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2018年6月

2018年6月28日

Windows 10 IP:Snipping Tool に削除予告と新機能「画面スケッチ」の使い方

日本時間の2018年6月の28日に、Windows 10 Insider Preview 版に Build 17704 が配信されました。

Announcing Windows 10 Insider Preview Build 17704 - Windows Experience Blog

Build 17704 で Snipping Tool を起動させると、こんな表示になります。

Build 17704 の  Snipping Tool

予告
Snipping Toolは今後のアップデートで削除されます。機能が向上した画面スケッチの画面領域切り取りを試してみてください。

Windows Vista からお目見えした Snipping Tool も、とうとうなくなりますか!私も2007年7月に、紹介しています。

Vista の Snipping Tool を使ってみた

とはいえ、公式ブログにも「Currently, we are not planning to remove the Snipping Tool in the next update to Windows 10(訳:現在、私たちは、Windows 10 への次の更新で Snipping Tool を削除する予定ではありません」とありますので、もうしばらくあることでしょう。

しかし、私の周りでは、「新ツール慣れれるかな」「すごく愛用しているのに!」と不安の声が上がっています。

そこで、現状、この「画面スケッチ」で画面切り取り方法を紹介しましょう。

参考:Announcing Windows 10 Insider Preview Build 17661 - Windows Experience Blog

まず、「画面スケッチ」は、現在「Screen Sketch」という名前で、すべてのアプリから見つかります。

すべてのアプリの「Screen Sketch」

Screen Sketch を起動すると、こんな感じ。

Screen Sketch を起動

Screen Sketch の「New」を押すと、画面のキャプチャーが開始します。なお、この画面のキャプチャーは、Screen Sketch を起動させていなくても Win+Shift+S キーを押せば開始します。

画面のキャプチャーが開始

画面上部に利用できるツールが表示されています。利用できる画面キャプチャーのモードは次の3つ。「四角形クリップ」「フリーフォームクリップ」「全画面表示クリップ」です。

画面上部の利用できるツール

Snipping Tool でできる「ウィンドウの領域切り取り」がないのが、ちょっと残念。「遅延」は、メニューなどをキャプチャーしたい画面を表示してから、Win+Shift+S キーを押しても消えないので、特になくても問題ないかもしれません。(もし、「これが撮れない!」という場合は、フィードバックHubで報告しましょう!)

さて、キャプチャーしたいか所をマウスでドラッグすると、範囲指定ができます。

キャプチャーしたいか所をマウスでドラッグ

ドロップすると「Screen Sketch」内に取り込まれます。

ドロップ後

後は、ボールペンや鉛筆、蛍光ペンなどで描画可能。

Snipping Tool よりも機能が追加されているので、定規を使って線を引くことやトリミングも可能です。

定規を使って線を引いてみた

しいて言えば、基本図形で四角や丸、三角、線や矢印も描画できるといいですね。そして、文字入力もできたら、いいなぁ。フィードバックHubで要望を出しておきました。

Screen Sketch でクリップにウィンドウの領域を追加して欲しい

2018年7月3日 追記:
フィードバックがコレクションに追加されましたので、そちらで投票ください。

画面スケッチアプリは図形 (矢印、楕円、長方形、線) とテキスト注釈をサポートする必要があります。

2018年6月27日

Skype名の調べ方が変更!

最近、Skype を始めました。Skype には、Microsoft アカウントでサインインしています。そうしたところ、「Skype名を教えて欲しい」と言われました。調べ方を聞いてみたところ、「発信者ID」を開くと下の部分に書いてあるとのこと。しかし、「発信者ID」を開いてみると、「国番号の選択」と「電話番号」入力欄、そして「保存」ボタンしか見当たりません。国番号を選択してみようと思ったのですが、日本がありません。こんな場合、どうするといいのでしょう?

Skype名の調べ方は、 2017年8月に 自分の Skype名 がわかりません で紹介しました。「発信者ID」を開いて調べる方法は、次のように紹介しました。

Skype マイアカウントで「機能を管理」にある「発信者ID」を開きます。

Skype マイアカウントの「機能を管理」

開いたページの下部に「あなたは現在、自分の Skype 名 (*********)で識別されています」と記載されている部分があります。それを見ても、Skype 名がわかります。

「機能を管理」の「発信者ID」ページ

ところが、2018年6月現在、Skype マイアカウントで「機能を管理」にある「発信者ID」を開いてみると、こんな感じで表示されました。

image

仕様が変わってしまいました。2018年6月現在、「発信者ID」のページに、Skype名は、表示されません。そこで、次のようにして調べます。

  1. ブラウザで Skype for Web へ、Microsoft アカウントでサインインします。
    Skype for Web は、Skype が Web 上から利用できるサイトです。Skype から入る場合は、右上の「サインイン」もしくは、表示名を開いて「Skype をオンラインで使用する」を選択します。
  2. 画面左上に表示されている自分の名前(Skype 表示名)をクリックします。
  3. 「プロフィール」のご自身の名前(Skype 表示名)の下に 「Skype名」が表示されます。
    自分の「プロフィール」画面

また、Windows 10 に標準搭載されているストアアプリ版 Skype for Windows 10 でも似たような感じで確認可能になりました。以前は、Microsoft アカウントで表示されましたが、2018年6月現在は、Skype名で表示されるのを確認できました。 次のようにして確認します。

  1. ストアアプリ版 Skype for Windows 10 を起動し、Microsoft アカウントでサインインします。
  2. 左上に表示されている「ユーザー プロファイル」アイコンをクリックします。
  3. 「プロフィール」のご自身の名前(Skype 表示名)の下に 「Skype名」が表示されます。
    ストアアプリ版 Skype for Windows 10 で「ユーザー プロフィール」を表示

Microsoft アカウントでサインインしている場合の Skype名は、「live:<Microsoft アカウントのアカウント名>」、電話番号でサインインしている場合は、「live:<英数字の羅列>」(live: も含む)です。ただし、Microsoft アカウントでは、違うドメインで同じアカウント名がある場合、アカウント名の後に「_1」といった具合で数字が付与されます。

そのほか、デスクトップ版の Skype for Windows と iPhone の Skype for iOS でも確認してみました。しかし、Microsoft アカウントが表示されていて、live: を含む文字列の Skype名は、表示されませんでした。Microsoft アカウントのメールアドレスが表示されていて、live: を含む文字列の Skype名が表示されない場合は、ブラウザで Skype for Web へアクセスして確認する方法を試してみてください。なお、スマホやタブレットでは、「Sorry, Skype for Web isn't available on this device yet.」と表示され利用できません。PCのブラウザで確認してみてください。

2018年6月26日

法人用にセットアップした Windows 10 の認証用電話の番号を変更したい

Windows 10 Pro を法人用 Office 365 のアカウントを使って、セットアップしました。途中、Windows Hello の関係でPINをセットアップした際に、自分の携帯電話の番号を使いました。この度、携帯電話が変わり、電話番号も変わりました。そこで、セキュリティコードの送り先の電話番号を変更したいのですが、どうするといいのでしょう?

