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2016年10月

2016年10月29日

PowerPoint でスライドショーをしながら他の作業をしたい

Windows 10のノートパソコンでPowerPoint 2016を使っています。最近、イベントなどでPowerPointを使っての説明をする機会が増えました。しかし、セッション中だけでなく、休憩時間にも次回予告などのスライドを表示させておく必要が生じるようになりました。ただし、休憩時間にも次のスライドの準備やその他のドキュメントの編集など作業をしなくてはなりません。Windows 10のノートパソコンにプロジェクターをつなぎ、PowerPointのスライドをスクリーンに映し、ノートパソコンの画面では、別の作業をしたいのです。スライドショーを止めて作業すると、その作業している様子がスクリーンに映し出されてしまいます。スクリーンには、作業している様子が映らないようにしたいのです。こんな場合、どうするといいのでしょう?

質問者のノートパソコンでは、「スライドショーを止めて作業すると、その作業している様子がスクリーンに映し出されてしまいます。」とのこと。これは、ノートパソコンのモニター画面とプロジェクターでのスクリーン画面が同じものを表示させているのかと思えます。

Windows 7 以降のパソコンであれば、ノートパソコンのモニターとプロジェクターで映し出すスクリーン画面を別物にすることが簡単にできます。まず、Win+Pキーを押します。セカンドスクリーンとの接続方法が表示されます。これが「複製」になっていたら「拡張」にします。「複製」になっていると、ノートパソコンのモニターとスクリーンが同じ表示になりますが、「拡張」にすると別表示にできます。「拡張」にして、ノートパソコンの画面で作業をすれば、スクリーンの方には、ノートパソコンで作業している画面が表示されません。

さて、スクリーンにはスライドを表示させて、ノートパソコンでは違う作業をしたい場合もセカンドスクリーンとの接続方法を「拡張」にして、「発表者ツール」の表示を止めるといいでしょう。

PowerPoint 2016で「発表者ツール」が表示されている場合のスライドショー

PowerPointのスライドショーをしている際に「発表者ツール」使うと、スクリーンにはスライドが表示され、ノートパソコンのモニターには現在どんなスライドが表示されているのか、次のスライドはどんなのか?という画面が表示されるようになっています。「発表者ツール」は、PowerPoint 2007からあったのですが、PowerPoint 2010まではユーザーが設定をしないと利用できませんでした。しかし、PowerPoint 2013からは、初期設定から利用するようになっています。

参考:PowerPoint でスライドショーを終了したらモニター画面が「拡張」に!

「発表者ツール」は、スクリーンにはスライドを表示して、ノートパソコンの方では、他の作業をしたい場合、この「発表者ツール」を止めます。しかし、このため、PowerPoint 2013 以降から使い始めた方には、デフォルトで使える機能なので、なかなか切り方がわからないようです。

次のようにしてみてください。

既に「発表者ツール」が表示されている場合

  1. 「発表者ツール」の画面右上にある「最小化」ボタンを押します。
    「発表者ツール」の画面右上にある「最小化」ボタン
  2. スクリーンにはスライドが表示されたまま、ノートパソコンのモニターは、デスクトップの画面になります。
    スクリーンにはスライドが表示されているが、ノートパソコンの画面はデスクトップの表示
  3. ノートパソコンのモニターで任意のファイルを開き作業をします。
    スクリーンにはスライドが表示、ノートパソコンで他の作業
    もちろん、他のPowerPointのファイルを開いて、編集作業をすることも可能です。
    スクリーンにはスライドが表示、ノートパソコンで他のPowerPointの編集作業

スライドショーを開始する前

  1. ノートパソコンをプロジェクターに接続したら、Win+P キーを押すか、Windows 10であれば「アクションセンター」の「表示」を押す。モニターの表示方法を「拡張」に設定する
  2. PowerPointを起動し、「スライドショー」タブの「モニター」にある「発表者ツールを使用する」のチェックを外してからスライドショーを開始します。
    「スライドショー」タブの「モニター」にある「発表者ツールを使用する」のチェックを外す
  3. スクリーンにはスライドが表示されますが、ノートパソコンの画面では、別の作業ができるようになります。
    スクリーンにはスライドが表示、ノートパソコンで他のPowerPointの編集作業

