カテゴリー「旅行・地域」の記事

2007年2月12日

涅槃団子作り

今日は、我が家の年中行事の一つ「涅槃団子作り」をしました。
2月15日は、涅槃会(ねはんえ)。お釈迦様の亡くなった日です。我が家は、曹洞宗でして、この日に我が家で作った涅槃団子を配ります。

ということで、今日は、その準備で家族皆で涅槃団子を作りました。

涅槃団子の作り方

  • 涅槃団子の粉(米の粉)
  • お湯
  • 食紅

涅槃団子の粉は、1袋が1kgのものを4袋(4Kg)買ってきています。

まず、1袋を3等分(約330g)にします。
お湯は、3等分にしたものに対して250cc使います。

色なのですが、本当は、五大(地・水・火・風・空)を表す五色。赤・白・黄・青・黒を作るそうです。しかし、黒は、あまり見ませんね。
我が家は、ちょっと薄めの色かもしれませんが、黒を除いた4色を作ります。
食紅は、少な目のお湯で溶かしきってから、全体が250ccになるようにします。

お湯で粉をこねます。
こねあがったら、棒状に伸ばし、小さく切ります。
後は、手作業で丸く団子状にします。(直径2cmぐらい)丸めた涅槃団子

蒸し器で10分ほど蒸します。(芯が残っていないかどうか確認)
蒸し布を使うといいでしょう。
蒸し布で蒸しあがった団子を取り出し、サッと水につけて荒熱を取ります。
つけすぎないように注意!

後は、バット等に広げて、乾かします。

今年は、家族全員で作ったので、割と早く仕上がりました。コネが追いつかなくなり、途中、職人さんは、ニワトリやひよこ、豚にニンジンを作って遊んでましたわ。涅槃団子で作ったニワトリとひよこ、豚、ニンジン

さて、蒸しあがった団子は、当日まで乾かしておきます。夜は、凍ってしまわないように、上に乾いたふきんをかけておくといいでしょう。

なお、平成19年の色は、黒と赤だそうです。お守りにする場合は、黒と赤の袋で作るといいでしょう。

2007年2月 9日

昆布もちについて

この年末から「昆布もち」について何件か問い合わせが来ています。

お餅に使える昆布は、どういったものが良いのか?富山県外では、そんな風に使わないので売っていないようです。ちょっと、義母に聞いてみたところ羅臼昆布がいいと教えてもらいました。

こちら富山では、羅臼昆布を小さく切って「おしゃぶり昆布」にし、お茶請けに出すのです。

お餅に入れたい場合は、5mm幅の1.5~2cmぐらいに切ってください。厚みの端の部分は使わずに、薄い部分を使うと良いでしょう。

こんな昆布をこちら富山では、餅つきの季節になると昆布屋さんの店頭に並びます。今はもう、季節ではないのでありません。

昆布もちの作り方

用意するもの

  • 餅つき機
  • 餅とり粉
  • 餅用のバット
  • 餅米
    よく砥いだ後、12時間ほど水につけておきます。その後、ざるにあげて水気をよくきります。
  • 昆布:米1.5升に100gほど(米1升=1.5㎏)
  1. 餅米を蒸し、つく
  2. 餅が米粒状から餅状になったら、塩をお好みで入れる。(我が家は、一臼で1.5升つくのですが、大さじ1杯程度いれます。)
  3. 塩と一緒に昆布も入れる
    餅つき機に昆布を入れている最中
  4. 引き続き、餅がつきあがるまでつく
  5. つき終わったら、餅用バットに手早く移し変えて伸餅にします。

2006年1月 2日

お正月に天神様を飾る

2004年の12月2005年の1月に書いた記事ですが、富山県では、お正月に天神様の掛け軸をかざります。富山県内では、当たり前にやっている風習です。そして、富山県人は、日本中が正月になると天神様を飾っていると思い込んでいる風習です。

富山県では、長男が生まれるとお嫁さんの実家から子供の健康、成長、学業成就を願い送られてきます。だから、富山県外へ嫁いだ場合、嫁ぎ先がビックリするかもしれません。

富山県独特の風習だから、よもやインターネットで天神様が手に入らないわよねぇ~、と思ったのですが、見つけました。今は、何でも手に入るのですね。

我が家の天神様の飾り方は、こんな具合。天神様を床の間に飾る際には、前飾りも必要となります。

天神様の掛け軸ネットで見つけた前飾り用セットには、お神酒用の三宝もあるようですね。なお、鯛のかまぼこが乗っている皿は、我が家の適当な皿です。かまぼこが乗る程度の大きさの物でどうぞ。