Windows 10 Pro を法人用にセットアップすると、「組織よりWindows Hello が要求されています」画面が表示されます。「PINのセットアップ」ボタンを押して進んでいくと、下記のようなセキュリティコードを送る電話番号入力欄が表示されます。

「組織よりWindows Hello が要求されています」後の「ID を確認する」画面

参考:パソコンをセットアップ | Office 365 検証の館

ここで、入力した電話番号にセキュリティコードが送信され、初回のPINのセットアップの認証用に使われます。

さて、セットアップ完了後も先に入力した電話番号は、セキュリティコードの受信用に使われます。例えば、サインイン時の PIN を忘れた場合。「PIN を忘れた場合」を押します。

PINでのサインイン画面

すると、パスワードを求められます。

「パスワードの入力」画面

パスワードを入力して「次へ」ボタンで進むと「アカウントの保護にご協力ください」画面になります。Windows 10 をセットアップした際に使った電話番号へ確認コードが送信されてきますので、ここで入力します。

アカウントの保護にご協力ください

ということで、セットアップした際に使った電話が必要になります。そこで、ここで、電話番号の変更はできないものか確認してみました。

しかし、「別の検証オプションを使用する」を押しても、電話番号は変更できませんでした。セットアップした際に使った電話番号へ「テキストメッセージを送信する」と「電話する」の切り替えができるだけです。

image

Windows 10 をセットアップした時に使った携帯電話の番号が変わった場合は、セキュリティコードの送信先の電話番号も変更する必要があります。公式では、下記のページでやり方が紹介されていました。

2 段階認証コードの取得方法を変更する - Office 365

しかし、実際に作業してみると、「セキュリティとプライバシー」に「追加のセキュリティ確認」が見つかりません。

Office 365「マイアカウント」の「セキュリティとプライバシー」

管理者が多要素認証をセットアップする必要があると書いてありますが、何だかうまくいきません。どうやら、仕様が変わった模様です。

そこで、次のようにしてみてください。

  1. 法人用 Office 365 のアカウントでパソコンにサインインします。
  2. 「設定」-「アカウント」-「ユーザー情報」を開きます。
  3. 右側にある「アカウントの管理」を押します。
    「設定」-「アカウント」-「ユーザー情報」
  4. ブラウザが起動して、「アクセス パネル プロファイル」のページが開きますので、「アカウントの管理」にある「追加のセキュリティ確認」を押します。
    「アクセス パネル プロファイル」ページ
  5. 「規定ではこの確認オプションが使用されます」が「認証用電話にコードを送信する」になっていると思います。そして、「認証用電話」にチェックが付いていて、セキュリティコードが送られてくる電話番号が入力されていることでしょう。「認証用電話」の電話番号を書き換えて、「保存」ボタンを押し、指示に従います。
    「追加のセキュリティ確認」

これで、新しい電話番号へセキュリティコードが送られてくるかどうか、確認します。

2018年6月23日

Windows 10:「Microsoft Store」アプリをローカルアカウントで使いたい(Ver.1803)

Windows 10 Ver.1803 をローカルアカウントでサインインして使っています。「ストア」アプリで利用したいアプリがあったので、インストールしてみたいのです。ローカルアカウントでサインインしているので、Microsoft アカウントが必要でしょうか?

似たような件を Ver.1709 の際に、Windows 10:Store アプリをローカルアカウントで使いたい で紹介しました。Ver.1803 になって、少々仕様が変わりました。

Windows 10 にローカルアカウントでサインインしている場合、「Microsoft Store」アプリの右上にあるユーザーアイコンは、こんな感じで、アカウントを追加できる状態になっています。

「Microsoft Store」アプリの右上

この状態で、必要なアプリをインストールするために、「入手」ボタンを押します。

アプリのインストール画面

すると、こんなメッセージが表示されるようになりました。

「複数のデバイスで使用する」メッセージ

複数のデバイスで使用する
Microsoft アカウントでサインインし、これを互換性のあるデバイスで使用します。

このまま、ローカルアカウントで利用し続けたい場合は、「必要ありません」を押します。これで、Microsoft アカウントでサインインせずに、ダウンロードが始まり、インストールされます。

Microsoft アカウントでサインインせずにダウンロード開始

Ver.1709 では、「Microsoft Store」アプリだけに、Microsoft アカウントでサインインする必要がありましたが、Ver.1803 では全くサインインせずにインストール可能になりました。

ただし、Microsoft アカウントでサインインせずにインストールできるのは、無料アプリだけです。有料アプリの場合、「購入」ボタンを押すと、Microsoft アカウントでのサインインを求められます。

Windows 10 OneNote アプリの「インクからテキスト」

Windows 10 を使っています。OneNote アプリの「インクからテキスト」を使ってみようと思うのですが、うまくいきません。利用しようとすると、手書きオプションをダウンロードするようメッセージが出てきます。しかし、「手書きオプション」がダウンロードできません。こんな場合、どうするといいのでしょう?

OneNote の「インクからテキスト」は、2014年7月に OneNote でのペン描画とタッチ描画 で紹介しました。この時は、OneNote 2013 で紹介しています。そこで、まず、OneNote 2016で確認してみました。