なお、もちろん、スクリーンの方の画面でクリックなどすれば、次のスライドへ切り替えることもできます。
スクリーンの方のスライドを切り替えてみた

2016年10月26日

Microsoft Security Essentials を騙るインストーラー「Hicurdismos」

Microsoft Security Essentials を騙るインストーラー「Hicurdismos」が出ている、という情報が Microsoft Malware Protection Center より公開されました。

Beware of Hicurdismos It’s a fake Microsoft Security Essentials installer that can lead to a support call scam

Microsoft Security Essentials は、Windows 7 / Vista で無償で利用できるウイルス対策ソフト。ウイルス、スパイウェア、およびその他の悪意のあるソフトウェアから保護してくれます。公式のダウンロードページは、下記の通り。

Security Essentials のダウンロード - Windows ヘルプ

Download Microsoft Security Essentials from Official Microsoft Download Center

なお、Windows 8/8.1/10 では、標準でMicrosoft Security Essentials と同様のウイルス対策システムである Windows  Defenderが搭載されているので、インストールする必要はありません。というよりも、Windows 8/8.1/10 に、Microsoft Security Essentialsをインストールしようとすると下記のようにエラーになります。

Microsoft Security Essentials のインストールエラー

こういったことを知らずに、インストールしてしまうと、偽のブルースクリーン(BSOD)に実際には存在しないサポート連絡先が表示されるとのこと。これにうっかり連絡してしまうと、サポート料を請求されるとのことです。

参考:「Security Essentials」を騙るマルウェア「Hicurdismos」が出現。Microsoftが注意喚起 - 窓の杜

現在、英語圏を標的にしているとのことですが、十分注意してください。

2016年10月23日

Outlook / Word 2016で日本語入力すると別枠が表示される

Office 2016 を使っています。Word や Outlook で日本語入力をしていて、しばらくするとファイルの本文ではなく、別枠内に表示されるようになりました。変換をして確定するために Enter キーを押すと本文中に入力できます。これは、いったいどうなってしまったのでしょう?

こんな風な枠が表示されるのかと思います。

Word 2016 で入力中に表示される別枠

この現象は、2016 年10月4日に公開された Office 2016 の Current Channel バージョン 1609 (ビルド7369.2024) の Word と Outlook で、日本語入力をすると発生します。

参考:C2R 版 Office 2016 の Outlook-Word で文字入力のフォーカスがずれて別枠で文字が表示される – Outlook Support Team Blog JAPAN

現在(2016年11月1日)、根本的な解決方法がありません。対処方法としては、次の通りです。

何か追加情報が出しだい、また報告します。

2016年11月3日 追記:
この現象は、間もなく配信されるOffice 2016の更新プログラム ビルド 16.0.7369.2054 で修正されるとのことです。
マイクロソフト コミュニティ: Word 2016 使用中,日本語入力時に別の入力ダイアログが表示され、文書に直接文字入力ができない より
確認してみたところ、我が家の環境では、ビルド 7369.2038になっていましたが、まだ現象が再現します。
Wordの「ファイル」-「アカウント」での「製品情報」
16.0.7369.2054 が配信されるまで、もうしばらくお待ちください。

2016年11月4日 追記:
この現象が修正された更新プログラムの配信が始まりました。Outlook / Word 2016で日本語入力すると別枠が表示される 【修正】

2016年10月22日

Office 2013の環境に Office 2016 製品が追加できる!

2016年2月16日の Office 2013 がインストールされたパソコンに単体製品を追加インストールしたい場合 で紹介しましたが、以前は、Office 2013が搭載されているパソコンに Office 2016の製品を追加インストールしたい場合、Office 2013をアンインストールする必要がありました。これを避けるために、Office 2016 製品を購入後、マイクロソフト アンサーデスクへ連絡して、Office 2016 製品をダウングレードして 2013 バージョンにしてもらう必要がありました。

それがこのたび、Office 2013がインストールされている環境に Office 2016 製品が追加インストールできるようになりました。

Office 2016 購入に関するご案内 - Microsoft Office 2016

これにより、Office Personal 2013(WordとExcel、Outlook)が搭載されているパソコンに、PowerPoint 2016を購入してインストールすれば、Word と Excel、Outlook は2013で、PowerPointは2016で使えるようになります。また、OneNote のダウンロードから無料ダウンロードできる OneNote 2016も追加できることでしょうし、企業でよく使う Project や Visio が2013 であっても、Office 365 ProPlus がインストール可能です。

