Windows Home Server の共有フォルダ
Windows Home Server は、家族皆でファイルを共有できるように「共有フォルダ」が用意されています。
初期状態では、「ソフトウェア」「パブリック」「ビデオ」「音楽」「写真」の5つのフォルダが用意されていました。
そして、その Windows Home Server のユーザーアカウントでログインすれば、自由に使うことができるようになっていました。
なお、これに不都合がある場合は、ユーザーごとにアクセス権を指定することもできます。
共有フォルダのアクセス権を変更する
- Windows Home Server コンソールを開く
- 「共有フォルダ」タブを選択
- アクセス権を変更したいフォルダを選択し、プロパティをクリック
- 選択したフォルダのプロパティが開くので「ユーザーアクセス」タブを開く
- そのユーザーにどんなアクセス権を持たせるか選択する
「完全」 このフォルダのファイルに対して読み取りや書き込みをおこなうことができます。さらに、ファイルの変更や削除、新しいファイルやサブフォルダの作成も可能です。また、自分のパソコンとこのフォルダ間でファイルのコピーが自由にできます。 「読み取り」 このフォルダ内のファイルを読み取ることはできますが、書き込むことはできません。また、このフォルダから自分のパソコンへファイルをコピーすることはできますが、その逆はできません。 「なし」 このフォルダの存在を確認することはできますが、その内容にアクセスすることはできません。 - 選択したら「OK」をクリックしてプロパティを閉じます。
共有フォルダを追加したい
共有フォルダを新たに追加したい場合は、Windows Home Server コンソールの「共有フォルダ」タブで「追加」をクリックします。
「共有フォルダの追加」の「共有フォルダの名前と説明の入力」が表示されますので新しく作る共有フォルダの名前を[名前]に、説明を[説明]に入力し、[次へ]ボタンをクリックします。
後は、アクセスするユーザーのアクセス権を指定し、「完了」ボタンをクリックします。
共有フォルダ追加作業が行われ、正常に作業が済むと「終了」ボタンが押せるようになります。
「終了」ボタンを押して「共有フォルダの追加」を閉じれば完了です。
共有フォルダの使い方
Windows Home Server の共有フォルダを開きたい場合は、自分のパソコンのデスクトップ上にある「サーバー上の共有フォルダ」アイコンをクリックします。
パソコンのログインパスワードと Windows Home Server のユーザーアカウントで設定したログインパスワードが違っている場合、右のようなサーバー接続画面が開いて「ユーザー名」と「パスワード」の入力を求められます。Windows Home Server のユーザーアカウントで設定したユーザー名とパスワードを入力してください。
後は、サーバー上の共有フォルダが表示されますので使いたいフォルダを開いて、アクセス権に応じた操作をします。
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