OneNote 2016は、OCR を持っています。描画したものが文字として認識できない場合は、こんな感じで「インクからテキスト」がグレー表示で利用できません。

「インクからテキスト」がグレー表示

描画されたものが文字として認識できると、「インクからテキスト」が利用できる状態になります。

「インクからテキスト」が利用できる状態

描画した後、「インクからテキスト」が利用可能になったら、「インクからテキスト」を押します。

image

※いろいろ描いてあって、一部分をテキスト化する場合は、範囲指定しすると、「インクからテキスト」が利用可能になります。

OneNote 2016では、こんな感じで、テキスト化されました。(認識率は、よくないようですが)

image

さて、Windows 10 の OneNote アプリで描画をテキスト化する方法に関しては、下記ページが見つかります。

ノートし、OneNote for Windows 10 で描画します。 - Office サポート

テキストまたは Windows 10 の OneNote での計算にインクを変更します。 - Office サポート

両方とも、英語からの自動翻訳とあります。しかし、ノートし、OneNote for Windows 10 で描画します。 - Office サポート では、下記のように日本語の画像で紹介されています。

image

そこで、公式で紹介されているように作業してみました。

OneNote 2016 で認識できたように描画してみます。

image

描画した文字を選択します。これで、「インクからテキスト」が利用できるようになります。

image

しかし、「インクからテキスト」を押してみると、質問者さんからあったように、OneNote からこんなメッセージが表示されます。

OneNote のメッセージ

Microsoft OneNote
日本語でインクをテキストに変換する機能を使用するには、Windows の[地域と言語] の設定で、言語パックをクリックし、[オプション] を選択して、手書きオプションをダウンロードします。OneNote の再起動が必要になる場合があります。

そこで、「設定」-「時刻と言語」-「地域と言語」で「日本語」を選択し、「オプション」を開いてみるのですが、「この言語には手書き入力のオプションはありません」と表示されます。

「設定」-「時刻と言語」-「地域と言語」で「日本語」を選択し、「オプション」を開いた

そこで、ちょっと試しに Windows 10 の言語を「英語(米国)」にして、確認してみました。

OneNote アプリでアルファベットを描画し、選択します。「インクからテキスト」である「Ink to Text」を押します。

英語版での OneNote アプリで描画

すると、下記のようにテキスト化できました。

英語版だとテキスト化できる

しかし、英語(米国)でも、「There are no handwriting options for this language」とあるように、手書き入力のオプションがないと書いてあります。

`英語版でも手書き入力はない

Windows 10 の OneNote アプリで「インクからテキスト」は、英語版だと利用できるようですが、日本語版は未対応なようです。

フィードバックHubを探すと、報告が上がっているのが確認できました。

「インクからテキスト」を行っても何も起きない

「賛成票を投じる」を押して、早く日本語版でも利用できるよう願いましょう。

なお、ストアアプリの OneNote で描画してから、OneNote 2016 でテキスト化できないかを確認してみました。この場合は、まったくテキストとして認識してくれませんでした。

2018年6月22日

Windows 10 の OneNote アプリでペンで描画後に一部分を選択して削除したい

ペンとタッチ対応の Windows 10 を使っています。「OneNote」アプリにペンで描画しました。投げ縄選択で一部を選択します。その選択した部分を削除したいのです。キーボードやマウスを使わずにしたいのですが、ペンで右クリックボタンを押してもメニューが出てこないので削除できません。こんな場合、どうするといいのでしょう?

Windows 10 の OneNote アプリで描画してみました。「描画」タブの「投げ縄選択」を有効にします。

OneNote アプリで描画

リンゴの部分だけをぐるっと囲むように選択します。

「投げ縄選択」で一部分を選択

選択できると、リンゴの部分が選択できました。これを削除します。

一部分だけを選択

ペイントであれば、「投げ縄選択」後、ペンの右クリック操作をすると、こんな感じでメニューが表示されます。

ペイントの場合、選択後、ペンでの右クリックが可能

このメニューの「削除」をペンでタップすれば、選択範囲を削除できます。

ペンで右クリック操作後「削除」を選択してみた

ところが、OneNote アプリだと、ペンでの右クリック操作しても反応がありません。一応、右クリックの操作を示す輪は、表示されます。しかし、この輪が表示されてもメニューが出ません。

OneNote アプリではペンで右クリック操作しても反応がない

この件は、2017年2月にも Windows 10:タブレットのOneNote アプリでコピーや貼り付けは? で紹介しました。タブを切り替えても、リボン内にコピーや貼り付けのコマンドが見当たりません。コピーや貼り付けといった操作は、マウスと使えば、右クリックすると表示されます。しかし、ペンでは表示されません。

そこで、選択後、OneNote 上を指で軽くタップします。

OneNote 上を指でタップ

すると、メニューが表示されるので、この中の「削除」をタップ。

選択後指でタップすると右クリック相当のメニューが表示

これで、選択範囲が削除できました。

選択した部分の削除完了

2017年2月に紹介した際は、指で長押ししないとメニューが表示されませんでした。しかし、現在は、選択後、タップするだけで右クリック相当のメニューが表示されます。

Windows 10 から発信されている「DIRECT」の Wi-Fi を消すには!

2018年6月4日の Windows 10 から「DIRECT」というWi-Fiが発信! の続き。

私の Windows 10 PC、2台から「DIRECT」という名前の付いた Wi-Fi が、発信されています。この Wi-Fi は、私のiPhoneで受信できます。

私のiPhoneで受信できる「DIRECT」Wi-Fi

しかし、接続して利用することはできません。

とりあえず、2台の Surface PC (Surface Pro と Surface Pro3)から配信されているところまでは、突き止めました。

Surface Pro の「ネットワークと共有センター」

Surface Pro3 の「ネットワークと共有センター」

しかし、どうすると、この「DIRECT」Wi-Fi の発信を止められるのかがわかりませんでした。

そうしたところ、情報が入りました。

「設定」→「システム」→「この PC へのプロジェクション」の設定がどうなっているか確認してみてください。もし、利用可能な状態になっていたら、「常にオフ」に切り替えます。これで、どうなるか確認してみてください。

さっそく確認してみたところ、「DIRECT」Wi-Fi が発信されているWindows 10 では、「どこでも使える」になっていました。

「設定」→「システム」→「この PC へのプロジェクション」

これを「常にオフ」に切り替えます。

「常にオフ」に切り替え

すると、「ネットワークと共有センター」から「DIRECT」Wi-Fiが、消えました。

Surface Pro の「DIRECT」Wi-Fiが消えた

Surface Pro3の「DIRECT」Wi-Fiが消えた

もちろん、iPhoneでも、受信できません。

そういえば、とあるところで、「接続」アプリを使って Windows 10 の画面をも1台のWindows 10 へ映してみたのでした。その際に「設定」→「システム」→「この PC へのプロジェクション」で「どこでも使える」の設定にしたままでした。

2018年6月17日

Windows 10 Ver.1803 「一部の設定が組織によって非表示になっているか、管理されています。」

WIndows10 Ver.1803 を使っています。「設定」から「キーボードの詳細設定」を開くと、赤い字で「一部の設定が組織によって非表示になっているか、管理されています。」と表示されています。我が家のパソコンは、特に組織に入っていません。これは、どういうことなのでしょう?