掛け軸を床の間に飾る場合には、ヤハズ(掛け軸をかけたり下ろしたりするときに使うもの)と風鎮(掛け軸の軸の左右にぶら下げて、風に揺れないようにするためのもの)を用意したほうが良いでしょう。掛け軸を買う際には、付属についているかどうか確認してください。

2005年12月29日

豆もちと昆布もち

今日は、久しぶりに天気の良い日でした。
屋根の雪下ろし

もう、雪は、いやって言うほど積もっています。
屋根にも1mぐらいありますので、とうとう屋根の雪下ろしをおこないました。

さて、本日は、餅つきをしました。
作ったのは、白い普通の餅が2臼と昆布もち、豆もちが一臼ずつ、後は、大歳餅と言われるお昼ご飯用のお餅が一臼で5臼でした。私は、丸餅の地方出身なので、富山県の伸餅は、ちょっと寂しいのですが・・・

さて、今回は、我が家の昆布もちと豆もちの作り方をご紹介します。
なお、我が家の分量は、1臼:1.5升です。

用意するもの

  • 餅つき機
  • 餅とり粉
  • 餅用のバット
  • 餅米
    よく砥いだ後、12時間ほど水につけておきます。その後、ざるにあげて、新しい水をかけてあくを抜き、水気をよくきります。
  • 黒豆(餅米の1割:米1升=1.5㎏)
  • 昆布(100gほど)
    富山の昆布屋さんでは、餅つきの季節になると餅に入れるための昆布が売り出されます。他の地域では、ちょっと手に入らないかも!

豆もちの作り方

  1. 事前に豆を好みの固さに蒸す。(我が家は、20分程度)
  2. 餅米を蒸す。
    通常は、セイロを使い、強火で20分ほど蒸します。
    時間が来たら、ちょっと開いてみて指でつぶすか食べて芯が残っていないかどうか確認します。1臼しかつかないのでしたら、餅つき機の「蒸す」機能に任せてもいいでしょう。
  3. つく
    餅つき機に豆を入れている最中
    蒸しあがった餅米を餅つき機に入れてつきます。(餅のつき時間は、餅つき機の性能や家庭の好みによって違います。経験を踏まえて加減してください。)
  4. 餅が米粒状から餅状になったら、塩をお好みで入れる(我が家は、大さじ1.5杯程度)
  5. 引き続き餅をつき、餅がつき終わる2分前程度に豆を入れる。豆は、あまり長くつくと皮がむけてしまうので、注意してください。
  6. つき終わったら、餅用バットに手早く移し替えて伸餅にします。

昆布もちの作り方

  1. 餅米を蒸し、つく
  2. 餅が米粒状から餅状になったら、塩をお好みで入れ、(我が家は、大さじ1杯程度。昆布に塩気があるので少なめに)一緒に昆布も入れる
    餅つき機に昆布を入れている最中
  3. 引き続き、餅がつきあがるまでつく
  4. つき終わったら、餅用バットに手早く移し替えて伸餅にします。

2007年2月8日 追記
お餅用の昆布でわかったことがあります。「昆布もちについて」をご参照ください。

2005年1月 5日

お正月に天神様を飾る(2)

暮に「富山県では、お正月に天神様を飾る風習がある」と紹介しました。
この正月にもやってくれました!地元ローカル局
「わいど&ラブぽけ新春スペシャル 発見!富山ってこんなに不思議!?」
の中で何故富山県では、天神様を飾るのかを解説してくれました。

菅原道真公は、加賀藩の殿様「前田家」のご先祖様だと言われています。そして、菅原道真公と加賀百万石前田家の家紋は「梅鉢紋」。
菅原道真公の掛け軸を飾るということは、「梅鉢紋」のついた物を飾ることになるわけです。
天神様の掛け軸
加賀藩は、石川県がお膝元。しかし、肝心の石川県には天神様を飾る風習はありません。そういう風習があるのは、富山県と福井県の一部の地域。
どうも、前田家の殿様は、地元より遠く離れた周辺地域に「前田家信仰」浸透させたようです。

と言うことで、「菅原道真公を飾る」=「加賀百万石前田家を崇めています」ということで富山県では、天神様を飾るのでした。

しかし、我が家の天神様、相当よく見ないと「梅鉢紋」に気がつかないのですがね。(^^ゞ

2004年12月31日

お正月の準備(3)

