ブログパーツ「Microsoft Translator Widget」
Microsoft Translator による機械翻訳 で紹介した Microsoft のWeb ページ用の機械翻訳ツールが新しくなりました。
Microsoft® Translator Widget (トランスレーター ウィジェット)
私のブログでもサイドバーに設置してある下記のようなブログツールです。
2010年4月現在、Microsoft Translator でサポートされている言語は下記の30言語。
アラビア語 | デンマーク語 | ポーランド語 |
イタリア語 | ドイツ語 | ポルトガル語 |
オランダ語 | トルコ語 | リトアニア語 |
ギリシャ語 | ノルウェー語 | ルーマニア語 |
スウェーデン語 | ハイチ語 | ロシア語 |
スペイン語 | ハンガリー語 | 日本語 |
スロバキア語 | フィンランド語 | 簡体字中国語 |
スロベニア語 | フランス語 | 繁体字中国語 |
タイ語 | ブルガリア語 | 英語 |
チェコ語 | ヘブライ語 | 韓国語 |
さて、このツール、Web ページやブログをお持ちの方なら、どなたでも利用可能です。ただし、説明文が英語です。このページ自体を日本語に翻訳してくると助かるのですが、その仕組みは組み込まれていませんでした。
そこで、今回は、どのようにしてブログや Web ページに設置するためのコードを取得したらいいのかを紹介しましょう。
※すべてのブログで使えるわけではありません。セキュリティ的にタグを書き換えてしまうブログサービスの場合は使えません。(例:Windows Live Spaces, Wordpress.com)
- Microsoft® Translator Widget にアクセスします。
- Site address 欄に、自分の Web サイトやブログの URL を入力
- Site language 欄では自分の Web ページやブログで使われている言語を選択します。日本人の場合は、日本語なので「Japanese」を選択します。
- Translation では、翻訳方法どうするのか選択します。翻訳を Translator Widget で制御したい場合、「Display widget control」にチェックを付け、5に進みます。ここでチェックを外した場合は、6に進みます。
- Translation settings で どのように自分のページを翻訳させるのか決めます。
Manual(手動) アクセスしたユーザーが Translator Widget を使い、自分で翻訳するかどうかを選択してもらう Notify(通知) アクセスしたユーザーがこのページで使われている言語と違う言語のシステムの場合、翻訳するかどうか自動的に通知する Auto(自動) アクセスしたユーザーがこのページで使われている言語と違う言語のシステムの場合、自動的に翻訳を開始する - Color や Widget width で表示に使いたい色と幅を決めます。幅は、200ピクセルから360ピクセルまで設定可能。なお、設定した色や幅は、右側の「Preview」で確認できます。
- Collaborative Translations とは、「共同翻訳機能」のことです。ただし、2010年4月現在は、招待性プログラムです。Invitation Code と呼ばれる招待コードをお持ちの方のみ使用可能。
2010年4月22日追記:
Microsoft Translator チームより連絡が入りました。この Collaborative Translations 「共同翻訳機能」 (CTF)に興味のある方で招待コードがほしい方、また使い方に質問などがある方は、takakoa@microsoft.com へ連絡してみてください。なお、メールは、日本語で書いて大丈夫です。
2010年5月11日 追記:
招待コードをもらった後、どう作業したらいいのかは、Microsoft Translator Widget に CTF 機能を組み込む方法をご参照ください。 - Generate widget の「I agree to the Microsoft Translator Terms of Use.」(訳:マイクロソフトの翻訳利用規約に同意します。必須)にチェックをつけ「Generate code」ボタンをクリックします
以上で、自分の Web サイトやブログ用の Translator Widget タグコードが表示されます。後は、表示されたコードをコピーして、自分の Web ページやブログに張り付け、表示させます。
さて、私のブログでは、Translation settings を Notify(通知)にしてみました。言語を英語に設定したブラウザでアクセスすると、自動的に Translator のバーが起動し「Translate this page?」と聞いてくれました。
Translator バーの右向きの三角ボタンをクリックすると、翻訳が始まります。
違う言語で翻訳したい場合は、言語の下三角ボタンをクリックすると変更可能です。
フランス語でアクセスするとこんな感じ。
日本語と英語以外は全く読めませんが、一挙に Global なブログになった気分です。
2010年4月18日 追記:
この続きがあります。Microsoft Translator Widget の CTF機能 でどうぞ。
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投稿: Valtron | 2013年4月20日 04:33