Windows 10 Ver.1803 で、「設定」-「時刻と言語」-「地域と言語」や「設定」-「デバイス」-「入力」から「キーボードの詳細設定」を開きます。すると、赤字で「*一部の設定が組織によって非表示になっているか、管理されています。」と表示されているのが確認できます。

Windows 10 Ver.1803 の「キーボードの詳細設定」

この現象は、2018年1月の Windows 10 Insider Preview Build 17083 から、確認していました。

参考:Windows 10 IP:コントロールパネルに「ホームグループ」と「言語」がなくなりました

私も、最初、Windows 10 PC を職場や学校などと接続してある環境だからか?と思っていたのです。

何らかの組織に接続してある場合

しかし、職場や学校などに接続させていないPCでも、この表示があります。

何の組織にも接続していない場合

「設定の同期」が利用できない場合は、確かに、職場や学校などに接続させているとなります。しかし、「キーボードの詳細設定」の場合は、何が非表示になっているのかわかりません。そして、どんな環境でも表示されるので、誤表示であろうと考えています。

こういった誤表示、Insider Preview の際に、よくあるので「そのうちなくなるだろう」とあまり気にしていなかったのです。しかし、どうやら、今回は、製品版になっても残ってしまったようです。

このほか、「設定」-「更新とセキュリティ」-「Windows Update」で更新プログラムがインストールされる際、「再起動が必要です」と表示される画面にも、似たような感じで「*一部の設定は組織によって管理されています」と表示される場合があります。

「設定」-「更新とセキュリティ」-「Windows Update」で更新プログラムがインストールされる際、「再起動が必要です」と表示される画面

※画像は、2018年6月に配信された Windows 10 Ver.1803 の累積更新プログラム(KB4284835)

「構成されている更新ポリシーを表示」があったので、開いてみました。 これには、「[一部の設定は組織によって管理されています]と表示される理由は次のとおりです。」とあり、次のような例の場合に表示されるとあります。

構成されている更新ポリシーを表示

  • 組織により、更新プログラムを管理すりためのポリシーが設定されている場合
  • Windows Insider Program にオプトインしている場合

このWindows 10 では、Microsoft アカウントでサインインしていますし、先の画像のように「接続」-「アカウント」-「職場または学校にアクセスする」には、何も接続していません。 そして、製品版 Windows 10 で「Insider Preview ビルドの受け取り」は設定してありません。

「設定」-「更新とセキュリティ」-「Windows Insider Program」

更新プログラムインストールの再起動後にも表示されることがありますが、ほどなく消えます。消えない場合は、「更新プログラムのチェック」ボタンを押してみてください。

更新プログラムインストールの再起動後

いずれも、誤表記だと思われますので、気にしないでください。

フィードバックHub で確認すると、報告が上がっているのが見つかります。

「キーボードの詳細設定」で「一部の設定が組織によって非表示になっているか、管理されています。」と表示

「賛成票を投じる」を押してみると、修正を促せることでしょう。

2018年6月15日

Windows 10 IP:テキストサイズのみを大きくできる (Build 17692)

Windows 10 Ver.1703 以降から Windows のテキストサイズのみを変更することができなくなっています。これは、現在の Windows 10 Ver.1803 でもできません。

これが、Windows 10 Insider Preview Build 17692 でできるようになりました。「設定」-「簡単操作」-「ディスプレイ」で見つかる「すべてを大きくする」で可能です。

初期設定では、テキストがこれぐらいのサイズです。スライダーを右へ動かします。

初期設定のテキストサイズ

下にどのぐらいのテキストサイズになるのか、プレビューされます。

スライドを移動するとプレビュー枠でサイズが確認できる

都合のよいサイズのところで「Apply」ボタンを押します。すると、テキストサイズが大きくなりました。

スライドを移動し「150」にしてみた場合のテキストサイズ

秋の大型アップグレードの際に、製品版へも反映されることでしょう。こういった要望は、Windows 10 に標準搭載されている フィードバックHub で要望が高いと取り入れられるとのことです。このシステム変更に対する意見も募集中とのことです。フィードバック Hub を利用して、報告するといいですよ。

参考:Announcing Windows 10 Insider Preview Build 17692 - Windows Experience Blog

2018年6月14日

Microsoft Office プレインストール版の初回セットアップができない場合

この度、新しいパソコンを購入しました。Windows 10 です。パソコンのセットアップは、完了したので、Office のセットアップを始めました。そうしたところ、途中で止まってしまいインストール作業ができなくなりました。こんな場合、どうするといいのでしょう?

Microsoft Office 製品のバージョンが 16.0.6001.1054 でプレインストールされている場合、セットアップを始めてライセンス認証に4分以上かかってしまうと、Office アプリケーションが応答を停止してしまいライセンス認証を完了できない現象が起こるとのことです。

対象 Office 2016 プレインストール製品

  • Office Personal 2016
  • Office Home and Business 2016
  • Office Professional 2016
  • Office Personal Premium プラス Office 365 サービス (Office 2016 版)
  • Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス (Office 2016 版)
  • Office Professional Premium プラス Office 365 サービス (Office 2016 版)

この現象が起きる Microsoft Office 製品のバージョン確認方法は、次のようにします。

  1. 「スタート ボタン」の右側にある検索ボックスに「コントロール パネル」と入力します。
  2. 検索結果に表示された「コントロール パネル」をクリックして開きます。
  3. 「プログラム」の「プログラムのアンインストール」をクリック
  4. 「プログラムのアンインストールまたは変更」の一覧から「Microsoft Office XXXXX 2016-ja-jp」もしくは「Microsoft Office XXXXX Premium-ja-jp」を探します。
  5. 「バージョン」の部分を確認して、「16.0.6001.1054」となっていたら、該当バージョンです。
    コントロールパネルの「プログラムと機能」

初回セットアップ時にライセンス認証で応答が停止してしまった場合、Office のセットアップを再度開始し、4分以内にすべての作業を完了させてみてください。しかし、どうしても4分以内に作業を完了できない場合は、次のようにします。

  • Office Premium プラス Office 365 サービス搭載モデルの場合
    すでに、Office Premium ユーザー専用の マイ アカウント ページが出来上がっているとのことです。Office 製品が起動している場合は、すべて終了させ、マイ アカウント ページ にアクセスします。サインインを求められた場合は、セットアップする際に使った Microsoft アカウントでサインインします。「Office XXXXX Premium」タブを開くと「再インストール」ボタンが見つかります。これを押して、インストール作業を開始します。
  • Office 2016 搭載モデルの場合
    Office 製品が起動している場合は、すべて終了させ、Office セットアップページ にアクセスします。Microsoft アカウントとプロダクトキーを入力してインストールを開始します。

