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2017年12月13日

法人用 Office 365の Word や Excel などが最新になりません

法人用 Office 365で、Office 365 ProPlus を使っています。Word や Excelは、2016です。「サブスクリプションタイプであれば、最新バージョンにすると新機能が使える」とのこと。しかし、私の環境では、「最新バージョンの Office がコンピューターにインストールされています。」と表示されるのに、新機能が使えるバージョンになりません。これは、どうなっているのでしょう?

この件は、2016年5月に 法人用 Office 365のデスクトップアプリが最新になりません で紹介しました。しかし、あれから、いろいろ変更がありましたので、改めて紹介します。

Office 2016では、Office 製品が自動的に更新プログラムを検知して、インストールするようになりました。毎月、Office の更新プログラムは、配信されていますが、公開日は公表されなくなりました。また、検知するのが遅れる場合があります。そんなときは、Word や Excel などを起動して、「ファイル」ー「アカウント」と開き、右側に表示される「製品情報」にある「更新オプション」のボタンを押します。メニュー内の「今すぐ更新」を押します。

「更新オプション」のボタンを押したところ

ただ、機能更新プログラムの配信状況が「Office Insider Program 参加者」、「一般ユーザー」、そして、「職場または学校の法人」の場合と違いがあります。まず、Office Insider ファーストにサインアップした Insider が、最も早いプレビュー ビルドを先行して受信します。次に、Office Insider スローに参加している Insider が、プレビュー ビルドを入手します。Office Insider に配信されてから 1 ~ 3 週間後に一般ユーザーが受信します。ただし、少し遅れる場合もあります。まずは、ごく一部のユーザーに送信され、その後、ユーザー数を徐々に増やしていき、最終的にすべての Office サブスクライバーに更新が配信されます。

さて、肝心の「職場または学校の法人」の場合です。「職場または学校の法人」が利用できる Office 365 ProPlus は、システム管理者が一部の Office 更新プログラムを制限しています。

以前は、Office 365 ProPlus が「現在のチャネル」に設定されていると一般ユーザーと同じく毎月、機能更新プログラムを受信できました。また、「段階的提供チャネル向けの最初のリリース」に設定されていると、機能更新プログラムが 2月と6月、そして10月の年に3回配信されました。そして、「段階的提供チャネル」に設定されていると、2月と6月、そして10月からそれぞれ4ヶ月後に配信されました。

それが、2017 年 9 月から変わりました。Office 365 ProPlus が「月次チャネル」に設定されていると一般ユーザーと同じく毎月、機能更新プログラムを受信できます。「半期チャネル (対象指定)」には、機能更新プログラムが年に 2 回、3 月と 9 月に配信されます。これは、Windows 10 の機能更新プログラムの配信時期と合わせるためです。そして、「半期チャネル」では、この機能更新プログラムが3月と9月の4ヶ月後である7月と1月に使用可能になります。

2017年12月13日現在、一般ユーザーは、バージョン 1711(ビルド 8730.2127 クイック実行)を使っています。

Office Premium の製品情報

質問者さんは、「半期チャネル」のため、一般ユーザーが利用できる新機能が使えるようになるのは、かなり遅れることになります。また、新機能の中には、「半期チャネル」だと利用できないものもあります。

この確認は、法人用の Office 365 の管理者アカウントを持っている人ができます。次のようにして、確認します。

  1. Office 365のシステム管理者アカウントで、Office 365 サインインページにサインインします。
  2. 左側の「設定」を開き「サービスとアドイン」を選択。
  3. 右側の一覧から「Office ソフトウェアのダウンロード設定」を選択
  4. 「2016 のデスクトップおよびモバイル アプリ」が「オン」になっているのを確認します。
  5. 「Office (Skype for Business を含む)」が「オン」になっているのを確認します。
  6. ユーザーが Office 2016 アプリの機能の更新を取得する頻度を指定してください。」が「毎月(月次チャンネル)」に「6か月ごと(半期チャンネル)」になっているか確認します。
    image
  7. 設定を変更したら「保存」ボタンを押します。

実際に「6か月ごと(半期チャンネル)」に設定して、Office 365 ProPlus をインストールし、「今すぐ更新」をして最新にしてみてところ、2017年12月13日現在は、バージョン 1705(ビルド 8201.2213 クイック実行)でインストールされました。

「6か月ごと(半期チャンネル)」に設定して、Office 365 ProPlus をインストールした場合

バージョン 1705(ビルド 8201.2213 クイック実行)は、2017年4月ごろ一般ユーザーへ配信されています。

設定を「毎月(月次チャンネル)」に変更してもらえた場合は、既にインストール済みになっている Office 365 ProPlus アンインストールします。その後、Office 365 サイトから再インストールすると、最新機能が利用できる Office 365 ProPlus が利用可能になります。

image

なお、法人用には、よく似たエディションで Office Professional Plus 2016 があります。これは、買い切り製品です。永続的に使えますが、Office 365 ProPlus のような「サブスクリプション製品」ではないので、更新しても新機能が追加されることはありません。Office Professional Plus 2016 は、買ったままの機能しか使えません。

参考:Office 2016 for Office 365 の最新機能を入手する方法 - Office 365

Office 365 ProPlus 更新プログラムの管理に関する今後の変更の概要 - Office サポート

Windows and Office align feature release schedules to benefit customers - Windows For Your Business

OneDrive、OneDrive for Business、および SharePoint の場所の自動保存機能が無効になっている – Excel

Office 2016 製品なのに新機能が使えない

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