さて、いよいよ大晦日!
今日は、富山県のお鏡餅の飾り付け方について紹介します。
鏡餅

用意するもの
・お重ね餅
・三宝
・半紙
・ほんだわら
・ウラジロ
・串柿
・橙
・楊枝(1本)

飾り方
重ね餅の餅粉をブラシなどを使ってよく掃います。(こうするとカビが生えにくくなります。)
三宝に半紙を敷き、前に垂らします。
重ね餅を半紙の上に置きます。
これから重ねて行く物がずれないようにするために、上の段の餅の真中よりも少し後ろに楊枝を刺します。
まず、ほんだわら(黒いフサフサ)を置きます。前に垂らしてある半紙の先にかかるくらいの長さになるように調整して置きます。
次に、ウラジロを置きます。富山県内ではVの字につながって売っているタイプが多いので、楊枝に引っ掛けるようにおきます。白い方を上にするか、下にするかは、各家庭によって決まりがあるようです。ちなみに我が家は、白い方を上にします。
次に串柿を置きます。柿の数にもよりますが、偶数なら楊枝に引っ掛ける、奇数なら楊枝に刺してしまうと良いでしょう。
最後に、橙を楊枝に刺して押えます。

後は、格好の良いように調整して飾ってください。

床の間への全体的な飾り方は、こちらを参照ください。

2004年12月30日

お正月の準備(2)

今日は、暮の買い物へ行って来ました。
お正月に必要な物で、富山独特な物を紹介します。

「かぶら寿司」
これは、カブにサバ(高級なのは、ブリ)をはさみ、糀(こうじ)に漬け込んだ漬物です。寿司飯は使っていないのですが、なぜか名前に「寿司」がつくという不思議な食べ物です。

毎年、姑が自分で漬け込んでいたのですが、今年はいつまでも暖かかったものですから、できませんでした。気温が高いと、糀の発酵が進み過ぎてしまい、まずいのだそうです。
作る場合は、キロ単位で作ります。バケツの専用の入れ物で作るわけですが、冷蔵庫には入りません。よって、納屋に置くわけなのですが、連日10℃以上でしたので、止めてしまったそうです。

今回は、何年かぶりに市販の物です。

写真も紹介したかったのですが、少量なので、出したらなくなりそう...(;^_^A ハハハ
正月前になくなると、また問題ですので、後でアップします。

という事で、アップします。(撮影:2005年1月1日)
かぶら寿司

2004年12月29日

お正月の準備

そろそろ、お正月の準備にかかっているラム宅です。

今日は、餅つき。
本当は、9のつく日は、良くないのですが...まぁ、姑が「29日、つくよ」と言うものですから、嫁は逆らえません。(^^ゞ

餅つき機

農家ですので、もち米は、自家製米!と言いたいのですが、今年は、作らなかったものですから近所から購入しました。
つき方は、杵と臼も昔の話、やっぱり今風に「餅つき機」でつきます。

白餅3升、豆もち1.5升、昆布もち1.5升。そして、昼ご飯用1升。全部で5回つきました。つき時間は、10分ほど。ちょっと変わっているのは、途中で塩をいれることかな?
こちらの地方は、「伸し餅」です。私は、丸餅の地方出身者ですので、ちょっと寂しい。

大歳餅
そして、今日の昼ご飯は、大歳餅(オオトシモチ)というのを食べました。昔は、杵と臼でついて疲れるので、簡単な昼ご飯にしようということでつきたてのお餅をいただいたようです。他所のお宅では、どう言う風に食べるのかリサーチしていないのでわからないのですが、我が家は、餡餅ときな粉餅にしていただきます。

なお、鏡餅は、購入します。何せ、1升から2升の鏡餅を飾りますからね。ある程度固さがないと、自分の重みで沈んで平べったくなってしまうのです。しかし、あまり固いと今度は、手が遅いので、丸められないうちに餅の表面に皮が張ってきてしまいます。だから、作るのをあきらめました。

なお、伸し餅は、ある程度固くなってから切ります。これは、夫が休みの日になってからしてもらおうかな?