参考:Office 2016 プレインストール PC に関するご注意 - Microsoft Office 2016

2018年6月12日

Windows 10 Ver.1803「集中モード」は「優先順位のみ」?「重要な通知のみ」?【解決】

Windows 10 Ver.1803「集中モード」は「優先順位のみ」?「重要な通知のみ」? の続き。

「設定」-「システム」-「集中モード」で「重要な通知のみ」と表示され、「アクションセンター」ボタンを右クリックして表示されるメニューからたどると「優先順位のみ」と表示されるタイプでも英語表記にしてみると、両方とも「Priority only」と表示されます。

英語表記で確認

そうしたところ「言語パックに何か問題があるのでは?」という情報をいただきました。(感謝

そうでした。我が家の Windows 10 Ver.1803 には、「ストア」アプリ版の日本語言語パックである「日本語 ローカル エクスペリエンス パック」がインストール済みです。

参考:Windows 10 Ver.1803:ローカル エクスペリエンス パック

「日本語 ローカル エクスペリエンス パック」がインストール済みの場合は「重要な通知のみ」

確認してみたところ、「設定」-「更新とセキュリティ」-「回復」で「このPCを初期状態に戻す」にして「設定」-「システム」-「集中モード」で「優先順位のみ」と表示されるタイプでは、「日本語 ローカル エクスペリエンス パック」がインストールされていませんでした。

「日本語 ローカル エクスペリエンス パック」がインストールされていない場合は「優先順位のみ」

「日本語 ローカル エクスペリエンス パック」がインストールされているタイプとインストールされていないタイプでは、一部、日本語表記に違いがあるようですね。そうなると、「設定」-「システム」-「集中モード」では、「重要な通知のみ」と表示されるのに、「アクションセンター」ボタンを右クリックして表示されるメニューからだと「優先順位のみ」と表示されるのは・・・?

「設定」-「システム」-「集中モード」では「重要な通知のみ」と表示されるのに、「アクションセンター」ボタンを右クリックして表示されるメニューからだと「優先順位のみ」と表示

変更のし忘れでしょうかね。

表記の違いの原因が分かったので、すっきりしました。

2018年7月2日 追記:
この現象、Build 17134.112 で修正されたようです。「日本語 ローカル エクスペリエンス パック」がインストールされているタイプで、「アクションセンター」ボタンを右クリックして表示されるメニューからでも「重要な通知のみ」と表示されるのを確認しました。 2018年6月22日に「日本語 ローカル   ローカル エクスペリエンス パック」(17134.6.10.0)が配信されていますので、それでしょうかね。
image

Windows 10 Ver.1803「集中モード」は「優先順位のみ」?「重要な通知のみ」?

2018年3月19日、Windows 10 Insider Preview の際に「集中モード」を紹介しました。

Windows 10 IP:「集中モード」について

「設定」-「システム」に「集中モード」が追加され、「優先順位のみ」と「アラームのみ」に切り替えられることを紹介しました。

「優先順位のみ」と表示される「集中モード」

さて、Windows 10 Ver.1803 製品版になりまして、私の環境で、「集中モード」を確認してみたところ、「優先順位のみ」が「重要な通知のみ」と表示されているのに気がつきました。

「重要な通知のみ」と表示される「集中モード」

我が家の Windows 10 Ver.1803 Build 17134.81では、どれも「集中モード」で「重要な通知のみ」と表示されます。「表示が変わったのだろう」ぐらいに思っていたのです。

 Windows 10 Ver.1803 Build 17134.81で「集中モード」が「重要な通知のみ」と表示されるタイプ

ただ、「重要な通知のみ」と表示されているタイプでも、「アクションセンター」ボタンを右クリックして表示されるメニューからたどると、「集中モード」は、「優先順位のみ」と表示されています。

「アクションセンター」ボタンを右クリックして表示されるメニューから「集中モード」を開いてみた

そうしたところ、某所から「設定」-「システム」-「集中モード」で「優先順位のみ」と表示されているという連絡がありました。最初、ビルドが古いのでは?と思ったのですが、Ver.1803 Build 17134.81 とのこと。

Web 上を検索してみると、「優先順位のみ」と紹介しているところもありますが、「重要な通知のみ」と紹介しているところも見つかります。ということで、私だけの現象ではないようです。

そこで、1台、「設定」-「更新とセキュリティ」-「回復」で「このPCを初期状態に戻す」をしてみました。再起動後は、最新のVer.1803 Build 17134.81 で起動しました。これで、「設定」-「システム」-「集中モード」を確認してみると、「優先順位のみ」と表示されるようになりました。

 Windows 10 Ver.1803 Build 17134.81で「集中モード」が「優先順位のみ」と表示されるタイプ

しかし、なぜ、こんな違いが発生しているのかわかりません。初期状態に戻したPCでWindows Updateをしてみましたが、なにもみつかりません。

なお、「重要な通知のみ」と表示されるタイプを英語表記にしてみると、「Priority only」と表示されます。翻訳すると「優先度 のみ」という感じでしょう。

英語表記で確認

この件は、また何かわかりしだい、ご報告いたします。

謎が解けました。この続きは、Windows 10 Ver.1803「集中モード」は「優先順位のみ」?「重要な通知のみ」?【解決】でどうぞ。

2018年6月 9日

Office 2016 の新機能「ハンズフリーで入力」

サブスクリプションタイプの Office 2016 で新機能が追加されたという通知が表示されました。

最新の Office 365 の新機能「ハンズフリーで入力」

ハンズフリーで入力
マイクがありますか?[ディクテーション] をクリックして、発話すると PowerPoint で入力されるのを確認してください。

この機能は、個人用の Office Premium と Office 365 Solo、法人用の Office 365 ProPlus 「月次チャネル」で「バージョン 1805 ビルド 9330.2087 クイック実行」になると、WordとPowerPoint、そして、Outlook で利用できるのを確認しました。

PowerPoint や Word で作成画面にしてみると「ホーム」タブに、Outolook では、メッセージ作成画面の「メッセージ」タブのリボンに「ディクテーション」のボタンが見つかります。

PowerPoint

Word

Outlook メッセージ作成画面

なお、「ディクテーション」が見当たらない場合は、Office 製品にサインインしているかどうか確認します。右上に「サインイン」と表示されている場合は、サインインしていません。この「サインイン」を押して作業します。

「サインアウト」してみた場合

ディクテーションとは、口述筆記のことです。主に、読み上げられた英文を書き取ることを指します。

さて、日本語で喋っても入力できるのでしょうか?