なお、Office Personal 2013(WordとExcel、Outlook)が搭載されているパソコンに Excel 2016 を追加インストールした場合、Excel 2013は削除され、Excel 2016のみが利用可能になります。また、Access 2013がインストールされている環境に、Office 365 ProPlus (Access、Excel、OneNote、Outlook、Publisher、PowerPoint、Wordの製品が2016)をインストールすると、Access 2013は削除され、Access 2016で利用可能になります。同じ製品の違うバージョンが同時に利用できるわけではありませんので、お間違いなく。

2016年10月21日

プロバイダのメールがOutlook.comで受信できない (公式回避策)

2016年10月8日に紹介した記事 プロバイダのメールがOutlook.comで受信できない に関して、Microsoft のヘルプより回避策が出ました。

最近の Outlook.com の問題に関する修正プログラムと解決策 – Outlook の「接続された POP アカウントの問題 [回避策]」より

手順 1: POP アカウントの設定を更新する

  1. https://outlook.live.com/owa/?path=/options/connections にアクセスします。

  2. Microsoft アカウントでサインインします。

  3. 接続されているアカウントの管理」で POP アカウントを見つけます。
    ※問題のある POP アカウントの場合、「状態」が「更新に失敗しました」と表示されています。

  4. アカウントを選択して「鉛筆」のアイコンをクリック、「接続されているアカウントの編集」 ページを開きます。

  5. アカウントのパスワードを更新し、「保存」をクリックします。

  6. アカウントの状態が "更新を保留中" になり、最終的には "最新の状態" に変更されるのを確認します。

アカウントの状態が長い間 「更新を保留中」 のままだったり、「更新に失敗しました」、 もしくは「最新の状態」になっも、引き続き問題が発生する場合は、次の手順を試します。

手順 2: メール プロバイダーの設定を有効にする

接続された POP アカウントのパスワードを更新しても問題が解決されない場合、特定のメール プロバイダーの設定を変更して、ブロックされている可能性のある接続を有効にする必要があります。

メール プロバイダーが POP 接続をブロックしていない場合や、ブロック解除の手順を行っても問題が解決しない場合は、次の手順を試します。

手順 3: 接続されている POP アカウントを削除して、IMAP 接続として再設定する

最初の 2 つの手順を行っても問題が解決されず、メール サーバーが IMAP 経由でメールの取得をサポートしている場合は、POPからIMAP への切り替えを検討します。IMAP は、すべてのデバイス間で、受信トレイだけではなく、メール フォルダーすべてで変更を同期する機能を持つなど、POP を使用するよりも、優れた点がいくつかあります。

問題のある POP アカウントを削除して、IMAP を追加するには、次の手順を実行します。

  1. https://outlook.live.com/owa/?path=/options/connections にアクセスします。

  2. Microsoft アカウントでサインインします。

  3. 接続されているアカウントの管理」で、問題の発生している POP アカウントを選択、「ごみ箱」アイコンをクリックして削除します。

  4. 接続されているアカウントを削除しますか?」のメッセージが表示されたら、「はい」 をクリックします。

  5. 「接続するアカウントの追加」でアカウントをIMAPの設定で追加します。
    ※「インポート済みのメールの保存場所を選択できます」セクションの 「接続するアカウントのサブフォルダーのように、インポートする電子メールの新しいフォルダーを作成します」オプションを選択します。

2016年10月20日

法人向け Office 365でインストールするOfficeのバージョンを2013にしたい

企業で法人用の Office 365 を使っている管理者です。社員が Office 製品をインストールする場合、最新の Office 2016がインストールされてしまいます。しかし、当社では、まだ、連携するアプリの対応ができていない、アドインに互換性がないなど Office 2013を使い続ける必要があります。そこで、社員が Office 製品をインストールする際、Office 2016ではなくOffice 2013がインストールされるようにしたいのです。こんな場合、どうするといいのでしょう?

