合。確認してみたところ、この現象が起きる前のバージョンまで戻せば、復活します。この現象が起きるのは、Office 2016の場合、2018年1月9日に配信されたバージョン 1711 ビルド 8730.2175 です。これをひとつ前のバージョン 1711 ビルド 8730.2165 に戻します。

しかし、脆弱性の問題ですので、バージョンを戻して復活させることは、お勧めできません。自己責任の下、下記ページを参考にして作業してください。

参考:以前のバージョンの Office 2013 または Office 2016 クイック実行に戻す方法

Version and build numbers of update channel releases - Office Support : Office 2016 (英語版)

更新プログラム チャネル リリースのバージョン番号とビルド番号 - Office サポート : Office 2016(日本語版)

Word 2013 の場合は、下記ページを参考にしてください。

Update history for Office 2013 - Microsoft Office(英語版)

Office 2013 の更新履歴 - Microsoft Office(日本語版)

そして、「数式エディター」を使い終わるまで、しばらく自動更新を止めておきましょう。「ファイル」-「アカウント」と開いて、右側に表示される「製品情報」の下の「Office 更新プログラム」にある「更新オプション」ボタンを押します。表示されたメニューから「更新を無効にする」を選択。

「更新オプション」ボタンを押したところ

「ユーザーアカウント制御」が表示されたら「はい」を押します。これで、「Office 更新プログラム」が「この製品は更新されません」の表示に変わります。

この製品は更新されません

脆弱性に問題がありますので、「数式エディター」を使う作業が終わり次第、Office 更新プログラムがインストールされるよう設定を変更してください。以降は、「挿入」タブの「記号と特殊文字」にある「数式」を利用してください。

2018年1月13日 15:33 追記:
脆弱性は気になる。でも、Microsoft Equation 3.0 を利用したい場合。サードパーティーの「MathType Lite」(無料)や「MathType」(有料)があるとのことです

MathType desktop for Equation Editor users | WIRIS | math & science

引き続き、数式エディターを利用したい場合は、「MathType」をご利用ください。

2018年1月17日 追記:
日本のOffice support チームから情報が出ました。
数式エディター 3.0 の機能削除について – Office Support Team Blog JAPAN

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