2004年12月19日

お正月に天神様を飾る

お祝い返しに「ドラ焼き」から「鯛のかまぼこ」に発展しまして、富山県の珍しい風習シリーズ紹介です。

富山県では、お正月に天神様を飾ります。「天神様」つまり、菅原道真公です。本州も暖かい地方出身の私にとって「天神様」というと福岡県の「大宰府天満宮」になってしまい、大学受験の前、高校3年生の遠足の際に行く所!にというイメージなのですがね。

我が家のは、掛け軸です。最近は、床の間のない家も増えたので、木彫りの置物という菅原道真公もあるのだそうです。そして、これを本来は、12月25日に飾るのですが、我が家は12月28日辺りに正月飾りといっしょに飾ります。

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鏡餅にお神酒、雪洞(ぼんぼり)、そして、「鯛のかまぼこ」です。ただ、この「鯛」も最近は、少人数の家族でかまぼこだと食べきれないとのこと。中身を「砂糖」にする家庭もあるそうです。なお、飾ってあるこの「かまぼこ」は、小ぶりです。小ぶりといっても、縦横15×20cm、厚さ2cmぐらいだったと思います。
天神様飾りが済んでから、おせち作りに入るのが富山県の大晦日です。ちなみに写真は、昨年の様子です。

tenjin_sama2
こちら富山県では、学問の神様として「子供たちの頭が良くなりますように!」と言う意味を込めて飾るようです。

富山県外の人は、ご存知でしょう。天神様をお正月に飾る風習は、ないですよね?!
ところが、富山県人は、「日本中どこでも飾っている!」と思い込んでいるから恐ろしい。

実は、天神様は、長男が生まれるとお嫁さんの実家から送られてくる慣わしになっているようです。ところが、私は、県外からの嫁。そんな風習があるなんてことすら知らない。舅姑は、「おかしいね」と密かに話していたのですと。

先日、富山県の民放ローカルテレビで「正月の天神様」の話題をしてくれまして、「そういう風習は、富山県だけ!」と言うことがやっと理解してもらえたのでした。

ちなみに、天神様をしまう日「天神おくり」は、1月25日とこれも決まっています。

追記:2006年1月3日
姑からクレームがつきました。
鯛の飾り方が違うのだそうです。私たちに向かって飾ってはいけないそうです。
天神様に食べていただくお供えなので、鯛は天神様に向かわせないといけないそうです。
この写真では、逆向きです。ご注意ください。

2004年12月12日

「ドラえもん」と「ドラ焼き」

「ドラえもん」は、どうして「ドラ焼き」が好きなのか?
ドラえもんは、何でネコ型ロボットなのに「魚」や「かつお節」じゃなくて、「ドラ焼き」が好きなの?とズ~ッと思っていました。

マンガの設定では、ちゃんと話しがありました。
未来の世界で好きだったメスのネコ型ロボットにもらったのがドラ焼きだったからなんだそうです。でも、そもそも何でドラ焼きなの??

私、富山県に来てやっとわかりました。富山県人、とりわけ、高岡市在住者は、ものすごい思い入れがあるようです。「ドラえもん」の作者、藤子・F・不二雄さんは、富山県高岡市出身だということは、ご存知のことと思います。
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実は、高岡市内でちょっとしたお祝い事に出席してきました。そして、いただいてきたお祝い返しがこれ!ドラ焼きなんです。「お祝い返しにドラ焼き!?」ビックリしますでしょう?でも、高岡市内でのお祝い事は、普通なのです。結婚式の引出物にも出ることがありますし、五十回忌でも使われることがあります。しかも、大きさが半端じゃない!隣に、極普通にあるお茶菓子を並べて見ましたが、このお茶菓子が5cmぐらいの物です。隣のドラ焼きは、直径16cm、厚さは、中心部の一番厚いところで5cmぐらいあります。

こんな馬鹿でかいものは、一人で食べられませんので、切って分けて食べることになります。中は、粒餡に栗が入っていました。
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夫に聞きましたところ、「ドラ焼きは、お祝い事でもらうものだ」と言われてしまいました。こんな大きなものもそうですが、10cmぐらいの普通サイズでもお祝いでもらうそうです。
そうなると、藤子不二雄さんたちの幼少期、甘いものが貴重だった時代、お祝い事でいただいたドラ焼きは、子供たちのオヤツになったでしょうね。藤子・F・不二雄さんも、小さい頃は、きっと好物だったのではないでしょうかね?

ちなみに、8つに切っていただきましたが、私は、一切れだけでお腹いっぱいになりました。皮がフワフワで、餡子もシットリしていて美味しかった!

Translator


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