法人用 Office 365で、社員が Office 製品をインストールしたい場合、Office 365 へサインインします。右上にOffice 製品のインストールボタンが表示されるのですが、初期設定のままでは、自動的に Office 2016 がインストールされるようになっています。

Office 365ページでの右上「Office 2016」がインストールされる

確かに、Office 2016では、まだ不都合があるという場合が多く、Office 2013を使い続けたいという要望があります。

参考:別のバージョンの Office をインストールするはなぜですか。 Office 365 Admin ヘルプ

既に、Office 2016 をインストールしてしまった場合は、Office 2013 を再インストールすることも可能です。

参考:一般法人向け Office 365 を使用して Office 2016 にアップグレードした後で Office 2013 を再インストールする - Office 365

Visio 2013 搭載機に法人用 Office 365のデスクトップアプリをインストール

個人用 Office Premium 搭載機に法人用 Office 365のデスクトップアプリをインストールしたい

そして、Office 365 の管理者権限を使って、最初から Office 2013がインストールされるようにしてしまうことも可能です。

次のようにします。

  1. 管理者のアカウントで Office 365 へサインインします。
  2. Admin center を開き、左側の一覧から「設定」-「アプリ」を開きます。
  3. 右側の一覧から「Office ソフトウェアのダウンロード設定」を選択します。
    Admin center で「設定」-「アプリ」を開いた
  4. 「Office ソフトウェアのダウンロード設定」が開きます。「PC 用のソフトウェア」で「2016 バージョン」が「オン」になっていることでしょう。 
    ※画像のように「2016 バージョン」と「2013 バージョン」の両方が「オン」になっている場合、ユーザーが選択すれば、どちらでもインストール可能です。
    「Office ソフトウェアのダウンロード設定」
  5. 「2016 バージョン」を「オフ」に切り替え、「保存」ボタンを押します。
    「2016 バージョン」を「オフ」してみた
  6. 「ソフトウェアのダウンロードの設定が更新されました。」と表示されたら、「閉じる」ボタンを押します。
    ソフトウェアのダウンロードの設定が更新されました。

これで、社員用のアカウントで、Office 365 へサインインすると、右上のOffice 製品インストールボタンが Office 2013 がインストールされるボタンに変わります。

Office 365ページでの右上「Office 2013」がインストールされるようになった

なお、この設定にしてしまった場合、管理者によって停止されているので、Office 2016をインストールすることはできません。一部のユーザー二のみ、Office 2016を利用させたい場合、Office 展開ツールを使って手動でダウンロードおよびインストールをする必要があります。

参考:Office 365 ProPlus 更新プログラム チャネルの概要

なお、法人用 Office 365 の Office 2013 Professional  Plusは、一般的なOffice製品と違いOffice 365 サブスクリプション購入者に対するメインストリーム サポートの終了が使用期限になります。現在のところ、Office 2013の更新プログラムは、2017年2月28日まで提供予定とのことです。それまでには、Office 2016へバージョンアップした方がいいでしょう。

参考:Support for the 2013 version of Office 365 ProPlus ends February 28, 2017

Office 2013はいつまで使える?  Office (オフィス) 365 相談センターブログ  ソフトバンク コマース&サービス

2016年10月22日 追記:
Office 製品のインストールに関する仕様に新しい動きがありました。搭載されていない製品であれば、Office 2013とOffice 2016での別バージョンの製品がインストール可能です。詳細は、Office 2013の環境に Office 2016 製品が追加できる!でどうぞ。

2017年2月1日 追記:
2017年2月28日以降、Office 2013のダウンロードができなくなります。詳細は、Office 365 サブスクリプションでの Office 2013は2017年2月28日終了でご確認ください。

2016年10月16日

法人向け Office 365 の Azure AD を利用する

企業用の Office 365 を使っています。このたび、1台の Windows 10 を複数の社員で利用することになりました。企業用 Office 365 のアカウントを使う場合、どうするといいのでしょう?

まず、用意する Windows 10 のエディションは、Pro、もしくは、Enterprise にします。そして、このページを参考にして、1台のWindows 10を複数で使う社員の Office 365 アカウントを Azure AD (Azure Active Directory)に割り当てます。

今回、私は、Office 365 Enterprise E3で確認してみました。Active Directory の統合は、家庭向けではできませんが、一般法人向けの Office 365 であれば、どのエディションでも利用可能です。まずは、法人向け Office 365 でAzure AD を利用できるようにし、利用する社員にライセンスを割り付けます。ライセンスを割り付けたアカウントで、Windows 10 を企業用にセットアップします。Windows 10を企業用にセットアップする方法は、Windows 10 Ver.1607 を企業向けにセットアップ を参考にしてください。なお、Azure AD を割り当てる前に Windows 10パソコンを先に企業用にセットアップしてあっても大丈夫でした。