「ディクテーション」ボタンの下部に下向きのボタンがあります。それを押してみると、利用できる言語が表示されました。しかし、残念ながら、一覧に日本語が表示されていません。

ディクテーションできる言語

マイクの方のボタンを押すと、赤い印が付いて聞き取りモードになりました。

ディクテーション「聞き取りモード」

試しに、日本語で喋ってみましたが、日本語として認識してくれませんでした。英語で喋ると、下手な発音ですが、それでも割と認識してくれました。

ディクテーションで入力してみた

参考:Office で自分の声を指定します。 - Office サポート

2018年6月 8日

Windows 10 で「言語バー」を表示したい(Ver.1803)

Windows 10 を使っています。今まで、言語バーを表示して利用していました。ところが、先日、Windows Update をした後から、言語バーが非表示になりました。今までは、「コントロール パネル」の「言語」から表示させていました。しかし、「コントロールパネル」内をいくら探しても「言語」が見つかりません。こんな場合、どうすると言語バーを表示することができるのでしょう?

日本語版では、 Windows 8 以降から、「言語バー」が非表示になっています。Windows 10 も同様で、言語バーは非表示です。そこで、Microsoft IME に関する何らかの機能を使いたい場合は、通知領域に表示されている「あ」や「A」の表示を使います。「A」と表示されている場合は、クリックして「あ」に切り替えると日本語入力が可能な状態になります。また、「あ」や「A」を右クリックすると、下記のようにメニューが表示されて、IME に関する機能が利用できます。

通知領域の「あ」を右クリック

おかげで、言語バーの表示に比べ、コンパクトになっています。機能を利用したいときに、メニューを広げて、目的の機能が探しやすくもなっています。

さて、Windows 10 IP:コントロールパネルに「ホームグループ」と「言語」がなくなりました でも紹介しましたが、Windows 10 Ver.1803 から、コントロール パネルに「言語」がなくなりました。言語バーの表示は、コントロールパネルからできなくなりました。そこで、どうしても言語バーを表示したい場合は、次のようにします。

  1. 「設定」-「時刻と言語」-「地域と言語」を開きます。
  2. 「関連設定」内にある「キーボードの詳細設定」を押します。
    「設定」-「時刻と言語」-「地域と言語」
    ※「関連設定」は、設定画面の幅によって、下部に配置されている場合もあります。
    ※「キーボードの詳細設定」は、「設定」-「デバイス」-「入力」でも見つかります。
  3. 「キーボードの詳細設定」が表示されます。「入力方式の切り替え」にある「使用可能な場合にデスクトップ言語バーを使用する」にチェックをつけます。
    キーボードの詳細設定
    ※「キーボードの詳細設定」の上部に「※一部の設定が組織によって非表示になっているか、管理されています。」と赤字で表示されています。これは、組織に所属していない環境でも表示されます。誤表示だと思われますので、気にしないでください。
    ※「言語バーのオプション」を押すと「テキスト サービスと入力言語」のダイアログが「言語バー」タブで表示されました。ここで、「タスクバーに固定する」にチェックをつけると、言語バーをタスクバーに入れることができます。
    「テキスト サービスと入力言語」の「言語バー」タブ
  4. 言語バーが表示されます。
    言語バーが表示された 
    ※言語バーが表示されない場合は、「テキスト サービスと入力言語」-「言語バー」タブの「言語バー」が「表示しない」になっていないかどうか確認します。設定変更後は、「適用」ボタンを押して確認します。

Windows 10 では、大型アップデートの後、ユーザーが設定した項目がリセットされがちです。言語バーも非表示の状態がデフォルトです。そのためか、大型アップデート後に言語バーが非表示になるようです。また、言語バーがデザイン的に見づらいという話をよく聞きます。しかし、なかなか修正されません。そろそろ、言語バーが非表示の設定に慣れていくようにしてみてください。

2018年8月12日 追記:
Windows 10 Insider Preview Build 17735 では、「設定」-「時刻と言語」-「地域と言語」に「キーボードの詳細設定」が見当たりません。「設定」-「デバイス」-「入力」だけに表示されるようになりました。ただし、「言語バー」と検索すると関連する設定が見つかるようになりました。

Windows 10 Insider Preview Build 17735 で「言語バー」と検索

「設定」で「言語バー」と検索してみた

見つかった「使用可能な場合にデスクトップ言語バーを使用する」を選択すると「設定」-「時刻と言語」-「地域と言語」の「キーボードの詳細設定」が直接表示されます。しかも、設定変更して欲しい箇所に黒い枠線が表示されています。

「設定」-「時刻と言語」-「地域と言語」の「キーボードの詳細設定」が表示

2018年秋の大型アップグレードでは、やりたい操作で検索してみるといいでしょう。

2018年6月 6日

Windows 10:「設定の同期」が利用できない場合の対処方法

2018年3月19日、Windows 10:「設定の同期」ができない を紹介しました。Microsoft アカウントでサインインしている Windows 10 に法人用の Office 365 アカウントを接続すると、「設定」-「アカウント」-「設定の同期」が「お使いのアカウントでは同期できません。この問題を解決するには、システム管理者に問い合わせてください」と表示されて利用できなくなります。

「設定」-「アカウント」-「設定の同期」に「お使いのアカウントでは同期できません。この問題を解決するには、システム管理者に問い合わせてください」と表示

この現象は、Windows 10 Ver.1709 から発生し、Ver.1803 になっても修正されませんでした。

「この問題を解決するには、システム管理者に問い合わせてください。」と書いてはありますが、法人用 Office 365 を管理しているシステム管理者権限を使って、この問題を解決する方法を調べてみたのですが、わかりませんでした。

先のページでは、再び Microsoft アカウントでの同期を設定できるようにする方法として、接続した 法人用 Office 365 のアカウントを削除することを紹介しました。「設定」-「アカウント」-「職場または学校にアクセスする」に表示されている法人用のアカウントを選択すると表示される「切断」ボタンを押して削除します。

法人用のアカウントを選択

しかし、法人用 Office 365 のアカウントの接続を切ってしまうと、法人用 Office 365 のWeb ページへのアクセスやサービスを利用する際に、いちいちサインインする必要が出てきます。ブラウザが記憶しているオートコンプリートでサインインできるはずなので、そう面倒ではないはずですが。私は、結局再接続させているので、やっぱり面倒になってしまったのでしょう。

