Windows 10 Ver.1803:日本語入力中、予測候補にアルファベットが!
Windows 10 Ver.1803 を使っています。日本語入力をしていると、途中から予測候補に入力中の文字列がアルファベットで表示されるようになりました。以前のバージョンでは、こんな表示はなかったはずです。これは、どうなってしまったのでしょう?また、非表示にする方法はありませんか?
日本語入力中、こんな感じで表示されるのかと思います。
まず、Windows 10 Ver.1709 で、英単語予測候補にスペル修正機能が追加されました。これにより、日本語入力中でも、英単語が予測候補を利用して表示されるようになりました。
参考:Windows 10 Fall Creators Update 日本語入力 (IME) 関連の改善 - Windows Blog for Japan
そして、Windows 10 Ver.1803 で、実際に入力した文字列がダブルクォーテーション (“) で囲まれるようになり、修正候補と区別できるようになりました。
例えば、日本語入力の最中、「business」と入力したいのに、うっかり日本語入力のままで打ったとします。しかし、途中で気がついても予測候補に入力したい英単語の、「business」が表示されているというものです。併せて、現在、入力中の文字列はダブルクォーテーション (“) で囲まれて、下記画像のように “busine” と予測候補に表示されます。
これにより、IME がオンのままでも、英単語が入力しやすくしてあるとのことです。この機能のおかげで、日本語入力中の英単語の打ち直しが少なくなるはずです。例えば、メールアドレスを入力したい場合。いちいち、IMEを切らなくても予測候補に出てくるので便利です。
予測候補を選択すると、ダブルクォーテーション (“) はなしで入力が完了します。
さて、現在の Windows 10 Ver.1803 では、スペル修正機能をオフにする設定がありません。ただ、「Microsoft IME の詳細設定」-「予測入力」タブで「システム辞書のデータを使用する」のチェックを外すと、入力中の文字列がダブルクォーテーション (“) で囲まれて 表示されなくなりました。
なお、「システム辞書のデータを使用する」のチェックを外すと、入力履歴からだけの予測候補が表示されます。
また、「ローマ字入力」から「かな入力」に変更するとダブルクォーテーション (“) で囲まれた入力中の文字列が予測候補に表示されなくなりました。
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