次のように作業します。

  1. Office 365 へ管理者アカウントでサインインします
  2. Office 365の「Admin center」が開くので、左側にあるメニューから「管理センター」を開き「Azure AD」を選択する
  3. 別ページで「Microsoft Azure」が開きます。初めて Azure AD を使う場合、「Azure Active Directory」で「自分の情報」、「次へ」で進んで「連絡先電話番号」の登録をします。
  4. 入力ができたら、「サインアップ」ボタンを押します。
  5. 「サブスクリプションを作成しています」と表示されるので、しばらく待ちます。
  6. 「サブスクリプションの準備が整いました」と表示されたら、完了です。
    ここで、「サービスの管理を開始する」を押したいところですが、いったん「Microsoft Azure」ページ閉じます。
    ※「サービスの管理を開始する」を押すと、Microsoft Azure のダッシュボードが開きます。Microsoft Azure のすべてのサービスが閲覧できますが、機能が多くわかりづらいかもしれません。
  7. Office 365 「Admin center」に戻り、再度「管理センター」の「Azure AD」を選択
  8. Microsoft Azure の「ディレクトリを使用する準備ができました。」のページが開くので必要に応じて「作業の開始」をする
    Microsoft Azure の「ディレクトリを使用する準備ができました。」のページ
    「ユーザー サインイン エクスペリエンスの向上」と「Azure AD Premium の取得」必要に応じてで大丈夫なようです。「ローカル ディレクトリとの統合」の Azure AD Connect は、ダウンロードして管理者のパソコンにインストールしておいてください。
  9. Azure AD Connect  のインストールが済んだら、上部にメニューが表示されるので、「ライセンス」を選択
    Microsoft Azure の「ディレクトリを使用する準備ができました。」の上部
    ※上部に「新しい Azure ポータルが登場!」と表示されている場合は、右上の「×」ボタンで消えます。
  10. 下部に表示されるバーの「割り当て」を選択
    下部に表示されるバー
  11. 「ライセンスを割り当てます」が表示されます。ライセンスを割り当てたいメンバーを選択します。
  12. 右側の「割り当て」欄に表示されます。表示されない場合は、「名前」欄の右端にでる「+」ボタンを押してみてください。一度に複数の人を割り当てることも可能です。
  13. ライセンスを割り当てるメンバーが「割り当て」欄に表示されているのを確認し、「割り当て」欄の下部にあるチェックマークを押す。
    ※上部にもチェックマークがありますが、そこは違います。
  14. 以上で、選択したユーザーのアカウントに Azure AD のライセンスが割り当てられます。

これで、企業用にセットアップしたWindows 10 Proでサインインしてみましょう。サインインするアカウントは、Azure ADのライセンス割り当てをしたものです。

「設定」-「アカウント」で「職場または学校への接続」を確認すると「Azure AD に接続済み」と表示されました。
「設定」-「アカウント」で「職場または学校への接続」

さて、このパソコンで複数の社員が使うには、どうするといいのか?「設定」-「アカウント」-「他のユーザー」で「その他のユーザーをこのPCに追加」を押すと、「このユーザーはどのようにサインインしますか?」が表示されます。説明文には「追加するユーザーのメールアドレスまたは電話番号を入力してください。Windows、Office、Outlook.com、OneDrive、Skype、Xboxを使用しているユーザーの場合、そのユーザーがサインインに利用しているメール アドレスまたは電話番号を入力してください」とあります。つまり、これは、Microsoft アカウントを入力します。ここに法人用の Office 365 アカウントを入力すると「Microsoft アカウントではないようです」と表示されエラーになります。

「このユーザーはどのようにサインインしますか?」で法人用 Office 365のアカウントを入力してみた

また、法人用の Office 365 アカウントをMicrosoft アカウントにしようとすると「職場や学校のメール アドレスを使ってサインアップすることはできません。」と表示されます。