さて、Windows 10 では、現象の修正がされていませんが、法人用 Office 365 のアカウントを Windows 10 から切断することなく「設定の同期」が利用できる方法がわかりました。次のようにします。

  1. Win+R キーを押して、「ファイル名を指定して実行」を開きます。
  2. 「名前」欄に下記のように入力します。
    ms-settings:sync
    「ファイル名を指定して実行」
  3. 「OK」ボタンを押します。

これで、「設定」-「アカウント」-「設定の同期」が利用できる状態で開きました。

image

もちろん、設定変更も可能です。

参考:Windows 設定アプリの起動 - UWP app developer | Microsoft Docs

Windows 10 デバイスの同期の設定について

2018年6月6日 16:15 追記:
記事の公開後に、公式ブログから情報が出ていることを教えてもらいました。(感謝)
Windows 10 RS2 (1703) 以降における Microsoft アカウントとの「設定の同期」の仕様変更について – Ask the Network & AD Support Team
「仕様変更の理由」に、次のようにありました。

ドメイン ユーザーにて「設定の同期」が行われると、ドメインの管理者が意図しない設定が有効になることから、ドメイン ユーザー アカウントと Microsoft アカウントを同期させない要望が弊社に多数寄せられた結果、RS2 (1703) 以降においてドメイン ユーザーでは Microsoft アカウントと「設定の同期」が無効 (グレーアウト) となるように仕様が変更されました。

2018年6月6日 21:00 追記:
ユーザードメインでは、「設定の同期」が利用できないのはわかりました。しかし、Microsoft アカウントでサインインしているのに、ドメインを接続すると、「設定の同期」が利用できなくなるのは変です。フィードバックHubで報告しようと思ったら、すでに報告済みでした。
「設定の同期」設定画面の一貫性が崩れている

2018年6月 5日

Windows 10 に容量不足のローカルディスクが出現

Windows 10 を使っています。この度、2018年4月の更新プログラムをインストールして、Ver.1803にしました。そうしたところ、今までなかったローカルディスクが表示されるようになりました。しかも、「ディスク容量が不足してます....」というメッセージが表示されます。この容量不足のローカルディスクを削除しようと思うのです。こんな場合、どうするといいのでしょう?

この質問、2018年5月あたりからよく見かけるようになりました。しかし、我が家の環境では、現象が起こっていません。調べてみたところ、一部の Windows 10 パソコンで2018年4月の大型アップデートで Ver.1803 にするとこの現象が起こるとのことです。

「ディスク容量が不足してます....」とメッセージが表示されるローカルディスクは、「Windows 回復環境」、もしくは、工場出荷状態に戻す際に使用する「回復パーティション」です。これらは、本来、隠されたパーティションで見えないようになっています。ところが、2018年4月の大型アップデートをした際、不適切にドライブ文字が割り当てられて見えるようになり、出現してしまいました。

さて、「問題のあるローカルディスクを削除したい」とのことですが、このパーティションは、パソコンが不具合を起こしてしまった際に必要です。削除してしまうとパソコンを復旧する際に問題になる恐れがありますので、お勧めできません。

しかし、「ディスク容量が不足してます....」メッセージが表示されるのは、煩わしいことです。そこで、ディスク領域の警告が表示されないように、非表示にします。こういったローカルディスクに関する作業、一般的には、「ディスクの管理」で行います。しかし、「ディスクの管理」ではできないこともわかりました。そこで、次のようにしてみてください。

※コマンド プロンプトを使って、作業します。入力時、スペルやスペースなど間違えないようにしてください。正しく入力しないと正しく実行できません。キーボードでの入力に自信がない場合は、入力する文字列を選択し、コピーします。コマンドプロンプト上で、右クリックするか、Ctrl+V キーを押して貼り付けてから作業してみてください。

  1. 管理者権限のあるアカウントで Windows 10 にサインインします。
  2. Cortana 検索ボックスに「cmd」と入力します。
  3. 検索結果に表示された「コマンド プロンプト」を右クリックし、[管理者として実行]を選択。
  4. 「ユーザーアカウント制御」が表示されますので、「はい」を押します。
  5. 「管理者:コマンド プロンプト」が表示されます。
  6. diskpart と入力してEnterキーを押します。
    管理者で起動した コマンド プロンプト に diskpart と入力
  7. list volume と入力し、Enter キーを押します。
    list volume と入力
  8. ディスク内のドライブやパーティションが一覧表示されます。非表示にしたい「ドライブ文字」の volume number を記録します。
    ※非表示にしたいドライブ文字がドライブ (G:) の場合、G の volume の数字をメモします。
  9. 次のコマンドを入力し、Enter を押します。
    select volume <volume number>
    ※ <volume number> の部分には、手順 7 でメモした volume の数字を入力します。例えば、ドライブ G の volume の数字が 5 の場合は、下記のように入力します。
    select volume 5
  10. 次のコマンドを入力し、Enterを押します。
    remove letter=<drive letter>
    ※<drive letter> の部分には、「ドライブ文字」を使用します。「ドライブ G」の場合は、下記のように入力します。
    remove letter=G
  11. 「コマンド プロンプト」ウィンドウを「×」ボタンで閉じ、現象を確認します。

この現象は、現在、Microsoft でも認証されており、修正のために対処中とのことです。参考にした下記スレッドでも、今後、情報が出ると思いますので、時々確認してみてください。

参考:Windows 10 April 2018 Update をインストールした後、新しいパーティションがファイル - マイクロソフト コミュニティ

2018年6月9日 追記:
実際に現象が起きているPCでの作業方法を @MasayaSawada さんが画像付きで紹介してくださいました。
Windows 機能更新プログラム(Windows 10 バージョン1803)を適用すると見慣れないドライブが表示される | Windows Server Essentials を中心とした雑記

2018年6月 4日

Windows 10 から「DIRECT」というWi-Fiが発信!