「アカウントを作成しましょう」で法人用 Office 365のメールアドレスを入力してみた

これは、2016年9月15日から、企業用のアカウントで Microsoft アカウントにサインインできなくなったためです。

参考:#AzureAD と Microsoft アカウントの重複問題に対する取り組み – Cloud and Server Product Japan Blog

「設定」-「アカウント」-「他のユーザー」で「その他のユーザーをこのPCに追加」は、使いません。次のようにして直接、サインインし直します。サインイン中のアカウントからサインアウトします。サインイン画面の左下に「他のユーザー」が表示されますので、押します。

image

サインイン画面が「他のユーザー」に切り替わります。「サインイン先」が「職場または学校アカウント」と表示されているのを確認して、「メールアドレス」欄にライセンスを割り当てた他のメンバーの企業用 Office 365のアカウントであるメールアドレスを入力、「パスワード」欄にそのパスワードを入力します。

image

サインインできると、初回は、本人確認を求められました。すぐにコードを受け取れる電話番号やSMSを受け取れる携帯電話の番号を入力します。この電話番号は事前に登録したものではなく、本当にすぐ使える人なのか確認するものですので、すぐに受け取れる電話番号を入力します。また、セットアップしてあればスマートフォンの認証アプリで生成されるコードを入力してもいいようです。

これで、複数の社員が1台の Windows 10 パソコンを使えるようになります。ただし、プロファイルを別に作って完全に独立した環境を構築します。そして、管理者は、セットアップをした際に使ったアカウントのユーザーで、「他のユーザー」でサインインしている人に変更することや管理者の追加はできないようです。

参考:Office 365 ID と Azure Active Directory について - Office 365

2016年10月 8日

プロバイダのメールがOutlook.comで受信できない

プロバイダからもらっているメールアドレスをブラウザを使って Web 上から Outlook.com にアクセスしてメールを送受信していました。 先日、Microsoft から「アップグレードされた Outlook.com をお試しください」というメールが届き、Outlook.com のページが変わりました。そのころから、受信トレイを開いてもメールが何も入ってこなくなりました。そこで、プロバイダのメールをWebページから確認してみました。プロバイダの方の受信トレイにはメールが毎日数通入っています。いったいどうなってしまったのでしょうか?

旧システムの Outlook.com の時代に、Gmail や Yahoo! メール、その他 POP3 を利用できるプロバイダからのメールも、Outlook.com から送受信できることを紹介しました。

参考:Outlook.com でプロバイダーのメールを送受信

旧システムでは、「オプション」-「メール アカウント」を開き、「送受信用アカウントの追加」で、Gmail や Yahoo! メール、その他 POP3 を利用できるプロバイダからのメールアドレスを追加します。後は、受信(POP3)サーバー情報や送信(SMTP)サーバー情報が自動的に入力されます。設定が完了すると、プロバイダー宛に届いてメールが Outlook.com で受信できるようになるというものです。

これが Outlook.com の新システムになって、どうなっているか確認してみました。

新システムでは、右上の「設定(歯車マーク)」を開き、「接続されているアカウント」を選択します。
「設定(歯車マーク)」を開いたところ

「接続されているアカウントの管理」で「旧システム」の際に送受信できるよう登録したメールアドレスを選択します。「編集(ペン印)」を押します。

「接続されているアカウント」の画面

「接続されているアカウントの編集」を開きます。表示される「サーバー情報」を確認します。ここで、登録済みの「受信(POP)サーバー」と「送信(SMTP)サーバー」の内容を確認するわけです。間違いないと思うのですが、どうにも、受信できない。

どうにも受信できない場合は、アカウントの「状態」が「更新中」のままになっています。

接続されているアカウントの「状態」が「更新中」

そんな場合は、「更新(2つの矢印が回っている)」ボタンを押してみましょう。「状態」が「最新の状態」になったら、メールが届いているかどうか、確認します。

新規登録の方法は、下記ページで紹介されていました。どうしても、うまくいかない場合は、新規に Microsoft アカウントを作って、設定後、どうなるか確認してみるといいでしょう。