我が家の環境で、私のスマホ(iPhone)の Wi-Fi を開きましたら、頭に「DIRECT」とネットワークが2つ見つかりました。

iPhoneに「DIRECT」と頭についているネットワークが2つあった

最初、近所のルーターのものかと思っていたのですが、すごく強く受信できます。不思議に思い、どこから出ているのだろう?と探してみたところ、私の Wi-Fi が使える Windows 10 パソコンからでした。

Wi-Fi が使える Windows 10 パソコンは、Surface Pro2 に Surface Pro3、そして 新しい Surface Pro の3台あります。そのうちの Surface Pro と Surface Pro3 の2台から「DIRECT」のついた Wi-Fi が配信されていることが分かりました。

Windows 10 で「ネットワークと共有」を開いてみるとこんな感じです。Surface Pro は、ドッキングステーションに接続して、有線LANでインターネットをしています。そして、Surface Pro3 は、我が家の無線ルーターに接続しています。どちらも「アクティブなネットワークの表示」に「DIRECT」とついたネットワークが見つかります。

Surface Pro の「ネットワークと共有」

Surface Pro3 の「ネットワークと共有」

利用中のインターネット回線が有線LANでも無線LANでも関係なく、発信しています。これらの Wi-Fi を、スマホが見つけているのでした。

さて、もう1台、Wi-Fi を配信できる Surface Pro2 があります。しかし、これには、「DIRECT」とついたネットワークがありません。

「DIRECT」ネットワークがない Surface Pro2

Windows 10 には、「モバイル ホットスポット」という機能があります。

参考:PC をモバイル ホットスポットとして使う

「モバイルホットスポット」は、有線LANが使えないデバイスに、Windows 10 PC がルーターの代わりになってインターネット接続を Wi-Fi で利用できるようにします。

「DIRECT」のネットワークがない Windows 10 パソコンで、「モバイルホットスポット」を「オン」にしてみました。すると、途端にネットワークが追加されました。

「DIRECT」とついたネットワークがない Windows 10 パソコンで「モバイルホットスポット」を「オン」

そして、「モバイルホットスポット」をオフにすると、追加されたネットワークが消えました。

「DIRECT」とついたネットワークがない Windows 10 パソコンで「モバイルホットスポット」を「オフ」

同じようにして、「DIRECT」とついたネットワークが見つかる Windows 10 でも「モバイルホットスポット」をオンにしてみました。すると、途端に「DIRECT」がつかない違うネットワーク名に変わりました。

「モバイルホットスポット」をオン

「DIRECT」のついた Wi-Fi や「モバイルホットスポット」は、「Microsoft Wi-Fi Direct Virtual Adapter」を使っています。どうやら、「Microsoft Wi-Fi Direct Virtual Adapter」の一部の環境で「モバイルホットスポット」がオンでもオフでも、Wi-Fi を発信してしまうことがあるようです。本来であれば、「モバイルホットスポット」がオフであれば、「DIRECT」のついた Wi-Fi は、発信しないのでしょう。

しかし、Microsoft Wi-Fi Direct Virtual Adapter を無効にしてしまうと、せっかくの「モバイルホットスポット」が利用できなくなります。「モバイルホットスポット」がオフの状態でも「DIRECT」のついたネットワークを止めたい場合、簡単なのは「機内モード」をオンにしてしまうことでしょう。

「機内モード」をオン

「機内モード」をオンにしてから、Wi-Fi や Bluetoothを有効にすると、「DIRECT」のついた Wi-Fi は発信しませんでした。

あとは、コンセントを抜いて、バッテリーで駆動しても発信しませんでした。

バッテリーで駆動

この件に関しては、フィードバックHub で報告しておきました。

電源接続時に Windows 10 から常時 Wi-Fi が発信されている

似たような現象が起きる場合は、「賛成票を投じる」を押しておいててください。

2018年6月22日 追記:
やっと、「DIRECT」Wi-Fi の消し方がわかりました。Windows 10 から発信されている「DIRECT」の Wi-Fi を消すには! でどうぞ。

2018年6月 2日

Skype for iOS の Skype Translator

iPhone で Skype を使っています。Skype では、翻訳ができるとのこと。iPhone の Skype でもできるのでしょうか?どうすると翻訳してもらえるのでしょう?

Skype の翻訳、Skype Translator に関しては、2018年1月11日に Skype for Windows 10 の Skype Translator で紹介しました。iPhone で利用できる Skype for iPhone でも、やり方は、変わりありません。チャットでの翻訳は、2018年6月現在、50以上の言語で翻訳可能です。

Skype で翻訳機能を使いたい場合は、次のようにします。

  1. Skype for iPhone を起動し、Microsoft アカウントもしくは、Skype ID でサインインします。
  2. 翻訳機能を使いたい相手を長押しします。
  3. 表示されたメニューの「プロフィールを表示」をタップします。
    翻訳機能を使いたい相手を長押しすると表示されるメニュー
  4. 相手のプロフィールが表示されます。その中にある「Translator を起動」をタップ。
    相手のプロフィール
  5. 自分と相手、そして、Skype Translator を含めたグループチャットの画面が表示されます。初めは、Skype Translator の紹介が出ます。
  6. Skype Translator の紹介が終わると、「設定」が表示されます。自分の表示名の設定で使う言語と通話中の声を女性にするか男性にするか確認します。
    image
  7. 設定が完了したら、チャットを開始します。Skype Translator が間に入って、翻訳してくれます。

引き続き、右上にある「通話」ボタンを押すと、通話も可能です。通話の翻訳は、2018年6月現在、下記の言語で可能です。

アラビア語
アラビア語 (Levantine)
中国語 (標準中国語)
英語
フランス語
ドイツ語
ヒンディー語
イタリア語
日本語
ポルトガル語 (ブラジル)
ロシア語
スペイン語

通話の場合も Skype Translator が間に入って、音声で翻訳してくれます。iPhone ですので、画面を見ながらの通話はしないことでしょうが、画面を見るとテキストでも通話内容が翻訳されて表示されます。

さて、Skype 同士であれば翻訳機能が利用可能ですが、Skype から固定電話や携帯電話へかける際の翻訳はどうなのでしょう?

Skype から固定電話や携帯電話へかけられるアカウントで確認してみました。すると、Skype for iOS だと、電話番号の相手のプロフィールにも下記のように「Translator を起動」が表示されました。

電話番号の相手のプロフィール

「Translator を起動」を実行すると、次は、Skype Translator を含めたグループチャットの画面が表示されます。しかし、Skypeが使えないスマホの電話や固定電話の場合は、チャットができません。相手の設定が確認されていないからか、通話での翻訳はしてくれませんでした。

Windows 10 for Skype では、電話番号の場合、そもそも「Translator を起動」が表示されません。もしかすると、Skype for iOSは、本当は使えない機能が表示されていて、何かおかしいのかもしれません。

参考:Skype翻訳を設定して使用する方法を教えてください。 | Skype サポート

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