参考:Outlook on the web でメール アカウントを接続する (Office 365) - Office のサポート

次のようにします。

  1. 「接続されているアカウント」で、「他のメール アカウント」 を選択します。
  2. 「メール アカウントの接続」が開くので「メール アドレス」欄にOutlook に接続するメール アカウントと「パスワード」欄にそのパスワードを入力して、「OK」ボタンを押します
  3. 「接続の種類を選択する」 で、「POP 接続の設定」を選択して、「OK」ボタンを押します。 
  4. 「新しい POP アカウントの接続」 でメールアドレス」欄に接続しているアカウントのメール アドレスを入力します。「ユーザー名」欄に、もう一度メール アドレスを入力し、「パスワード」欄にそのメールのパスワードを入力します。
  5. メールのコピーを Outlook にのみ届くようにして、コピーを他のメール サービスに保存しない場合、「サーバーにメッセージのコピーを置く」のチェックを外します。 このボックスの選択を解除しない場合、Outlook でメールを削除しても、メール サービスに存在し続けます。メールを削除するには、メール サービスにサインインする必要があります。
  6. 「サーバー情報」欄では、メール プロバイダーから入手した情報を入力します。
    ※なお、ここ以降、画面がスクロールできなくなりました。入力欄の選択は、Tab キーで移動可能です。戻りたいときは、Shift+Tabキーを押します。
  7. 入力が完了したら、Tabキーで「OK」ボタンまで移動し、Enter キーを押します。
  8. 接続が完了しました。と表示されたら成功です。しかし、英語でエラーメッセージが標示された場合は、どこかに入力ミスがあります。「戻る」ボタンで戻って、よく確認します。

ただ、どうにも受信できない場合、旧システムでは、POPサーバーへアクセスする時間が「30分に 1 回」と決まっていました。また、1回の同期で最大60通までのメールが同期され、同期して受信する場合、1通のメールの最大サイズは25MBまでです。このことから、プロバイダでメールを受信したら、即 Outlook.com のメールアドレスへ転送するよう設定した方がスムーズです。

プロバイダーのサーバーから転送する際に、サーバーにメールを残さない設定にしておけば、後で、Outlook.com のPOPからプロバイダへアクセスを試みても、既に転送されていて、「受信トレイ」は空っぽなので、重複して受信することはありません。

なお、転送設定をした後は、テストメールを送信して、きちんと転送されるかどうか、確認をしておきましょう。特に、Yahoo メールは、転送設定をしても、転送されないことがあります。ご留意ください。

また、この件は、Outlook.com のシステムの不具合だと考えられます。Outlook.com のページで右上に「?」のアイコンがあります。そこを開くと、下部に「フィードバック」が見つかります。新システムでの問題なので、「フィードバック」で現象を報告してみると、修正してくれるかもしれません。

2016年10月21日 追記:
Microsoft ヘルプより回避策が出ました。プロバイダのメールがOutlook.comで受信できない (公式回避策) 

2016年10月 6日

Windows 10:ストアアプリをリセットする

Windows 10を使っています。ストアアプリでエラーを起こしているものがあります。不具合を修正したいのですが、どうするといいのでしょう?

Windows 10のストアアプリで不具合を起こしている場合、一度、アンインストールしてから再インストールします。アンインストールは、ストアアプリのタイルを右クリックすると表示されるメニューからできます。

「モバイル コンパニオン」のタイルを右クリックしてみた

しかし、中には、簡単にアンインストールできないタイプもあります。

「メール」アプリで右クリックしてみたが「アンインストール」がない

そんな場合は、Windows PowerShell のコマンドを使ってアンインストールの作業をしますが、その前に!一度、リセットしてみましょう。

次のようにします。

  1. 「設定」-「システム」-「アプリと機能」と進みます。
  2. リセットしたいアプリを選択して、「詳細オプション」を押します。
    「設定」-「システム」-「アプリと機能」
  3. 「このアプリが正しく機能しない場合はリセットしてください。」の「リセット」ボタンを押します。
    「メール/カレンダー」アプリの詳細オプション
  4. 確認のメッセージが表示されるので、「リセット」ボタンを押します。
    確認のメッセージ
  5. 「リセット」ボタンの右側にチェックマークがついたら、リセット完了です。
    リセット完了

リセットが完了したらストアアプリを起動して、現象がどうなるか確認します。ここまでやって、現象が再現する場合は、下記ページを参考にして該当アプリをアンインストールし、「ストア」アプリから再インストールしてみてください。

マイクロソフト コミュニティ: Windows 10 に搭載されているアプリを再インストールする方法

なお、「ストア」アプリ自体がおかしく、上記「リセット」でもうまくいかない。目的のアプリがインストールできないなどでリセットしたい場合は、次のようにします。

  1. Win+R キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
  2. 「名前」欄に WSReset.exe と入力して「OK」ボタンを押します。
    ファイル名を指定して実行
  3. 下記のような感じで表示されますのでしばらく待ちます。
    「ストア」アプリのリセット中

「ストア」アプリが正しく起動したら、リセット完了です。現象がどうなったか確認してみてください。

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